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【「長生き=辛い」は本当か?】老年心理学の第一人者が長寿者の心に迫る!『100歳は世界をどう見ているのか』発売

PR TIMES / 2024年8月6日 15時10分

株式会社ポプラ社は、ポプラ新書の新刊『データで読み解く「老年的超越」の謎 100歳は世界をどう見ているのか』を2024年8月7日に刊行します。



[画像1: https://prtimes.jp/i/31579/871/resize/d31579-871-b762e8c3d9e32c484b7a-0.jpg ]

書誌ページ>> https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8201262.html
Amazon>> https://amzn.to/3LQabon

「100歳まで生きたくない」日本人、多数。長寿国は「老い」とどう向き合うべきなのか。      
「人生100年時代」という認識は昨今すっかり浸透していますが、実際日本で100歳を超える人は9万2139人(2023年、厚生労働省)となり、今後の予測では、2065年には100歳以上が55万人近くになるともいわれています。
そんな長寿国にもかかわらず、「100歳まで生きたいか?」という質問に対して「とてもそう思う」と回答したのはわずか8.1%と日本は各国の中でも最低でした(図1)。
[画像2: https://prtimes.jp/i/31579/871/resize/d31579-871-7e2fac61d2a1a502076d-2.png ]


長生きをすると介護や認知症、病気など健康的な生活をおくれなくなるイメージが強く、「長生き」にネガティブな印象を持っている人が多いそうです。一方でアメリカの研究によると、「長生きしている人ほど不健康な時期が短い」という報告もされているなど(図4)、100歳を超えて支障なく生活できている人は、一般的に想定されているよりも多いのです。

[画像3: https://prtimes.jp/i/31579/871/resize/d31579-871-3704a2a5630fa2b69f4d-3.png ]


これまでに500人もの100歳以上の人と会って実際に話したり調査をしていた老年心理学者・権藤恭之さんは、「20年前と比べると、現代の高齢者はさまざまな機能が向上しており、老化のスピードは遅くなった」といいます。高齢化というと、健康やお金の面で不安要素ばかり取り上げられる傾向にありますが、国内外の様々な研究結果や100歳の人たちのエピソードを知ることで、長寿国で生きる現代人にとって人生との向き合い方に希望やヒントが見つかるのではないでしょうか。

目次


第1章 人の寿命はどこまで延びるのか
100歳以上は9万人/100歳を超えることが当たり前に/世界最長寿者の男性の日常生活/長寿をもたらす要因とは/500人以上の百寿者にお会いして/心とからだ、3年ごとの変化を調査/80歳くらいがちょうどいい? …

第2章 スーパー高齢者たち
加齢の速度が遅いスーパー高齢者たち/世界最長寿者、カルマンさんの認知機能/世界最長寿者、木村次郎右衛門さんの認知機能/80歳で始めた水泳で18の世界記録―長岡三重子さん/高齢でも筋力は増加する/老化は成長だ―日野原重明先生/100歳の著者―高橋幸枝さんと柴田トヨさん …

第3章 100歳の現実
健康寿命とは/有病状態を考える/介護保険の認定基準/高齢者の体力は改善している/高齢者の8つの慢性疾患について/100歳の認知症発症率/100歳の疾患と自立度 …

第4章 100歳の人は幸せか ―「老年的超越」を手がかりに
100歳の健康と幸福の関係/「自立していない=不幸」ではない/100歳の語りに見る幸福感/「年寄りには年寄りの楽しみがある」/社会から離脱する生き方/他者との境界があいまいになるのはなぜか?/自分に対する関心度、認識について/過去の役割や関係性から自由になれるか/身体機能が低くても幸せな理由 …

第5章 幸せな100歳を迎えるために
ピンピンコロリにこだわらない/飲酒と喫煙の影響/「誠実性」が長寿の秘訣?/「社会的なサポート」を積極的に受ける/ひとり暮らしの100歳たち/世界の長寿地域「ブルーゾーン」の光と闇/日本のブルーゾーン沖縄/百寿者が老いや死への理解を促す/「老害」という言葉の罠/「長生きは幸せか?」 …

【付録】100歳と付き合うための5つの方法

著者プロフィール


[画像4: https://prtimes.jp/i/31579/871/resize/d31579-871-a446b9c8a4e93999168f-1.jpg ]

権藤恭之(ごんどう・やすゆき)
1965年神戸生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科教授。老年心理学。日本老年社会科学会(理事)。日本応用老年学会(常任理事)。The Gerontological Society of America(Fellow)。2000年より慶應義塾大学と共同で東京都23区の百寿者、および全国の超百寿者を対象とした訪問面接調査を行っている。2010年からは東京都健康長寿医療センター研究所、慶應義塾大学医学部と共同で、高齢者の縦断調査SONICを開始。超高齢者を対象に健康長寿を達成するための要因を研究しながら、どうすれば超高齢期を幸せに過ごすことができるのか、その環境づくりを考えている。2020年から兵庫県朝来市で古民家再生に取り組む。

書籍情報


[画像5: https://prtimes.jp/i/31579/871/resize/d31579-871-b762e8c3d9e32c484b7a-0.jpg ]

『データで読み解く「老年的超越」の謎 100歳は世界をどう見ているのか』
権藤恭之/著
ポプラ社刊
発売年月:2024年8月7日
定価990円(10%税込)
書誌ページ>> https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8201262.html
Amazon>> https://amzn.to/3LQabon

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