パーソルグループ、生成AIにおける社員のアップスキリングを推進社内専用GPT用途拡大・業務効率が向上し業務時間削減43.5%UP
PR TIMES / 2024年6月5日 15時45分
~約93%の回答者が学習意欲向上に社内コミュニティを活用~
「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに掲げるパーソルホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:和田 孝雄、以下パーソルホールディングス)は、2023年より、グループ社員を対象としたグループ共通の取り組みとして、生成AI活用に関するアップスキリングを推進しています。このたび、アップスキリングに取り組んだグループ社員へのアンケート結果から、業務時間の削減がアップスキリング前後で43.5%増加した効果や、社内コミュニティが学習のモチベーション向上に繋がる傾向が明らかになりましたので、本日お知らせいたします。
■社員へのアンケート結果の主なポイント
・業務効率化への影響:パーソル社内専用GPTを活用することで、平均2.3時間の業務時間の削減ができていたが、生成AI活用に関するアップスキリングに取り組んだ後は、パーソル社内専用GPTの用途拡大・業務効率化がさらに進み、業務時間の削減は平均3.3時間に増。アップスキリング前後では43.5%増加した。・学習習慣への影響:生成AI活用に関するアップスキリングをきっかけに、新たな学びの機会・習慣が創出された。加えて社内コミュニティでの情報交換や相互コミュニケーションが、学習のモチベーション向上に好影響を与えた。
【業務効率化】パーソル社内専用GPT活用による業務時間の削減は、アップスキリング前が平均2.3時間であったことに対し、アップスキリング後は平均3.3時間とアップスキリング前後で43.5%増加した。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16451/899/16451-899-9e2c9047adfdb5e26c6aca7e8f4a1e0c-1267x683.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【業務効率化】アップスキリング後にアイデア生成、文章作成などパーソル社内専用GPTの主な利用用途において、「その他」を除くすべての項目で利用が増加し、特に“分析・分類”用途での利用は15%伸びた。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16451/899/16451-899-588c493e7389bef1f52ebfe6ee39eaac-1021x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【学習習慣】生成AI資格試験(生成AIパスポート)の学習をきっかけに学習習慣の無かった社員が半減した。また、月1~19時間の学習をする社員が増え、生成AIに限らないさまざまな学びの習慣を継続している。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16451/899/16451-899-9d715f6b087c70538b13907c2c1eba2c-1152x681.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【学習習慣】受験者の93%が、社内の生成AIコミュニティ内での、生成AI資格試験の学習に関するコミュニケーション(情報交換や相互コミュニケーション)が、学習のモチベーション向上に繋がったと回答。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16451/899/16451-899-989a566bc7899101f892cedd1f3fba23-718x608.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■パーソルグループの生成AIの知識・活用スキル向上のアップスキリングについて
パーソルグループでは、生成AIについての知識・活用スキルを習得し、業務効率化効果を最大限に発揮するため、グループ社員を対象とした専門家による研修や社内勉強会、生成AI資格取得を支援しています。2024年6月時点で、研修・社内勉強会はのべ1,800名以上の社員が受講、動画研修は8,000回以上の再生、生成AI資格試験を約200名が受験するなど、積極的な学習が進んでいます。 業務効率化により生み出された時間によって、社員が創造的な業務や、顧客への新たな価値提供の創出など、より重要な業務に時間を費やすことができるようになります。あるいは、新しいスキル習得や専門性の向上など、さらなる学習に時間を使うことも可能になります。
■パーソルグループが生成AI活用に関するアップスキリングに取り組む背景
パーソルホールディングス グループデジタル変革推進本部 本部長 朝比奈 ゆり子
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16451/899/16451-899-fd6c8e92b11da87925319c8546df6473-500x600.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
グループ社員を対象に、継続的なアップスキリングを推進した結果、アップスキリング後はより多くの業務時間を削減できるようになりました。また、今回のアンケートでは、生成AIのアップスキリングにおける学習習慣が、生成AIに限らないさまざまな学習習慣にも良い影響を与えていることが確認されました。
今後も当社では、生成AIや新しい技術を積極的に取り入れるとともに、社員のスキル向上および育成に注力して参ります。
■協同的な学びを組織でデザインする重要性
パーソル総合研究所 小林 祐児 上席主任研究員
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/16451/899/16451-899-a0a7ed24345614e915a1221c0f8f7708-494x600.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
AI含めたテクノロジーは今後も日進月歩で変化し続けます。連続的に学び続けることの重要性は、デジタル領域こそ極めて重要になっています。単発的な施策にとどまっていては、その効果も表面的です。
本アンケートでも示されているように、学びの習慣化においてはコミュニティ内の相互コミュニケーションが重要な要素です。パーソル総合研究所の「学び合う組織に関する定量調査」においても、コミュニティ・ラーニングの経験は、学習時間と正の関係が見られました。バラバラに学ぶ独学ではなく、協同的な学びを組織としていかにデザインし、機会を創っていけるか。それが、AI時代において進化していけるかどうかの分かれ道になります。
■アンケート概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/16451/table/899_1_b6d800ba5decc729c8faa180f0b9645a.jpg ]
■パーソルホールディングス株式会社について
1973年の創業以来、人材派遣、人材紹介、アウトソーシング、設計開発など人と組織にかかわる多様な事業を展開。2008年10月に共同持株会社テンプホールディングス株式会社を設立。2017年7月よりパーソルホールディングス株式会社へ社名変更。
東京証券取引所プライム市場上場(証券コード:2181)。2024年3月期売上収益1兆3,271億円(IFRS)。
■「PERSOL(パーソル)」について< https://www.persol-group.co.jp/ >
パーソルグループは、「“はたらくWell-being”創造カンパニー」として、2030年には「人の可能性を広げることで、100万人のより良い“はたらく機会”を創出する」ことを目指しています。
人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、BPOや設計・開発など、人と組織にかかわる多様な事業を展開するほか、新領域における事業の探索・創造にも取り組み、アセスメントリクルーティングプラットフォーム「ミイダス」や、スキマバイトアプリ「シェアフル」などのサービスも提供しています。
はたらく人々の多様なニーズに応え、可能性を広げることで、世界中の誰もが「はたらいて、笑おう。」 を実感できる社会を創造します。
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