村上春樹氏の新刊に登場し、話題のラザール・ベルマン『リスト:《巡礼の年》全曲』リリース!
PR TIMES / 2013年5月15日 18時56分
2013年4月12日に発売となった村上春樹氏の新刊『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』。
発売と同時に50万部突破し、既に大ヒットとなっているこの作品に登場するラザール・ベルマンの『リスト:《巡礼の年》全曲』の国内盤が2013年5月15日発売されました(3枚組3,000円)。
この新刊のサウンドトラックor BGM的位置づけとなる重要な楽曲が、19世紀に活躍したハンガリー出身の作曲家、フランツ・リストによるピアノ曲「巡礼の年」です。新刊のタイトルに使われたこの曲は、小説中に何度も登場し、読み進めるうちに実際にこの楽曲を聴きたくなる方も多いはず。
小説中で「巡礼の年」を演奏するアーティストとして描かれているのは、"リストの再来"とうたわれたロシア人ピアニスト"ラザール・ベルマン"と"ポリーニやアルゲリッチと共に20世紀のピアノ界をリードしたオーストリアの大御所"アルフレッド・ブレンデル"。
新刊が発売されるやいなや、このラザール・ベルマンの『巡礼の年』にも注目が集まり、輸入盤とPC配信で好セールスを記録。国内盤を求める声が多く寄せられ、急遽国内盤を再発売することとなりました。
前作の『1Q84』で登場したクラシック曲がクラシック界では異例の大ヒットを記録するなど、この「巡礼の年」も初回1万枚出荷と既に話題を集めています。
また、物語の最終章で流れ、小説の核心にせまる重要な場面で登場する、知性派ピアニスト・ブレンデルが弾く『巡礼の年』も国内盤が再出荷で発売中です。
さらに、デジタル配信では、ラザール・ベルマンとアルフレッド・ブレンデルが弾く『巡礼の年』が、主要PC、スマホ配信サイトにて期間限定プライスダウン中です。
物語の重要なシーンを彩る「巡礼の年」。小説の世界にどっぷり浸るには、欠かせない一枚となりそうです。
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【アーティスト「ラザール・ベルマン」について】
1930年2月26日現サンクトペテルブルク生まれのユダヤ系ロシア人。4歳で演奏会を行い、7歳で最初のレコード録音を行った神童。東ドイツ国際青年音楽祭コンクール、ブダペスト国際音楽コンクール第1位。ピアノの名手ギレリスがカラヤンに「私とリヒテルのふたりが4本の手で対抗しても勝てそうにないピアニスト」と答えたというエピソードが広く知られるように、素晴らしい技巧の持ち主。「リストの再来」とうたわれ、フランツ・リスト賞も授与している。
ベルマンがクラシック名門ドイツ・グラモフォンにデビューした前後に録音されたのがこの盤で、ベルマンの最も高揚した時期の演奏と評されている。リスト演奏にも定評があり、この盤は〈巡礼の年〉の決定盤といっても過言ではない。2005年2月6日フィレンツェにて74歳で亡くなっている。
『リスト:《巡礼の年》全曲』ラザール・ベルマン(ピアノ)
国内盤CD3枚組 特別価格¥3,000(税込) UCCG-4818/20
発売日:2013年5月15日
【演奏者】ラザール・ベルマン(ピアノ)【録音】1977年5月 ミュンヘン
【収録曲】フランツ・リスト:《巡礼の年》 全曲
[CD 1]
第1年《スイス》 S160
1. ウィリアム・テルの聖堂
2. ワレンシュタットの湖で
3. 田園曲
4. 泉のほとりで
5. 夕立
6. オーベルマンの谷
7. 牧歌
8. ノスタルジア(ル・マル・デュ・ペイ)
9. ジュネーヴの鐘
[CD 2]
第2年《イタリア》 S161
1. 婚礼
2. 物思いに沈む人
3. サルヴァトール・ローザのカンツォネッタ
4. ペトラルカのソネット 第47番
5. ペトラルカのソネット 第104番
6. ペトラルカのソネット 第123番
7. ダンテを読んで(ソナタ風幻想曲)
《ヴェネツィアとナポリ》 S162
《巡礼の年》第2年補遺
8. ゴンドラを漕ぐ女
9. カンツォーネ
10. タランテラ
[CD 3]
第3年 S163
1. アンジェルス!守護天使への祈り
2. エステ荘の糸杉に 第1番〈悲歌〉
3. エステ荘の糸杉に 第2番〈悲歌〉
4. エステ荘の噴水
5. 哀れならずや
[スント・ラクリメ・レールム]
(ハンガリーの施法による)
6. 葬送行進曲
7. 心を高めよ[スルスム・コルダ]
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