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時代の先端で「私たちが生きる時代の意味」を考え続ける思想家、フランシス・フクヤマ最新刊『リベラリズムへの不満』が新潮社より本日刊行されます。

PR TIMES / 2023年3月17日 18時15分

宇野重規東京大学教授も推薦! 歴史的名著『歴史の終わり』の著者が、左右両陣営から激しい批判にさらされているリベラリズムの価値を、その原点にまでさかのぼって解き明かし、再生への道を提示します。

冷戦の終結を予見し、自由民主主義の最終的な勝利を唱えた『歴史の終わり』から30年。地球規模の政治の混迷や、リベラリズムの危機的な状況を前に、世界的な思想家フクヤマはいま一体何を考えているのか。これからの現代政治を見ていくうえで欠かせない軸を与えてくれる一冊です。



[画像: https://prtimes.jp/i/47877/931/resize/d47877-931-4d63f9048c452460e71a-1.jpg ]


今、リベラリズムは右派のポピュリストだけでなく、左派の進歩派からも激しい攻撃を受けています。フクヤマは、その原因を、リベラリズムがここ数十年で変質したことにあると見ています。

フクヤマによると、本来のリベラリズムは、個人の権利、法の支配、自由を重視します。ところが右派の「自由主義者」は、経済的自由を過度に高めたネオリベラリズム(新自由主義)によって、社会に許容できないレベルの不平等を生みだしました。一方、左派の「リベラル」は個人の自己実現を過度に重視し、アイデンティティ政治によって社会の分断を深めました。どちらも「個人の権利」にこだわるあまり、公共心や美徳から遠ざかり、世の中からの反発を招いているのです。

フクヤマは本書で、リベラリズムへ向けられる理論的批判に答え、テクノロジーの発達や国際化がもたらす現実的な脅威や具体的な課題について検討します。そして、多様な政治的立場を包含する「大きな傘」としてのリベラリズムの真の価値を解き明かし、リベラルな社会を守るための原則を提示します。

現代の政治的混迷を前に何をどう考えればわからない人は多いと思います。そういう人に、議論のためのバランスの取れた見取り図を提供してくれるのが本書です。


■推薦コメント
宇野重規氏(東京大学教授)
「極めてバランスの取れた「王道」的なリベラリズム論。現在求められている一冊である」


■書籍データ
【タイトル】リベラリズムへの不満
【著者名】フランシス・フクヤマ著、会田弘継訳
【発売日】2023年3月17日
【造本】ハードカバー
【本体定価】2,200円(税込2,420円)
【ISBN】978-4-10-507321-3
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/507321/

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