ダスキン本社含む5拠点での電力利用を実質再生可能エネルギー100%へ
PR TIMES / 2024年3月28日 16時15分
ミスタードーナツの原材料廃棄物の一部をエネルギー化し、リサイクルループの構築も実現 2024年4月1日(月)より開始
株式会社ダスキン(本社:大阪府吹田市、社長:大久保 裕行)は、脱炭素社会の実現に向けた取り組みの一環として、アーバンエナジー株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:小林 厚、以下「アーバンエナジー」)と「ゼロエミプラン(R)」※等の利用契約を締結し、4月1日(月)よりダスキン本社ビルを含む施設5拠点で利用している電力のすべてを再生可能エネルギー由来に切り替えます。
この再生可能エネルギーの発電にはダスキンが運営するミスタードーナツで発生する原材料廃棄物の一部も利用されており、廃棄食材の再生利用にもつながります。それらの電力を当該施設にて使用することでエネルギーのリサイクルループが構築され、年間約1,100tのCO2の削減が見込まれます。
※ ゼロエミプラン(R):再生可能エネルギー指定の非化石証書等を使用することで、CO2排出係数(調整後排出係数)をゼロとし、実質的に再生可能エネルギー100%で電気を供給するプランです。
[画像1: https://prtimes.jp/i/5720/893/resize/d5720-893-a54855019a401c06f8e4-1.jpg ]
■背景と目的
ダスキンでは、2021年に「ダスキン環境目標2030(DUSKIN Green Target 2030)」を策定し、脱炭素社会の実現に向けて、2030年度までに再生可能エネルギーの利用比率を50%にすることを目標に掲げています。この目標を達成するため、以前より再資源化の取り組みに協力いただいているJ&T環境株式会社の食品リサイクル工場や、その子会社である株式会社Jバイオフードリサイクルの施設などで食品残渣から微生物の働き(メタン発酵)によってバイオガスを発生させ、そのガスで発電した電力をアーバンエナジー経由で購入し当該施設で使用します。
この食品残渣の一部には、ミスタードーナツの東北・関東・東海地域の3地域の物流センターで保管されている原材料のうち、期限切れ等でどうしても出てしまう食品残渣を利用します。ミスタードーナツの食品ロス対策については、1993年より再資源化に実施しており、今回は3地域の物流センターで排出される食品残渣を発電させるためのエネルギーとして再生利用します。
■ダスキンの再生可能エネルギー由来の利用について
利用場所:大阪府吹田市内5拠点
(本社ビル、ダスキン誠心館、江坂町ビル、ダスキンスクール、ダスキンミュージアム)
年間平均電気使用量:約270万kWh
CO2排出量:約1,167t(2023年1月~12月実績より計算)
■ダスキン環境目標2030(DUSKIN Green Target 2030)
2021年6月24日に、循環型社会づくりに向けた2030年度までの環境経営における目標「ダスキン環境目標2030(DUSKIN Green Target 2030)」を策定しています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/5720/893/resize/d5720-893-d3f4319c42012c9e0e3c-0.jpg ]
その他、ダスキンの「CO2排出量削減の取り組み」についての詳細は、コーポレートサイトをご覧ください。
https://www.duskin.co.jp/sus/ecology/savingenergyco2/
【参考】
■アーバンエナジー株式会社 概要
代表者:小林 厚 設立:2013年12月
所在地:神奈川県横浜市鶴見区末広町二丁目1番地
資本金:5千万円
事業内容:電力売買事業(小売電気事業者 登録番号:A0122)
■J&T環境株式会社 概要
代表者:露口 哲男 設立:1977年10月
所在地:神奈川県横浜市鶴見区弁天町3番地1
資本金:6億5千万円
事業内容:総合資源化リサイクル事業(産業廃棄物処理事業、一般廃棄物処理受託事業、環境計量証明事業)・総合物流事業(産業廃棄物収集運搬事業、一般廃棄物収集運搬事業、一般貨物運送事業)
■株式会社Jバイオフードリサイクル 概要
代表者:蔭山 佳秀 設立:2016年8月
所在地:神奈川県横浜市鶴見区弁天町3番地1
資本金:6千万円
事業内容:食品リサイクル・バイオガス発電事業
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