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京都発のアートフェア「Art Collaboration Kyoto」が10月に開催

PR TIMES / 2023年5月31日 18時15分

出展ギャラリー/キュレトリアルテーマ/パブリックプログラム ゲストキュレーター/新セレクションコミッティーメンバーのお知らせ

京都府とArt Collaboration Kyoto 実行委員会は、「Art Collaboration Kyoto(ACK)」を2023年10月28日(土)から30日(月)まで開催します。ACKは従来の作品売買を主とするアートフェアの枠組みを越え、現代アートとコラボレーションをテーマにした日本最大級の国際的なアートフェアとしてこれまで2回開催しています。
3回目の開催となる今回は、コロナ禍の分断を経て新しい世界を生きていくため、プログラムディレクターの山下有佳子がキュレトリアルテーマとして「Visions of a Torn World:循環と共存」を掲げ、会場規模を拡大し開催します。
京都ゆかりの作家や作品の展示をはじめ、ACKならではのコンテンツを充実させ、海外から新たなセレクションコミッティメンバーと、総勢64のギャラリー(16カ国24都市)を迎え、より国際色強く開催していきます。また、キュレトリアルテーマに着想を得て展開するパブリックプログラムでは、太平洋・アジアの歴史学やジェンダースタディーズの専門家であるグレッグ・ドボルザーク氏をゲストキュレーターに迎えます。



[画像1: https://prtimes.jp/i/5484/828/resize/d5484-828-2b26f787ae5847160c35-5.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/5484/828/resize/d5484-828-f92aa19f822235da3c0a-4.jpg ]


<Art Collaboration Kyoto 開催概要>
 会 期:一般公開 2023年10月28日(土)−10月30日(月)
     (内覧会 10月27日(金) ※報道関係者と招待者のみ)
 会 場:国立京都国際会館(京都市左京区宝ヶ池)ほか
 主 催:Art Collaboration Kyoto 実行委員会
      京都府、一般社団法人日本現代美術振興協会、一般社団法人日本現代美術商協会、
      一般財団法人カルチャー・ヴィジョン・ジャパン、京都商工会議所、
      公益財団法人京都文化交流コンベンションビューロー
 助 成:令和5年度 内閣府 デジタル田園都市国家構想交付金
     令和5年度 観光庁 観光再始動事業
 後 援:日本貿易振興機構 京都貿易情報センター
     京都市、日本商工会議所、一般社団法人 新経済連盟、京都新聞
 U R L:a-c-k.jp

<出展ギャラリー数:64(国内35、海外29、うち初出展33)> ※出展ギャラリー *=初出展
ACKでは「ギャラリーコラボレーション」と「キョウトミーティング」の2つのセクションを設けています。

■ギャラリーコラボレーション
国内のギャラリーが海外のギャラリーをゲストに迎え、1つのブースをシェアして出展するセクション。今回は日本から26ギャラリーが参加、海外に本拠地のある27ギャラリー(北中南米:9、欧州:9、アジア:8、オセアニア:1)をゲストに招き、総勢53ギャラリーが世界水準の現代アートを国内外に発信します。

ホストギャラリー(国内26ギャラリー)
ANOMALY (東京)、Blum & Poe (東京、ロサンゼルス、ニューヨーク)、COHJU contemporary art (京都)、
CON_ (東京)*、EUKARYOTE (東京)*、HAGIWARA PROJECTS (東京)、imura art gallery (京都)、
KAYOKOYUKI (東京)、KOKI ARTS (東京)、KOTARO NUKAGA (東京)、
MISAKO & ROSEN (東京、ブリュッセル)、ミヅマアートギャラリー (東京、シンガポール、ニューヨーク)、
MORI YU GALLERY (京都)、Satoko Oe Contemporary (東京)、SCAI THE BATHHOUSE (東京)、
思文閣 (京都)、Sho + 1 (東京)*、シュウゴアーツ (東京)*、STANDING PINE (名古屋)、
Taka Ishii Gallery (東京、京都、前橋)、TARO NASU (東京)、小山登美夫ギャラリー (東京)、
XYZ Collective (東京)*、Yoshiaki Inoue Gallery (大阪)、Yutaka Kikutake Gallery (東京)、4649 (東京)

ゲストギャラリー(海外27ギャラリー)
ROH (ジャカルタ) / Fitzpatrick Gallery (パリ)*、Matthew Brown (ロサンゼルス)*、
Galleri Urbane (ダラス)*、Peter Augustus (ダラス)*、Saenger Galeria (メキシコシティ)*、
CLAAS REISS (ロンドン)*、A PICK GALLERY (トリノ)*、Ramiken (ニューヨーク)*、
Flowers Gallery (香港、ロンドン)*、ALMINE RECH (パリ、ブリュッセル、ロンドン、ニューヨーク、上海)*、
47 Canal (ニューヨーク)*、sullivan + strumpf (シドニー、メルボルン、シンガポール)*、
GALERIE LOUIS GENDRE (シャマリエール)*、A Thousand Plateaus Art Space (成都)*、
Axel Vervoordt Gallery (アントワープ、香港)*、Galerie Crevecoeur (パリ)、
Arts of Life - Circle Contemporary (シカゴ、グレンビュー)*、TKG+ (台北)、
Chi-Wen Gallery (台北)*、Mendes Wood DM (サンパウロ、ブリュッセル、ニューヨーク)*、
Galerie Eva Presenhuber (チューリッヒ、ニューヨーク、ウィーン)*、Johyun Gallery (釜山)*
Union Pacific (ロンドン)*、Rossi & Rossi (香港)、PBG (ソウル)*、Newton (ニューヨーク)*

■キョウトミーティング
京都にゆかりのあるアーティストを国内外から集め紹介するセクション。今年は海外のギャラリーも参加し、ブースを拡充します。国内からは9ギャラリー、海外から2ギャラリーが参加し、合計11のブースで京都ならではの展示をお楽しみいただけます。

アートコートギャラリー (大阪)、FINCH ARTS (京都)、Karma (ニューヨーク、ロサンゼルス)*、
Maki Fine Arts (東京)、MAKI Gallery (東京)、neugerriemschneider (ベルリン)*、
艸居 (京都、リスボン、東京)*、タグチファインアート(東京)*、TEZUKAYAMA GALLERY (大阪)、
ユミコチバアソシエイツ (東京)*、Gallery 38 (東京)


ACK 2023 キュレトリアルテーマ Visions of a Torn World:循環と共存
この数年、わたしたちの多くは、他者と対面で過ごす時間の多くを自粛せざるを得ませんでした。ですが、その一方で改めて自分自身とゆっくり向き合うことができたのかもしれません。こうしたある種の滞留期間を経て、2023年の今、他者や社会との繋がりは再び動き始めています。
今年のACKは「Visions of a Torn World:循環と共存」をキュレトリアルテーマに掲げ、今まさに始まろうとしている、分断を経た新しい世界を生きてゆく方法を模索します。
禅語には「松に古今の色なし、竹に上下の節あり」という言葉があります。
これは平等であることと、差異があることとの両者が共存するような社会のあり方を表しています。現代社会には、ジェンダーや国籍、職業など、さまざまな差異があるという事実を私たちは知っています。そして同時に、それらが実は本質的な問題ではないことにも気づき始めています。人の立場や在り方、考え方というのは流動的であり、時代の流れによって絶えず変化しメタモルフォーゼを続けていくものです。そうして形作られた社会や環境の中で、お互いの違いを理解し合ったり、立ち止まったり、考えたり、議論を重ね、よりよい方向に向かう循環を促していくことが大切なのではないでしょうか。
アートもまた、私たちが生きている時代を映し出すものの一つです。現代美術、工芸、古美術、音楽、映像、NFT、デジタルアートなど、芸術領域はますます多様化していますが、そこに優劣はなく、そのすべてに異なる価値があります。
歴史的な風景が色濃く残る京都では、伝統的な芸術だけでなく、新しい世代のアートや活動、国際的なアートフェアや芸術祭など、さまざまな文化が絶えず循環し、進化を続けています。
そうした多様なものを視覚化し、これから先の未来を共に作り出すためのきっかけにACKがなることを願っています。(ACKプログラムディレクター 山下有佳子)

[画像3: https://prtimes.jp/i/5484/828/resize/d5484-828-063ec4ff1fef9bc3a9d7-2.jpg ]

略歴
1988年東京都生まれ。京都で茶道具商を営む家庭に生まれる。
ロンドンのサザビーズ・インスティチュート・オブ・アートにてアート・ビジネス修士課程を修了。サザビーズロンドンでのインターンを経て、サザビーズジャパンにてコンテンポラリーアートを担当。主にオークションの出品作品収集及び営業に関わり、ヨーロッパのオークションにおける戦後日本美術の取り扱い拡大に携わる。2017年−2022年『THE CLUB』のマネージングディレクターを務める。
2020年に京都芸術大学の客員教授に就任。2022年に「Art Collaboration Kyoto」プログラムディレクター、「京都市成長戦略推進アドバイザー」に就任。



パブリックプログラムゲストキュレーター グレッグ・ドボルザーグ氏
早稲田大学でも教鞭をとり太平洋・アジアの歴史学やジェンダースタディーズの専門家でもあるグレッグ・ドボルザーク氏をキュレーターに迎え、会場内に作品を展示します。

略歴
早稲田大学の国際学術院専任教授。専門は太平洋・アジアの歴史学とカルチュラルスタディーズ、アート、ジェンダースタディーズ。オセアニアにおけるポストコロニアルの抵抗やアートに関する講演を多数行う。アートと学術的な交流を通じて、日本における太平洋諸島地域についての認識を高めるためのプロジェクト35(さんご)の創設ディレクター。第10回アジア太平洋トリエンナーレにおける「エアーカヌー~北オセアニアからのアート展」の共同キュレーター、ホノルルビエンナーレアドバイザーとしても活躍。


新たなセレクションコミッティーメンバー *
新たに2名のメンバーが加わります。台北とパリから気鋭のギャラリストに参加いただき、より国際色豊かなギャラリーセレクションを実現します。

[画像4: https://prtimes.jp/i/5484/828/resize/d5484-828-c4473e06ad8f209073b1-0.png ]

アクセル・ディビ Galerie Crevecoeur共同創設者
この度、敬愛するギャラリストの皆さまと共にACKのセレクションコミッティに参加できることを大変光栄に思います。2022年にACKに参加して以来、私は日本と海外のギャラリーのコラボレーション・フェアという非常にユニークなコンセプトに強い関心を抱いてきました。ACKは単なるフェアではなく、世界で最も歴史的で洗練された場所の一つである京都で開催される真のアートエキシビションなのです。

1981年パリ生まれ。政治学および美術史の修士号を持つ。2009年、アリックス・ディオノ・モラニと設立したGalerie Crevecoeurの共同創設者。現在、ギャラリーはパリ市内に3カ所ある。また、現代美術に特化した国際的なアートフェアの中でも自由で大胆なオルタナティブ・フェアとして新たな地位を確立したParis Internationaleの共同創設者であり共同経営者でもある。


[画像5: https://prtimes.jp/i/5484/828/resize/d5484-828-f6cf47c4af64b42afbdd-1.png ]

シェリー・ウー TKG+創設者兼ディレクター
この度ACKのセレクションコミッティーメンバーとして参加し、トップギャラリーの皆様と協力しながら新しい可能性を探り、京都の素晴らしい魅力を世界中のオーディエンスにご紹介できる機会を得られたことを大変うれしく思っています。
台湾の台北を拠点とする現代アートギャラリー、TKG+の創設者兼ディレクター。2009年の設立以来TKG+では、台湾の現代美術の育成と東南アジアの多様な芸術形態の振興に重点を置き、著名作家や中堅作家を国際的な場で紹介。現在では芸術表現のための主要なプラットフォームとなっている。また、ウー氏は実験的な芸術形態を実践するスペースTKG+ Projectsを通じて、新進アーティストの支援に力を入れており、アーティストの境界を越えた活動を後押ししている。

(*)セレクションコミッティー:アクセル・ディビ(Galerie Crevecoeur)、井上佳昭(Yoshiaki Inoue Gallery)、小山登美夫(小山登美夫ギャラリー)、森裕一(MORI YU GALLERY)、シェリー・ウー(TKG+)、山本裕子(ANOMALY)の計6名で構成。

※2023年5月現在の情報を掲載しています。諸事情により出展ギャラリーなどに一部変更が生じる可能性があります。最新の情報はウェブサイトや各種SNSをご確認ください。

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