消費者参加型"共創ワークショップ"をオンラインで実施する『オンラインプラス』
PR TIMES / 2020年6月18日 0時40分
<事例>ポストコロナ時代に選ばれるECサービスのポイントとは何か?
マイボイスコム株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:高井和久)は、インターネット調査を中心に提供している伊藤忠グループのリサーチ会社です。
近年イノベーションを志向する企業が積極的に取り組むなど、消費者参加型の「共創ワークショップ」が注目を集めています。
弊社でもオフラインでの共創型ワークショップ+分析からインサイト発掘/ファクトファインディング/コンセプトメイキングを行う『QDAプラス』を提供してきましたが、この6月から『オンラインプラス』を開始いたします。
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■オンラインプラスとは?
[画像: https://prtimes.jp/i/7815/898/resize/d7815-898-159008-0.png ]
<概要資料>
https://www.myvoice.co.jp/voice/kobetu/pdfmvc200603offline1.pdf
限定された場所で実施するオフラインでの実施と異なり、遠隔地の一般消費者や特定分野エクストリーマーを募りWEBサイトや動画を提示しながらアイディアを引き出しやすい特性があります。
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<オンラインプラス実施事例>
ポストコロナ時代に選ばれるECサービスのポイントとは?
新型コロナ感染拡大に伴う「巣ごもり消費」の影響により、ECサービスを利用されるシーンが増えました。日常的にECを利用してきた20代~30代の利用頻度が増加したことだけでなく、新たに40代以降の利用機会が増加したことも一因と考えられます。
一方でECサービスとの接点が増えたことにより、消費者の中には「もう少しこういう工夫をしてほしい」「こういうところが使いづらい」など、今まで焦点が当てられてこなかった消費者ニーズが芽生えた期間でもあったのかもしれません。
そこでマイボイスコムは巣ごもり消費期間がEC利用に変化を与えたのか/それはどのような変化であったかを『オンラインプラス』から探りました。
巣ごもり消費がもたらした、消費者のECに対する意識変容を分析し、企業のマーケティング戦略の一つの指針となるヒントになれば幸いです。
【調査概要】
≫実施日時:2020年5月(実施時間90分)
≫使用ソフトウェア:Zoom ミーティングルーム
≫参加者:8名(一般女性4名+ファシリテーター1名+サポーター1名+弊社担当者1名)
≫分析方法:質的データ分析QDA+テキストマイニング※テキストマイニングツールは弊社の『Text Voice』を使用した
<分析から見られたヒント>
Point 01 巣ごもり中、服を購入する場がECへとシフトしつつあったが、自粛解除後にも継続利用してもらうには?
巣ごもりで初めてECで服を購入した人からも肯定的な意見が見られ、巣ごもり終了後もECを利用で服を購入することが習慣化する可能性が示唆されました。
服を買うことの最大の障壁の一つは、「サイズ感」「フィット感」の確認作業ということでしたが、アプリ等による身体データを測定するなど煩雑な測定システムは受容されにくいと思われます。
≫消費者が服の購入時に活用していたのは、自分と同じ体型のユーザーやモデルの意見や写真でした。
そのため、EC上でモデルが体形・着用サイズを詳細に示し、服サイズと着こなしをネット上で提示。そのモデルに同体形のユーザーコミュニティを設けるという仕組みを構築することで、新規ユーザーの抱えるサイズへの不安をやわらげることが今後の利用促進につながると考えられます。
Point 02 「配送スタイル」の良し悪しがEC選択の新たな基準に
今回の巣ごもり期間で最も売上を伸ばした小売業の一つが生協と言われています。今回のオンラインプラスでも生協の評価は非常に高く、特に「置き配」が生活者から受け入れられている現状が伺えました。
一方で、いくつかのECサービスでは商品が個別配送されることがネックという意見も上がり、配送スタイルがオンラインショップの価値に影響を与える可能性が示唆されました。
≫ネットショップを配送スタイルから選択するユーザーの登場、そして配送サービスがブランド価値向上に直結する時代だからこそ、配送スタイルに特色を持たせたECサービスが一定の支持を得られる可能性があると考えられます。
Point 03 リアル/ネットの共存型店舗と商店街への期待
地元の商店や行きつけの店を支援したい、そのためにECサービスを利用したとの声がみられました。
しかし実際に支援できたお店は「個店」に限定されており、ECサイトも個店単位で展開されていました(BASEなどの活用)。コロナ禍への対応において、ECに対応していた個店は、そうでない個展に比べ被害は少なかったと想定できます。
また、商店街そのものはECに力を入れているわけではないため、「商店街」の支援は進みにくかったようです。
≫今後は実店舗だけでなく商店街もECを作り、リアルとネットで共存していく道を探ることになると考えられます。巨大なモール型ECへの参加では他店に埋もれてしまうため、オウンドメディアを持つ必要性に迫られる可能性が大きいかもしれません。
★分析の詳細としてフルレポートをご用意しております。ご興味をお持ちいただけたら
お気軽に以下へお問合せくださいませ。
inakamura@myvoice.co.jp
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いかがでしたでしょうか?
消費者とのディスカッションからみえる消費者のインサイトを捉えて、これから求められるマーケティング戦略に役立ててみませんか。
まだまだ対面で消費者と接点が取りづらいなかで、オンラインプラスにより消費者の気持ちを紐解き、各企業様のドメインに合わせたリサーチやインサイト発掘、また広告やプロモーションでのコンセプトメイキング・ブランドづくりを、パートナー様と共同でサポートさせて頂きます。
■会社概要
商号:マイボイスコム株式会社
代表者:高井和久
所在地:〒101-0054 東京都千代田区神田錦町3-17-11 榮葉ビル5F
設立:1999年7月1日
事業内容:インターネット調査、マーケティングデータ提供
資本金:1億6,183万円(資本準備金含む)
URL:https://www.myvoice.co.jp/
■本件に関するお問いあわせ先
企業名:マイボイスコム株式会社
担当者:企画営業第二チーム中村
E-mail:inakamura@myvoice.co.jp
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