1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

黄金町、渡鹿野島、沖縄、秋葉原、フィリピン、タイ、シンガポール、マレーシア、チリ…10年以上をかけ、夜の街を行脚し続けた著者が女たちの日本史を紡ぐ。現場ルポの決定版『娼婦たちから見た日本』絶賛発売中!

PR TIMES / 2014年7月11日 15時16分

角川書店ブランドカンパニー

人の寂しさは、人でしか救うことが出来ない――。
もの言わずに、日本各地の売春街から消えていったじゃぱゆきさんや、日本人娼婦たち。日陰に生きる彼女たちは、社会の弱者でもある。彼女たちの身に起ったことは、次に私たちに起ることである。
彼女たちは、日本人をどのように見てきたのか?そして、日本社会をどのように捉えてきたのだろうか?
黄金町、渡鹿野島、沖縄、秋葉原、フィリピン、タイ、シンガポール、マレーシア、チリetc.
10年以上をかけ、夜の街を行脚し続けた著者が、女たちの日本史を紡ぐ。現場ルポの決定版!!
――灰色の街に、彩りを娼婦たちは与える。



上原善広氏 推薦!!
「性風俗や娼婦については幅広く出版されているが、日本からマレー半島、南米までを理屈抜き、徹底した現場主義を貫いたルポは珍しいだろう。本書はまさに『娼婦巡礼』の旅である」


<本書に登場する娼婦たち>
●黄金町の盛衰を見つづけた外国人娼婦 
●沈みゆく島で信仰とともに生きるタイ人娼婦
●国策に翻弄されたからゆきさんと、じゃぱゆきさん
●ジャパーニーズドリームの体現者・アニータのいま
●沖縄、フィリピン、タイ。基地の町でネオンに当たり続ける女たち
●無自覚に“お散歩JK”に入っていく秋葉原の少女

<本書の収録内容>
プロローグ――空気のように、常に娼婦たちはいた
 →歴史の陰に置かれた女たち、娼婦。しかし、彼女たちは常にいた。娼婦との初めての邂逅から旅の始まりを
  描く。

第一景 売春街は死に、外国人娼婦は溶けた――神奈川県横浜黄金町
 →開国以来、色街と縁の深かった横浜。そこで外国人娼婦がずらりと並んで春を売っていた街があった。
  黄金町である。江戸時代から戦前、そして平成まで、黄金町の栄枯盛衰を辿る。娼婦が集った街の歴史から、
  日本が見える。

第二景 四百年の歴史を娼婦は灯す――三重県渡鹿野島
 →売春島と一時期インターネットや雑誌媒体で名高かった島。しかし、いまでは侘びしいものである。
  遊女の歴史と共に、いまの島で身体を張るタイ人娼婦を追った。

第三景 国策に娼婦は殺された――東南アジア、熊本県天草
 →“タレント”として日本への渡航を願う女性たち。ミンダナオ島はじめ、貧しい島から家族の期待を担って
  夜の世界に彼女たちは入っていく。かつては、日本人女性もじゃぱゆきさんとして翻弄されていた。
  明治維新後、じゃぱゆきさんに外貨獲得を頼った日本は、富国強兵後、“国家の恥”と彼女たちを切り捨てた。
  交錯する過去と今。

第四景 ジャパニーズドリームを娼婦は体現した――チリ、フィリピン、タイ
 →アニータ。巨額のカネを日本人から貢がれたチリ人女性。娼婦たちからジャパニーズドリームの体現者と
  された女性である。チリに赴き、体当たり取材を敢行し、彼女に密着取材。彼女はいま、日本を、かつて
  の男たちをどう見ているのか。一文無しになった男たちの姿も追った。

第五景 娼婦は基地を抱き、基地に傷つけられる――沖縄県
 →浄化され続ける日本の色街。沖縄も例外ではない。かつて栄えたちょんの間街は、往時の面影をまったく
  残していない。橋下発言で揺れていたなか、沖縄の夜の街を著者は行脚する。人間の営み、娼婦たちの営
  みとは?

エピローグ――灰色の街に彩りを娼婦たちは与える
 →秋葉原のお散歩JKを取材。自覚なく、娼婦と同じ夜の世界へと足を踏み入れてしまう少女たちの姿。
  変容する色街を見つづけたことで現れた、日本社会の姿とは?

【著者について】
八木澤 高明(やぎさわ たかあき)
1972年神奈川県横浜市生まれ。写真週刊誌フライデー専属カメラマンを経て、2004年よりフリーランス。2001年から12年まで取材した「マオキッズ 毛沢東のこどもたちを巡る旅」が第19回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。本書は10年以上にわたり、日本各地の夜の街と女たちを取材してきた著者が、現時点の集大成としてまとめあげた一作である。他書に『黄金町マリア 横浜黄金町路上の娼婦たち』『写真録 さらば中国』(ミリオン出版)、『ネパールに生きる 揺れる王国の人びと』(新泉社)、『フクシマ2011、沈黙の春』『フクシマ物語 幸四郎の村』(新日本出版社)がある。

【書籍概要】
『娼婦たちから見た日本』
八木澤 高明 著
発売 2014年7月10日
定価 1700円(税抜)
⾴数 320⾴
体裁  四六上製
ISBN 978-4-04-101387-8-C0095
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=321301000080

-----------------
◆本件に関するお問い合わせ先:
<作品・商品の内容に関して>
株式会社KADOKAWA 角川書店BC
〒102-8078
東京都千代⽥区富⼠⾒2-13-3
電話・編集03(3238)8555

<販売・宣伝に関して>
株式会社KADOKAWA
〒102-8177
東京都千代⽥区富⼠⾒2-13-3
電話・営業03(3238)8521
電話・宣伝03(3238)8688
--
メールでのお問い合わせ
https://wwws.kadokawa.co.jp/contact/
web KADOKAWA
http://www.kadokawa.co.jp/
-----------------

企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください