1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

オイシックス・ラ・大地のCVC「Future Food Fund」スペシャルティコーヒー専門の越境ECモールを運営する株式会社Oriental Coffee Venturesへの投資を実行

PR TIMES / 2024年7月4日 17時45分

~小規模ロースターやアジア地域の希少なコーヒー豆の流通拡大に期待~

 食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地株式会社の投資子会社Future Food Fund株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:松本浩平、以下Future Food Fund)が運営するフードイノベーション領域に特化したCVCファンド「Future Food Fund 2号」(※1)は、、スペシャルティコーヒー(※2)流通の領域で、新たな食の価値を創造する株式会社Oriental Coffee Ventures(本社:東京都中央区、代表取締役:丸山 伶介 、以下OCV)へ、2024年5月末に新規投資を実行いたしました。
 本件は、現在設立中のファンド「Future Food Fund 2号」における第12号投資案件であり、今後も食の領域でチャレンジするスタートアップ企業に、更なる投資を行ってまいります。
 (※1:Future Food Fund 2号投資事業有限責任組合、※2:栽培からカップに注がれるまでの全ての工程のトレーサビリティが明確な、特に高品質なコーヒー、「日本スペシャルティコーヒー協会」より)



[画像1: https://prtimes.jp/i/8895/905/resize/d8895-905-f07a17f46c7a91c97f02-8.png ]

■スペシャリティコーヒーの市場について
 スペシャルティコーヒーの市場はまだ比較的歴史が浅いものの、米国を中心としたスペシャルティコーヒー文化の浸透の影響により、今後ますます成長していくものと考えられています。他方で、アジアの中では若年層を中心にスペシャルティコーヒー文化が進んでいる日本においても、未だスペシャルティコーヒーの割合は全体の流通量の約10%程度であり(※3)、特に地方では流通量や販売のチャネルが行き届いておらず、消費者は購入や選択が難しい状況にあります。
 また、スペシャルティコーヒーを扱うロースターの多くが小規模なローカルロースターであり、コモディティコーヒーを主に扱う大規模ロースターと異なり、どうしても個々のローカルロースター自身では商圏の拡大が難しく、本当に品質の良いコーヒーを扱っているローカルロースターの"こだわり"が各地に十分に行き届いていないのも、国内の流通量が8~10%にとどまっている大きな理由の一つです。
※3:日本スペシャルティコーヒー協会「スペシャルティコーヒー市場調査2022」

[画像2: https://prtimes.jp/i/8895/905/resize/d8895-905-e90fef7598b5f093e18c-0.png ]


■OCVの事業と投資背景について
 OCVはアジア5カ国から45のロースター及び器具ブランドをパートナーに迎え、23年10月に日本国内販売向けに各国の小規模なロースターと消費者をつなぐサービス「Heirroom(エアルーム)」をローンチ。リリースからユーザー数は堅調に伸び、全国各地の商業施設との取引も開始。オンライン・オフラインの両面でサービスを構築しております。
 ”コロナ禍以降、家でコーヒーを飲む機会が増えたので、家でもちょっと良いコーヒーが飲みたい”、”自分だけではなかなか買えないロースターのコーヒー豆を気軽に購入できるのがうれしい”といった点で支持され、2023年のサービスリリース以降月次平均で約30%利用者が増えています。
 また24年6月にはフィリピンにてテストローンチを実施、同年8月に韓国でのサービスローンチを予定しており、今後はHeirroomの機能改善を行いながら、国内外で本格的なマーケティングを実施し、一層スピード感を持って事業を拡大する予定です。
 OCVの事業を通じて、日本、アジアに新たにスペシャリティ―コーヒーの文化が浸透し、新たなマーケットの創出と拡大への期待が今回の投資の背景の一つとなっております。
 FutureFoodFundとしてはオイシックス・ラ・大地やFutureFoodFundに出資をしているLP、また他投資先の商品取扱いによる協業の機会提供など積極的にサポートしてまいります。

【OCVが運営する越境ECモール「Heiroom(エアルーム)」サービスイメージ】
[画像3: https://prtimes.jp/i/8895/905/resize/d8895-905-5b18bf33418c576067e4-0.png ]


■株式会社Oriental Coffee Ventures
本社:東京都中央区
代表者:代表取締役 丸山 伶介
会社HP:https://ocv.co.jp/

「コーヒーの次代を創る」2022年11月創業のコーヒースタートアップ。アジア全域に、新たな事業とコーヒー体験で新たな価値を創造、提案しています。
主な事業
・日本最大級のコーヒー専門ECモール「Heirroom(エアルーム)」の運営
・クリエイティブコーヒーブランド「Lonich, (ロニック)」の運営
・コーヒー生豆及び関連機材の輸入卸販売
[画像4: https://prtimes.jp/i/8895/905/resize/d8895-905-4f9b970d5ba03f9666d3-8.png ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/8895/905/resize/d8895-905-583e6358855221143df4-0.png ]


■株式会社Oriental Coffee Ventures 代表取締役: 丸山 伶介氏 コメント
 今回、Future Food Fund様からご出資を頂けることを大変嬉しく思います。
 OCVは「コーヒーの次代を創る」をキーメッセージに掲げる日本発のグローバルスタートアップです。日本最大級のコーヒー専門ECモール「Heirroom(エアルーム)」に加え、コーヒーの”クリエイティブ”を追求したブランド「Lonich,(ロニック)」そしてインポーターとして全国のロースター様の仕入れ及び飲食店様向けの高品質コーヒー調達をサポートする「ホールセール事業」の3つの事業を複合的に展開し、単なるEC事業者に留まらず、真の業界プラットフォーマーになるべくサプライチェーンの全体を通じて事業を展開しています。
 HeirroomというEC事業を消費者の皆様、また出店者の皆様にとってより良いサービスにしていくにあたり、この度のご出資を機にFuture Food Fund様並びに素晴らしいLP企業の皆様、そして食品EC・通販業界のリーディングカンパニーであるオイシックス・ラ・大地様にサポート頂くことで、Heirroomをはじめ当社事業の成長を一段と加速できると確信しています。

[画像6: https://prtimes.jp/i/8895/905/resize/d8895-905-433b5a8f7ca4cda56145-7.jpg ]

■Future Food Fund 投資担当 長谷川 コメント
 私個人は5年ほど前に友人からコーヒーの淹れ方を教わって以来、自宅でコーヒーを淹れることがほぼ毎日の日課になり、楽しみの一つとなっています。特にパンデミック中の米国生活では、家で過ごす時間が長く、カフェやレストランに行きづらい状況の中、自宅で美味しいコーヒーを楽しむことが日々を前向きに明るく過ごす大きな支えとなりました。
 スペシャルティコーヒーのムーブメントは米国から始まり、今ではアジアや日本でも大きな市場を形成しつつあります。Oriental Coffee Venturesの「Heirroom」や、今後さらに展開予定の実店舗「Lonich,」を通じて、日本全国およびアジア全域で、高品質なコーヒー豆を焙煎する中小規模ロースターの豆がより多くの人々に知られ、手に取っていただけるようになるだろうと考えています。多くの方々の日常に自宅で美味しいスペシャルティコーヒーを楽しむ時間を届け、アジアに新しいコーヒー文化を築いていってくださることを期待しています。

Future Food Fund株式会社について 
 Future Food Fund株式会社は、2019年8月に日本の食のスタートアップエコシステムを作る為に、フードイノベーション領域に特化した国内外のスタートアップ企業への出資を目的としたCVCファンドを運営する投資子会社として、オイシックス・ラ・大地株式会社により設立されました。パートナー企業とともに、国内外の先進的な食・農・ヘルスケア領域への積極的な投資と、販売や商品開発などの支援も可能としており、日本国内で、スタートアップ企業を支援するエコシステムの構築を目指しています。
(「Future Food Fund」サイトURL:https://futurefoodfund.co.jp/
[画像7: https://prtimes.jp/i/8895/905/resize/d8895-905-add579de2cc90359aaf6-6.png ]

オイシックス・ラ・大地株式会社について
 オイシックス・ラ・大地株式会社(代表:高島宏平)は、有機・特別栽培野菜、添加物を極力使わない加工食品など安心・安全に配慮した食品の宅配サービスを「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」の 3ブランドで展開しています。
当社は「これからの食卓、これからの畑」を理念に掲げ、食に関する社会課題をビジネスの手法で解決する事業を推進しています。

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください