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ガルバニック絶縁と保護機能搭載の4Aデュアルチャネル・ゲートドライバを発表

PR TIMES / 2018年11月21日 10時40分



[画像: https://prtimes.jp/i/1337/917/resize/d1337-917-695194-0.jpg ]

STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、新しいガルバニック絶縁ゲートドライバであるSTGAP2DMを発表しました。STGAP2シリーズの2品種目となる同製品は、低電圧制御回路およびインタフェース回路と絶縁型の出力チャネル(2個)を集積しており、ユニポーラまたはバイポーラのゲート駆動が可能です。

最大1700V定格のSTGAP2DMは、ガルバニック絶縁による優れた安全性とともに、設計の簡略化と部材コストおよび基板面積の削減を実現します。また、4Aでゲートを駆動できる2個のレール・ツー・レール出力(26V)を備えているため、産業用モータ・ドライバや大電力インバータの性能を最大限に引き出すことができます。STGAP2DMは、バッテリ充電器、溶接機、誘導加熱器(IH)、および汎用の電源やコンバータなどに最適です。

STGAP2DMは、専用のシャットダウン端子とブレーキ端子、減電圧ロックアウト(UVLO)、2個の出力が同時にオンとなることを防止するインターロック、サーマル・シャットダウンなど、包括的な安全機能を内蔵しているため、システム設計の簡略化と信頼性向上が可能です。また、入力端子電圧によって制御可能なスタンバイ・モードにより、ドライバ待機中の電力を低減することができます。

そのほか、STGAP2DMは、TTL/CMOSロジック互換入力(3.3V/5V)により、ホスト・コントローラとの接続が簡略化されているとともに、入出力伝搬遅延が80nsと小さいため、高精度のPWM制御で高速に動作させることができます。

STAGP2DMは現在量産中で、小型基板設計を簡略化するSO-16パッケージで提供されます。単価は、1000個購入時に約2.17ドルです。同製品は、Electronica 2018(11月13日~16日、ミュンヘン)のSTブース(ホールC3/101)に展示されました。

詳細については、www.st.com/stgap2d-pr をご覧ください。

STマイクロエレクトロニクスについて
STは、私たちの暮らしに欠かすことのできないエレクトロニクス機器に、優れた性能と高い電力効率を特徴とした半導体を提供する世界的な総合半導体メーカーです。あらゆるシーンで活躍するSTの製品は、お客様が開発する次世代モバイルやIoT機器の他、よりスマートな自動車、工場、都市および住宅を可能にします。STは、生活をより豊かにする技術革新を通じ、「life.augmented」の実現に取り組んでいます。STは、10万社を超えるお客様に半導体を提供しており、2017年の売上は83.5億ドルでした。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト(http://www.st.com)をご覧ください。

◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
アナログ・MEMS・センサ製品グループ
TEL: 03-5783-8250 FAX: 03-5783-8216

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