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クオリカ、コマツの生産現場で培った技術とノウハウを活かしたIoT生産支援プラットフォーム「KOM-MICS」を販売開始

PR TIMES / 2021年4月5日 18時15分

~第8回ものづくり日本大賞 内閣総理大臣賞受賞のプラットフォームを提供~

TISインテックグループのクオリカ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:辻本 誠、以下クオリカ)は、株式会社小松製作所(以下コマツ)の生産現場で培った技術とノウハウを活かした生産現場の生産プロセスにおける課題解決を実現する「KOM-MICS」をクオリカから一般企業に展開する事でコマツと合意し2021年4月より販売開始しました。



「KOM-MICS」は、工作機械の稼働データ及び加工データなどの各種データを収集し、それを分析することで、工場の稼働状況の可視化や最適化に向けた施策立案を支援するプラットフォームです。
 今般コマツは、日本の製造業の発展に寄与することを目的として、「KOM-MICS」を他企業にも販売することとし、クオリカが提供していくこととなりました。
 クオリカは、まずはのべ1万台以上の機器の「KOM-MICS」への接続を目標に展開し、工作機械などのデータに加え、周辺機器の稼働データ、作業員の動線や工場環境などの各種データも収集・分析し、総合的に生産現場改善を実現するプラットフォームを目指します。


【KOM-MICSの主な特徴】
1. 主要メーカの工作機械へ簡単に接続可能
2. 生産性向上を支える「見える化アプリ」、「改善アプリ」を装備
3. コマツ・コマツグループ、及びコマツの協力企業で運用
4. 汎用装置・システム(端末、クラウド、BIツールなど)の採用で導入コストを抑制


[画像1: https://prtimes.jp/i/11650/953/resize/d11650-953-429583-0.png ]

■背景
 国内の製造業界では、国内就労可能人口の低下や若者のものづくり離れが大きな課題になっており、国際競争力の低下や技術革新の停滞などが懸念されています。この課題解決には生産プロセスのICT化が重要となっていますが、各種データは個々の生産プロセスで管理されることが多く、工程内で閉じてしまうため、工場の「生産プロセス全体を一元管理し最適化」に活用されていないのが現状です。また、次世代型の多品種少量ものづくり、マスカスタマイゼーションへと進化させるためには、生産プロセス全体のデータの収集と一元管理・分析・改善に活用できるオープンなプラットフォームが必要です。
 このような環境の中、コマツは「つながる工場」活動を推進し、その一環として生産ラインを見える化し改善する、独自のIoT生産支援プラットフォーム「KOM-MICS」を自社開発しました。同プラットフォームはコマツの工場、海外生産工場ならびに協力企業に展開され、これまでに機械加工機約1,000台、溶接ロボット約500台が接続されており、サプライチェーン全体の生産性を飛躍的に向上させています。
 この取り組みは令和元年度の第8回ものづくり日本大賞において、協力企業と生産現場のデータを提供し合い 、共に生産性を高めるという世界に類を見ない事例で、かつグローバル市場で成果を挙げており、生産現場へのインパクトが大きいことが評価され、内閣総理大臣賞を受賞しています。

■「KOM-MICS」の3つのサービス
 以下の3つのサービスで工場内のさまざまな生産現場からのデータを収集し、そのデータの見える化を実現します。
[画像2: https://prtimes.jp/i/11650/953/resize/d11650-953-859803-1.png ]

●KOM-MICS Logger: 生産現場からのデータを取得するロギングソフトウェアです
●KOM-MICS Cloud:生産現場から取得した様々なデータを保存、管理します
●KOM-MICS Viewer: 生産現場からデータを見える化し、問題点を抽出し、品質及び生産性を向上させます

[画像3: https://prtimes.jp/i/11650/953/resize/d11650-953-269375-2.png ]

「KOM-MICS」の詳細については、当社ウェブサイトをご覧ください
 https://www.qualica.co.jp/service/manufact/kommics/index.html

■今後の展開
 クオリカは今後、KOM-MICSの展開に加えて、製造業のスマートファクトリー化に向けたERPやMES(※)などの業務システム連携なども含めた工場全体の生産性向上を実現するサービス化を展開していきます。

※MES(Manufacturing Execution System:製造実行システム)とは、製造業の生産現場で、製造工程の状態の把握や管理、作業者への指示や支援などを行うシステム

クオリカの概要(https://www.qualica.co.jp
所在地:東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー23F
事業概要:1982年 建設機械メーカのコマツから情報システム会社として独立、創業。以来、国内外の製造業、流通サービス業(飲食業・小売業)の企業様を中心に各種ITサービスを提供し、長年培った技術力と業務知識でお客様の働く「現場」をサポートしてきました。近年はとくに私たちの特色を生かし、IoTの分野に注力しています。

TISインテックグループについて
TISインテックグループは グループ社員約 2 万人が一体となって、 それぞれの強みを活かし、国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客様のビジネスを支える IT サービスを提供しています。 デジタル技術を駆使したムーバーとして、未来の景色に鮮やかな彩りをつけていきます。

【サービス・ソリューションに関するお問い合わせ】
クオリカ株式会社 ビジネスイノベーション事業部 ビジネスソリューション部
TEL:03-5937-0700(代表) E-mail: info_kom-mics@qualica.co.jp

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