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日本コカ・コーラ、静岡県御前崎市および掛川市と連携協定を締結 農業サプライチェーンに着目し周辺流域の健全性向上を推進

PR TIMES / 2024年8月1日 14時45分

2030年に向けて持続可能な水資源保全戦略をさらに加速



 日本コカ・コーラ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:ムラット・オズゲル)は、持続可能な水資源保全をさらに推進するため、静岡県御前崎市および掛川市と連携協定を締結し、「原材料」に目を向けた水資源保全活動として、農業サプライチェーン周辺流域の健全性向上を目指します。当社と両市は、地域社会に根差した3か年の活動計画をそれぞれ策定し、2025年春より順次開始する予定です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/1735/947/resize/d1735-947-a9f7860877908abbb0f9-9.jpg ]

 水は、コカ・コーラ社製品の多くに含まれる最初の成分であると同時に、コカ・コーラシステムの事業や当社が事業を展開している地域社会にとっても欠かせないものです。コカ・コーラシステムでは、2021年に米国ザ コカ・コーラ カンパニーが策定した「責任ある水の利活用と水資源保全のためのグローバルフレームワーク(2030年水資源保全戦略)」に基づき、「OUR OPERATIONS(工場の運営)」「OUR WATERSHEDS(流域)」「OUR COMMUNITIES(地域社会)」の3つの観点から持続可能な水資源の保全を推進しています。
 コカ・コーラシステムでは、これまで全国21か所の全ボトリング工場の19周辺流域すべてにおいて水資源保全活動に取り組んできており、2024年末までに100%以上の水源涵養率を達成できる見込みです。 

 さらに、これまで取り組んできた「工場」や「製品」に使用する水の還元に留まることなく、「原材料」の育成などにも多量の水を使用することに着目し、このたび農業サプライチェーン周辺流域の健全性向上を目指した活動を推進する運びとなりました。
 当社では、コカ・コーラ社の優先原材料の一つである「茶葉」において、2024年現在、茶農家含めたサプライチェーンが存在し、かつ、コカ・コーラ社製品への茶葉の使用実績のある静岡県御前崎市および掛川市と連携協定を締結するに至りました。
 静岡県は豊かな水源に囲まれており、中でもコカ・コーラ社は大井川、菊川、太田川を農業サプライチェーン周辺流域として設定しています。流域の下流に位置する御前崎市では、湧水保全や森林保全活動を支援し、地域の水環境の保全へ取り組みます。掛川市では、お茶やお米などの環境に配慮したやさしい農法の推進を通じて、持続可能な農業の実現とともに、健全な水環境の保全に寄与します。
 両市との連携協定を通じて、さらに地域社会と連携しながらコカ・コーラ システムの水資源保全活動の取り組みを強化してまいります。

■ 各自治体との協定概要
1.静岡県 御前崎市 https://www.city.omaezaki.shizuoka.jp/ 
活動内容:
・ 地下水保全活動
・ 森林保全活動
・ 自然環境教育
・ 資源循環活動

御前崎市からのコメント:
「このたび、日本コカ・コーラと連携協定を締結できたことを大変嬉しく思います。当市は、地域の豊かな自然環境を守るための取り組みに力を入れてきました。日本コカ・コーラとの協力により、地下水保全や森林保全活動がさらに充実し、地域の水環境の保全に貢献できることを期待しています。この連携協定を通じて、御前崎市の美しい自然環境を次世代に引き継いでいきたいと考えています。」
[画像2: https://prtimes.jp/i/1735/947/resize/d1735-947-fbd36c8fada9d0fe268b-10.png ]

2.静岡県 掛川市  https://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/
活動内容:
・ 環境にやさしい栽培による茶やコメなどの品質向上と収量増加に向けた研究

掛川市からのコメント:

「日本コカ・コーラとの連携協定の締結は、当市にとって非常に意義深いものです。当市は、オーガニックビレッジ宣言*1を行い、環境にやさしい農業の推進に力を入れて取り組んでおります。日本コカ・コーラとの協力により、環境にやさしい農法の拡大を促進し、農業による環境負荷をできる限り減らすことで水循環の健全性を向上させていきたいと考えております。この協定が、地域の農業と環境保全に大きな影響を与え、持続可能な社会の実現に貢献できることを期待しております。」
[画像3: https://prtimes.jp/i/1735/947/resize/d1735-947-6967f4d20e4670db0db3-11.jpg ]

*1 オーガニックビレッジ宣言とは:有機農業の生産から消費まで一貫し、農業者のみならず事業者や地域内外の住民を巻き込んだ地域ぐるみの取り組みを進める市町村のことです。

■ 水資源保全戦略のグローバルフレームワーク 「2030年水資源保全戦略」について
 ザ コカ・コーラ カンパニーは2021年3月、2030年に向けた水資源保全戦略のグローバルフレームワーク「2030年水資源保全戦略」を発表し、事業を展開し、原料を調達し、人々の生活に寄り添っている地域において、水資源保全の向上に必要な活動を促進することに重点を置いています。本戦略の下、世界各国・地域において「OUR OPERATIONS(工場の運営)」「OUR WATERSHEDS(流域)」「OUR COMMUNITIES(地域社会)」の三つの柱に基づく活動を進めています。また2023年3月には、この戦略で重点的に取り組む主な領域に関連したグローバル目標の詳細を公表しています。

1. 2030年までに、水資源の持続可能性にリスクがあると特定した世界175カ所の工場において、100%リジェネラティブな水の使用に取り組みます。
2. 2030年までに、当社の事業と農業サプライチェーンにとって重要だと特定した世界60カ所の流域の健全性向上に、パートナーと取り組みます。
3. 2021年から2030年にかけて累計で2兆リットルの水を世界中の自然と地域社会に還元します。
[画像4: https://prtimes.jp/i/1735/947/resize/d1735-947-fa8ac924b239353483aa-11.png ]


■ 日本のコカ・コーラシステムにおける水資源保全の取り組みについて
 日本のコカ・コーラシステムではかねてより、製造過程における水使用量削減(リデュース)、製造過程で使用する水の循環(リサイクル)、水源涵養(リプレニッシュ)*2に取り組んでいます。特に水源涵養においては2016年に国内の水源涵養率100%を達成したのちも、各工場と周辺流域における水資源保全活動などを継続してきました。
 2023年6月、日本コカ・コーラと、コカ・コーラ ボトラーズジャパンは、丹波山村(山梨県)および八王子市(東京都)とそれぞれ協定を締結し、コカ・コーラ ボトラーズジャパン多摩工場(東京都東久留米市)周辺流域における持続可能な水資源の保全を推進します。この活動により日本のコカ・コーラシステムでは、最終製品を製造する全国21工場周辺の19流域すべてにおいて、2024年末までに100%以上の水源涵養率を達成できる見込みです。

*2 水源涵養: 森林保全などを通じて、製品に使用した水量を自然に還元する取り組み。

日本のコカ・コーラシステムの水資源保全に関する取り組みは以下ウェブサイトよりご覧ください。
https://www.coca-cola.com/jp/ja/sustainability/resources/water

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