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全てのSTM32マイコンへのLL API導入を完了

PR TIMES / 2017年7月19日 9時53分

APIにより、STM32Cube(TM)環境上におけるコードを最適化



[画像: https://prtimes.jp/i/1337/802/resize/d1337-802-628388-0.jpg ]

STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、32bitマイクロコントローラ(マイコン)STM32向けのすべてのSTM32Cubeソフトウェア・パッケージに、無償のLL API(Low-LayerApplication Programming Interface)ソフトウェアを導入しました。便利で使いやすいSTM32Cube(TM)環境では、ST実証済みソフトウェアを活用し、自身のコードをレジスタ・レベルまで最適化できます。そのため、エンジニアはLL APIにより製品開発期間の短縮が可能です。

すべてのSTM32CubeパッケージでLL APIとハードウェア抽象化レイヤ(HAL)を組み合わせて使用できるため、ペリフェラルの制御が非常に柔軟に行えます。また、エンジニアはHALの従来の使いやすさや移植性に加え、LL APIの性能を組み合わせることにより、コード・サイズ、消費電力、およびパフォーマンスの最適化が可能です。さらに、マイコン開発ボード STM32 Nucleo向けに最適化されたサンプル・コードは、その他のSTM32マイコンへの移植を簡略化するテンプレートとして使用可能です。

LL APIには、STM32用ソフトウェアSTM32 Standard Peripheral Libraries(SPL)と同様にペリフェラル初期化ライブラリなどの機能があり、従来のSPLからシンプルかつパワフルなSTM32Cube開発エコシステムへの移行を簡略化します。LL APIを使用することで実現できる優れた性能は、直接レジスタにアクセス可能なサンプル・コードを提供するソフトであるSTM32Snippetsに相当します。

LL APIは、一部記載のあるものを除いてMISRA-C 2004に準拠していると共に、Grammatech CodeSonar(R)による最適なコード品質と信頼性を有しています。また、STM32CubeMXの自動アップデート機能で、LL APIは常に最新版に更新されます。

また、生産性のさらなる向上のため、STM32CubeMXツールが、STM32L0、STM32F0、STM32L4およびSTM32F3用LL APIのペリフェラル初期化コードを自動生成します。その他のSTM32マイコンも、今後数ヶ月以内にサポートされる予定です。説明書に加えて、SPLからLLへのコード移植用自動化ツールも入手可能です。

詳細については、 http://www.st.com/stm32cubefw をご覧ください。

STマイクロエレクトロニクスについて
STは、私たちの暮らしに欠かすことのできないエレクトロニクス機器に、優れた性能と高い電力効率を特徴とした半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。あらゆるシーンで活躍するSTの製品は、お客様が開発する次世代モバイルやIoT機器の他、よりスマートな自動車、工場、都市および住宅を可能にします。STは、生活をより豊かにする技術革新を通じ、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。STは、10万社を超えるお客様に半導体を提供しており、2016年の売上は69.7億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st.com )をご覧ください。

◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
マイクロコントローラ・メモリ・セキュアMCU製品グループ
TEL : 03-5783-8240 FAX : 03-5783-8216

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