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3人の少女の中身が入れかわる!? 第12回ポプラズッコケ文学新人賞大賞受賞作『もしもわたしがあの子なら』発売!

PR TIMES / 2024年6月19日 18時45分

目立つのが怖い、すべてが平凡なわたしと、美少女で人気者のあの子、クラス1の嫌われ者のあの子ーー少女3人の「入れかわり」がつなぐ、友情と自分らしさの物語

株式会社ポプラ社は第12回ポプラズッコケ文学新人賞大賞受賞作『もしもわたしがあの子なら』(作・ことさわみ)を6月19日(水)に発売しました。
書誌ページ>>https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/4056057.html
Amazonページ>>https://x.gd/s8hKB



[画像1: https://prtimes.jp/i/31579/849/resize/d31579-849-be55b9b6fe38c1574495-0.jpg ]

あらすじ


平凡な自分にモヤモヤとした気持ちを抱えていたひとみは、交通事故に遭い、クラス1の美少女で人気者のしずかになっていました。
驚くひとみのもとに、天使が現れ「なりたい人が一致した3人が同じ事故に遭ったから希望を叶えた」と説明します。
ひとみはしずかに憧れていたが、しずかがなりたかったのはクラス1の嫌われ者、押川さん。
しずかは周りを気にせず自分を貫く押川さんに憧れていたのです。
一方、押川さんがなりたかったのは、どこから見ても平凡なひとみ。
ひとみはしずかに、しずかは押川さんに、押川さんはひとみになって1週間をすごした後、
今度は2度目の入れ替わりが起こります。
ひとみは押川さんが自分が好きな人気漫画家だと知り、仲が深まる3人。
しかし、この入れ替わりには理由があったのです……。

[画像2: https://prtimes.jp/i/31579/849/resize/d31579-849-a44e014ff55da9a5d204-3.jpg ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/31579/849/resize/d31579-849-a0a0d70585aa616057da-3.jpg ]

著者紹介


作/ことさわみ…1977年愛知県生まれ、茨城県在住。幼少期から読むことも書くことも好きで、物語を思いつくとノートに書き留めていた。第12回ポプラズッコケ文学新人賞大賞を受賞し、本作でデビュー。

絵/あわい…1981年東京都生まれ。イラストレーター。2018年頃から女性をモチーフにしたイラストレーションを描き始める。書籍装画を中心に広告、似顔絵なども手掛ける。

みどころ


1.3人が2回入れ替わる…2人の入れ替わりものはありますが、3人が入れ替わる作品は希少です。
2.それぞれに違う個性をもった3人という「ズッコケ三人組」の系譜に連なる物語です。
3.今重要視されている「エンパシー」(意見の違う相手を理解する能力)を体得しつつ、改めて自分自身のありのままの良さにも気づける内容です。
4.ライトな読み口とテンポのよい展開…いい意味で「マンガみたいなストーリーだな。でも何だかおもしろいぞ」とはポプラズッコケ文学新人賞特別審査委員の宮川建郎氏の評です。
5.構成力…3人が入れ替わる設定に加えて、天使は実は押川さんが描く漫画から生まれたキャラクターというオチ。ラストまで飽きさせず、ドキドキハラハラさせられる展開です。

特別審査委員 児童文学研究者 宮川建郎氏の総評より


『もしもわたしがあの子なら」(応募時タイトル「天使の恩返し」)は、現代の『とりかえばや物語』です。平安時代末期に成立したという古典の『とりかえばや』は男児と女児の2人が入れ替わる物語でしたが、これは、天使の手配で、3人の女子中学生が、なんと2回にわたってチェンジします。作者は、この複雑でボリュームのある長編を、3人のうちで一番平凡な「ひとみ」の語りで書き切る筆力の持ちぬしです。物語が語り終えられたとき、入れ替わりによって、3人それぞれが心の奥にかかえ込んでいたもの、願っていたことが明らかになったのでした。
私は、最初に読んだとき、「マンガ」みたいなストーリーだな、でも、何だかおもしろいぞと思いました。「マンガ」というのは、決して、けなしことばではありません。「小説」のように書いたら、前後の「整合性」や「リアリティー」といった問題に足をとられて、この奇想天外な物語を書き終わることができなかったかもしれません。作者のこのおおらかで楽しい書きぶりをさらに生かして、受賞作が単行本になるようにと祈ります。

ズッコケ文学新人賞について


子どもが自分で考え、動き、成長する物語。子どもたちが自分で選び、本当に読みたいと思える物語。そんな作品を子どもたちに届けられる新たな書き手に出会えるよう、2011年にスタート。子どものための文学の未来を担う、才能ある新人がはばたく窓口として開催を重ねています。
[画像4: https://prtimes.jp/i/31579/849/resize/d31579-849-354d043aa9e7b51dc8c4-1.png ]

過去の受賞作から生まれた本
・『おれたち戦国ロボサッカー部!』 作/奈雅月ありす
・『焼き上がり5分前!』 作/星はいり
・『さくらいろの季節』 作/蒼沼洋人
・『モツ焼きウォーズ~立花屋の逆襲~』 作/ささきかつお
・『青空に、かんたーた』 作/和泉智
・『セパ!』 作/虹山つるみ
・『ライラックのワンピース』 作/小川雅子
・『ややの一本 剣道まっしぐら』 作/八槻綾介

第12回の選考について
今回は一般応募、ウェブ応募と合わせて総数168編のご応募をいただきました。その中から10作品が2次選考へ進みました。5名の弊社編集者が議論を重ねた結果、最終選考に5作品を選出いたしました。
2021年、那須正幹先生のご逝去にともない、最終選考には前回に引き続き、「ズッコケ三人組の大研究」シリーズ、那須先生の追悼本である『遊びは勉強 友だちは先生』の編者である児童文学研究者の宮川健郎氏を迎え、弊社社長、編集本部長、児童書編集グループ長ほか、計13名の選考委員が選考にあたりました。
作者の児童文学への意欲や、作品に込めた思いを読み解きながら、「ポプラズッコケ文学新人賞」にふさわしい作品とはどのような作品かと、議論を深めていきました。その結果、「今の時代の子どもたちに向けて」児童文学を書ける作者による新しい作品とのことで、ことさわみさんの「天使の恩返し」(応募時タイトル)が大賞に選出されました。

「ポプラズッコケ文学新人賞」という名称での募集は今回で最終となります。しかし、「ズッコケ三人組」のように子どもたちがお腹をかかえて、笑い、そして心から泣ける作品を目指すところは引き継ぎ、あたらしい文学賞を検討中です。

書誌詳細


[画像5: https://prtimes.jp/i/31579/849/resize/d31579-849-be55b9b6fe38c1574495-0.jpg ]

『もしもわたしがあの子なら』
ことさわみ 作
あわい 絵
発売年月:2024年6月
定価:1760円(10%税込)
書誌ページ>>https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/4056057.html
amazon>>https://x.gd/s8hKB

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