【星のや沖縄】旧暦にあわせて刻を愉しむ「琉球の暦」|「新年の宴」開催 開催日:2025年1月29日~2月9日
PR TIMES / 2024年11月6日 15時15分
~琉球王朝時代より旧暦と共にある沖縄の行事や祭祀。伝統や文化を体験する催しを年間で実施。新年を迎える頃には宮中儀式に倣う「新年の宴」を開催します。~
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各施設が独創的なテーマで、圧倒的⾮日常を提供する「星のや」。海に抱かれる沖縄ラグジュアリーの最高峰「星のや沖縄」では、旧暦にあわせて刻(とき)を愉しむ「琉球の暦」を2025年1月29日より実施します。琉球王朝時代から現代にいたるまで、沖縄に伝わる年中行事や豊作・豊漁を願う祭祀は、旧暦に沿って行われてきました。旧暦の新年を迎える頃には宮中儀式「三御飾御規式(みつおかざりおきしき)」にならう「新年の宴」を開催。伝統芸能や宮廷料理など琉球王朝時代からつづく旧暦の催し物をとおして、古の時代に思いを馳せる特別な時間を過ごします。
背景
国内外8施設ある「星のや」は、「その瞬間の特等席へ。」をコンセプトに、各施設が独創的なテーマで、その土地ならではの圧倒的⾮日常を提案しています。星のや沖縄は「グスクの居館」をテーマに掲げ、琉球王朝時代から続く文化を大切にしているなかで「旧暦」に沿って行われる行事や祭祀には、沖縄独自の時間軸があると定義しました。星のや沖縄では「新年の宴」を皮切りに、旧暦と共にあった琉球王朝から続く文化を昇華し、現代、未来へと繋げるプログラムを提供していきます。
【旧暦とは】
現在使用している太陽暦は、明治6年から日本で正式に使用されるようになった、いわゆる「新暦」で、それ以前は一般に「旧暦」と呼ばれる太陰太陽暦が使用されていました。琉球王朝時代に中国に朝貢し、中国の影響を強く受けた沖縄では、旧暦は農作物の収穫や漁獲の周期とも関連があるとされ、暮らしに根付き、独自の文化を築き上げながら現代にも残っています。
新しい年の始まりを祝う「新年の宴」
特徴1 新年の儀式にならい、琉球王国の雅楽「御座楽(うざがく)」や古典音楽を鑑賞
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琉球王朝時代の正月には首里城正殿や正殿前の御庭にて、さまざまな儀式が行われていました。その新たな年を祝う儀式の1つに国王と家臣たちがお酒を飲み交わす「三御飾御規式(みつおかざりおきしき)」があります。本プログラム期間中は、儀式で演奏されていた「御座楽」や琉球古典音楽を鑑賞し、新しい年を祝います。開演の前には、宴の歴史や琉球楽器について星のや沖縄のスタッフが案内するため、参加者は演奏をより深く楽しむことができます。
【御座楽とは】
琉球王朝時代において正月の他に中国からの使者をもてなす「冊封儀式」で、王府が江戸に使節団を送る「江戸上り」などの重要な場で披露された音楽。室内で座って合奏する様から「御座楽」と呼ばれ、揚琴(ようきん)・胡琴(こきん)・琵琶など中国ゆかりの楽器が多く用いられるのも特徴です。荘重で優雅な様は琉球王国の雅楽とも称されています。
【演者所属紹介】
首里王府阿波連路次楽御座楽保存会(しゅりおうふ あはれん るじがく うざがく ほぞんかい)
琉球王朝時代の宮廷音楽「路次楽」と「御座楽」。首里王府路次楽演奏者の家系である知念賢松(ちねんけんしょう)氏の指導を受け、1977年結成。楽器や楽譜も消滅し幻の宮廷音楽と呼ばれていた音楽を伝統文化の復興・保存と継承を目的に調査、演奏活動を行う。
特徴2 料理や酒・器で、伝統を継承する職人の技に触れる
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儀式では「三御飾」と呼ばれる特有の装飾が施された琉球漆器や琉球錫器(すずき)で、酒を飲み交わし正月を祝いました。本プログラムでは、琉球漆器と琉球錫器を使用する伝統を継承しながら、現代の作家が創り出した器で泡盛と料理を楽しみます。夕食前のひとときにあわせた一口サイズで提供する料理は、「豆腐ようとフォアグラのムース」「ミミガーのゼリー寄せ」「ピパーチが香る冬瓜漬チョコレート」の3種です。いずれも沖縄伝統の食材や調理法を現代的にアレンジしています。当時と変わらぬ海からの風が渡る場所で、琉球王国の正月に想いを馳せる特別な宴で新年を祝います。
【三御飾とは】
琉球王朝で王家の正月祭祀などに使用されていた、金盃(きんぱい)・銀鋺(ぎんわん)・銀製流台(ぎんせいながしだい)、托付銀碗(たくつきぎんわん)からなる酒器と、ガラス玉で装飾を施した錫製の徳利「御玉貫(うたまぬち)」、食籠(じきろう)の総称。本プログラムでは現代の金工職人が創る、琉球の祭祀道具「酒台(しゅでー)」で御神酒(泡盛)を捧げます。
参考:沖縄県立博物館
【琉球の暦・新年の宴】概要
期間:2025月1月29日~2月9日
御座楽|1月29日、2月1・5・8日、琉球古典音楽|1月30・31日、2月1・2・3・4・6・7日
時間:20:00~20:30
料金:無料
含まれるもの:三御飾御規式の体験(御座楽または琉球古典音楽の観賞、酒肴のふるまい)
対象:宿泊者限定
定員:なし
予約:不要
星のや沖縄「琉球の暦」今後の展開
星のや沖縄では、琉球王朝時代から現代もなお大切にされている「旧暦」にあわせた催しを1年を通して実施し、その土地の文化に触れる唯一無二の滞在を提供いたします。
<旧暦の催し 一例>
・新年の宴:旧暦1月1日(2025年1月29日)
琉球王国の正月に行われていた儀式「三御飾御規式」にならい、宮廷音楽や琉球王朝時代から食されていた伝統料理とともに旧正月を祝います。
・はまうり:旧暦3月3日(2025年3月31日)
浜へ下り、海に浸かって身を清め、健康を祈る女性の祭事。ご馳走を用意して浜に集まった風習にならい、浜辺でのプログラムを実施します。
・ユッカヌヒー:旧暦5月4日(2025年5月30日)
豊漁を願う伝統行事。ユッカヌヒーの歴史を知るワークショップや伝統の木造船でのハーリー体験、琉球玩具の販売を行います。
・重陽の宴:旧暦9月9日(2025年10月29日)
中国からの使者「冊封使」をもてなす「重陽の宴」。月明りのもと沖縄最高峰の総合芸術「組踊」を鑑賞します。
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旧暦5月4日「ユッカヌヒー」にあわせたハーリーの体験
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旧暦9月9日の重陽の宴で披露された、組踊を鑑賞
SDGsへの貢献について
星野リゾートは経済価値と社会価値を両立する CSV 経営(CSV:共通価値の創造)を重要だと考えており、SDGs(SDGs: 持続可能な開発目標)を CSV経営を促進するためのフレームワークとして捉え、各施設でさまざまな取り組みを推進しています。本企画の御座楽の披露や、琉球漆器・琉球錫器の使用はSDGsの目標8「経済成長と雇用」への貢献を目指しています。
■星のや
「その瞬間の特等席へ。」をコンセプトに、各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設では、その地の風土、歴史、文化をおもてなしに繊細に織り込み、出合った季節にしか味わえない最高の瞬間を体験していただくことで、訪れた人を日々の時間の流れから解き放つ。
■星のや沖縄
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海と共に暮らす、琉球文化を昇華させた「グスクの居館」。沖縄の史跡から発想を得た「グスクウォール」と自然海岸に囲まれた敷地に、色彩豊かな畑と庭、海に臨む客室や沖縄文化を体験する道場が広がる、沖縄の贅沢を集めた海岸線に沿うリゾートです。
所在地 :〒904-0327 沖縄県中頭郡読谷村字儀間474
電話 :050-3134-8091(星のや総合予約)
客室数 :100室・チェックイン:15:00/チェックアウト:12:00
料金 :1泊 170,000円~(1室あたり、税・サービス料込、食事別)*通常予約は2泊より
アクセス:那覇空港から車で約1時間(空港リムジンバスあり<有料>)
開業日 :2020年7月1日
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=pOIGZ9VyxgU ]
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