新潮文庫4月新刊は97万部のベストセラー『スマホ脳』ジュニア版のほか、公安警察とカルト宗教が対決する究極の警察ミステリ、『ボタニカ』が話題の朝井まかてさん文庫最新刊など充実のラインナップ!
PR TIMES / 2023年3月17日 20時45分
株式会社新潮社は3月29日、新潮文庫の新刊を発売します(地域によって異なる場合があります)。全国の書店、各ネット書店にてご予約を受付しています。以下、ラインナップをご紹介いたします。
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朝井まかて『輪舞曲』
私、四十になったら死ぬの。松井須磨子の後を継ぐと目された新劇女優・伊澤蘭奢が、口癖の通り早逝した。集まった四人の男は、愛人兼パトロンの内藤、蘭奢が人妻だった頃からの恋人・徳川夢声、帝大の文学青年・福田、そして生き別れの息子・佐喜雄。彼らそれぞれの蘭奢は異なる顔を持ち、やがて彼らの人生も輪舞曲のように踊り出す。大正時代のモダンと情熱に生きた、ある名女優の肖像。
https://www.shinchosha.co.jp/book/121632/
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古野まほろ『新任警視〔上〕』
1999年8月。東大法学部卒の25歳新任警視・司馬達は、とある県警の公安課長を命ぜられた。67人もの部下は年齢も経験も遥かに上。新米指揮官は日々戸惑うばかり。しかも、着任地は日本最大の武装カルト教団「MN」の本拠地だ。はたして来る大晦日までに、教団本部〈教皇庁〉を攻略し、2000年問題に乗じた未曾有の重大テロを封圧できるか。国家の安寧を守る公安警察の死闘の日々が始まった。
https://www.shinchosha.co.jp/book/100475/
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古野まほろ『新任警視〔下〕』
新任公安課長・司馬の前任者は、警察本部内で、カルト教団によって殺害されていた。使用された毒物、消えた極秘文書からして、犯人は警察内部の裏切り者――。謎を残したまま、ついに司馬はある特別な情報提供者から端緒を得て、教団に大規模捜索を敢行する。二重三重の騙し合い。唯一無二のリアリズムと大どんでん返し。公安スパイアクションと本格ミステリの魅力が融合した、究極の警察小説。
https://www.shinchosha.co.jp/book/100476/
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一木けい『全部ゆるせたらいいのに』
夫は毎晩のように泥酔する。一歳の娘がいるのに、なぜ育児にも自分の健康にも無頓着でいられるのだろう。ふと、夫に父の姿が重なり不安で叫びそうになる。酒に溺れ家庭を壊した父だった。夫は、わたしたちはまだ、立ち直れるだろうか――。家族だから愛しく、家族だから苦しい。それでもわたしが夫に、母が父に、父が人生に捨てきれなかった希望。すべての家族に捧ぐ、切実なる長編小説。
https://www.shinchosha.co.jp/book/102122/
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藤沢周平『義民が駆ける』
天保11年江戸城御小座敷。徳川家斉は老中水野忠邦に質した。川越を荘内に転封する件は如何に――。水野は川越を荘内へ、荘内を長岡へ、長岡を川越へ転封する三方国替えの沙汰を出すも反発した荘内の百姓は駕籠訴を決断する。「あげだ、ええ殿さまはどごさ行ったっていねぞ」。越訴は天下の大罪。しかし藩主酒井家の恩に報いるため、百姓たちは命を賭けて江戸を目指す。天保義民事件を描く歴史長編。
https://www.shinchosha.co.jp/book/124729/
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伊藤祐靖『邦人奪還―自衛隊特殊部隊が動くとき―』
20XX年平壌でクーデターが勃発、北朝鮮軍部はムスダンリからミサイル発射を企んでいた。米国は自国保護のためピンポイント爆撃へと動き出す。だがその標的近くで日本人拉致被害者6名が生存していることが発覚。日本政府は邦人奪還のため自衛隊特殊部隊の投入を決断するが……。海上自衛隊特別警備隊の創設者が、政府の動きや作戦行動を完全シミュレーション。驚愕のドキュメントノベル。
https://www.shinchosha.co.jp/book/102962/
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松原始『カラスは飼えるか』
カラスはペットにできないの? カラスの肉って食べられるの? 頭の良さで知られながら嫌われもする身近な野鳥。彼らを愛してやまない研究者がその生態と魅力を熱く語る。フクロウや渡り鳥の秘密。伝説となったドードー。カラスじゃない鳥類についても考察しつつ、気が付けばまたアイツの話に──。カラス博士による愉快でためになるエッセイ集。あなたのカラスの見方がきっと変わる!
https://www.shinchosha.co.jp/book/104541/
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石原千秋『新潮ことばの扉 教科書で出会った名作小説一〇〇』
「私はその人を常に先生と呼んでいた。」「メロスは激怒した。」「吾輩は猫である。名前はまだ無い。」
国語の教科書で出会った名作は、心の奥深くに息づいています。書き出しを読めばそのリズムが蘇り、教室で感じた驚きや感動をふたたび味わうことができるでしょう。100作すべてに「読みのポイント」を添え、文学を深く、豊かに楽しめるガイドブックに。朝の読書や読書感想文の本選びにも最適です。
https://www.shinchosha.co.jp/book/127454/
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アンデシュ・ハンセン、マッツ・ヴェンブラード
『脱スマホ脳かんたんマニュアル』(訳:久山葉子)
集中力が続かない。時間の使い方がヘタ。いつも寝不足。原因は、もしかしたらスマホにあるのかも。スマホを使っているとき、脳には一体何が起きている?――勉強しているときスマホを隣の部屋に置くと効率アップ。何かを覚えるときはタブレットではなく紙で読もう。睡眠が記憶を定着させる。SNSを使いすぎると幸福度が下がる? 知っておけば絶対安心、スマホとかしこく付き合うための本。
https://www.shinchosha.co.jp/book/240281/
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五条紀夫『クローズドサスペンスヘブン』
俺は、間違いなく殺された。なのに、ここはどこだ? 気がついたら目の前にはリゾートビーチと西洋館。姿の見えない配達人から毎朝届く不思議な新聞によると、現世で惨殺された6人が、記憶を無くした状態で、この天国屋敷に返り咲いたらしい。俺は誰だ? なぜ、誰に殺された!?俺たちは真相を知りたい――。館(やかた)ものクローズドサークルに新風を吹き込む「全員もう死んでる」ミステリ。
https://www.shinchosha.co.jp/book/180261/
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