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インテック、「マネージド型仮想デスクトップサービス」Windows Virtual Desktopに対応したサービスを追加

PR TIMES / 2021年7月1日 14時15分

~Windows Virtual Desktop + Citrix Cloudの自社先行導入(3,000台規模)~

 TISインテックグループの株式会社インテック(本社:富山県富山市、代表取締役社長:北岡隆之、以下インテック)は、2020年から提供を開始したDesktop as a Service※1「マネージド型仮想デスクトップサービス」のサービス基盤が、2021年7月よりマイクロソフトのWindows Virtual Desktopに対応したことを発表します。



 「マネージド型仮想デスクトップサービス」は、インテックが仮想デスクトップ環境を構築から運用までを含めて提供する、月額課金のクラウドサービスです。今回、Windows Virtual Desktopに対応したことで、Windows 10仮想マシンを複数ユーザーで共有することが可能となりました。
 また、専門技術が必要となるWindows Virtual Desktopの運用業務をインテックが行うマネージド型サービスのため、お客様は手軽に短期間でWindows Virtual Desktopの利用をスタートさせることができます。

■Windows Virtual Desktopに対応した「マネージド型仮想デスクトップサービス」の特長
1.業務特性に応じた仮想デスクトップ方式の選択が可能
 これまでのユーザー単位に仮想デスクトップを割り当てる「ユーザー専有型」に加え、同じ仮想デスクトップを複数ユーザーで利用する「ユーザー共有型」の選択が可能となりました。「ユーザー共有型」は、仮想マシンの集約によるコスト削減や、仮想デスクトップ仕様の標準化による統制が図りやすいといったメリットがあります。また、業務特性に応じて仮想デスクトップ方式を混在させることも可能です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/11650/991/resize/d11650-991-11bd054e687dbbda6ce1-0.png ]

2.ユーザープロファイル管理機能の利用が可能
 Windows Virtual Desktopには、ユーザープロファイルをOS領域から切り離し、ストレージサービス※2上に格納する機能(FSLogix)があります。これにより、ユーザーは異なる仮想デスクトップ環境でも、同じユーザープロファイルを利用することができます。また、サインイン時のプロファイル読み込み処理が発生しない点や、ユーザープロファイルがWindows Updateの影響を受けないといったメリットもあります。この機能は「ユーザー共有型」に標準搭載され、「ユーザー専有型」でもオプション利用が可能です。

3.Windows Virtual Desktopの導入から運用までワンストップ提供
 専門技術が必要となるWindows Virtual Desktopの構築・運用業務をインテックが行うことにより、お客様の負荷を大幅に削減することが可能となります。このため、お客様はWindows Virtual Desktopの利用を手軽に短期間にスタートすることができます。さらに、お客様ネットワークとの接続や社内Active Directory※3との同期など、個別環境に応じた導入支援もワンストップで提供いたします。

※1 Desktop as a Service:パソコンのデスクトップ環境をクラウド上で提供するサービス。
※2 ストレージサービス:インターネット上でデータを保管するサービス。本サービスではAzure上で提供されているストレージサービスを指す。
※3 Active Directory:Windows Server機能の一つで、管理するネットワーク上に存在する様々な資源やその利用者の情報、権限などを一元管理することができる。

■インテック先行導入について
 インテックでは、オフィスのフリーアドレス化やテレワーク環境のセキュリティ強化、コミュニケーションツール見直しといったワークスタイル改革を進めています。その中で、従来から利用しているシトリックス社の仮想デスクトップ環境(オンプレミス)の更改タイミングが到来しました。
 そこで、Windows Virtual Desktopに対応したインテックの「マネージド型仮想デスクトップサービス」を3,000台規模で自社導入することが決定し、2021年4月に環境構築完了、6月から全社展開をスタートしています。
 今回、インテックでは、短期構築や柔軟な拡張性、仮想マシンコストの削減、現環境からの移行容易性から、Windows Virtual DesktopとCitrix Cloudの組み合わせで導入しました。
 この自社導入を通して、サービス提供者としての立場だけではなく、利用者としてのナレッジを蓄積、活用していくことで、更なるサービスの利便性や品質の向上、お客様のワークスタイル変革のご支援に繋げていけるように努めていきます。

■サービス紹介のオンラインセミナー開催
 「マネージ型仮想デスクトップサービス」の自社導入事例をご紹介する、無料オンラインセミナーを開催します。セミナーの詳細情報や参加申し込みは、Webサイトをご参照ください。

「オンプレVDI 3,500台のCitrix Cloud on WVD移行事例を大公開」
1.開催日時 2021年7月7日(水) 16:00~17:00
2.場所 オンラインWeb セミナー(Zoom)、参加無料
3.詳細・お申込み
https://tigc.zoom.us/webinar/register/4516238863279/WN_lv7FxHj7QfiAzMQfeTV1ww

■「マネージド型仮想デスクトップサービス」<イメージ図>

[画像2: https://prtimes.jp/i/11650/991/resize/d11650-991-8d39247050478988d700-1.jpg ]

■「マネージド型仮想デスクトップサービス」の導入効果

[画像3: https://prtimes.jp/i/11650/991/resize/d11650-991-850a2b946fed35b6266e-2.png ]

■背景
 働き方改革の推進やパンデミック、大規模災害時の事業継続性の観点からテレワークの普及が進んでいます。代表的なテレワーク方式にはリモートアクセス方式、セキュアブラウザ方式、仮想デスクトップ方式などがありますが、特に、「仮想デスクトップ方式(Desktop as a Service)」は長期的な利用を考えた場合に「セキュリティ」「運用負荷」「利便性」といった点において、テレワーク環境に適した方式であると言えます。
 しかし、従来の仮想デスクトップ方式は高額な初期投資や導入に時間が掛かる半面、アクセス集中やリソース不足によるレスポンスの悪化がトラブルに繋がるケースもあり、運用負荷の増加を懸念する管理者としては導入に踏み切れない傾向がありました。
 インテックは、2020年1月のマネージド型仮想デスクトップサービス(Microsoft Azure + Citrix Cloud)の提供開始後、継続してサービスラインナップの拡充や利便性の向上を図るため、サービス基盤に採用したマイクロソフト社、シトリックス社との情報連携を密に行い、新しい機能やサービス利用について調査、検証を進めてきました。
 これまでのVDI※4環境では実現できなかったクライアントOS※5の共有利用が、唯一Windows Virtual Desktopのみで提供されたことを受け、インテックでもリリース当初からサービス基盤への採用を検討し、業界内での導入実績や当社でのノウハウ蓄積を受け、今回サービス基盤として正式採用いたしました。

※4 VDI:Virtual Desktop Infrastructure(仮想デスクトップ基盤)の略。
※5 クライアントOS:パソコンなどで利用されるオペレーティングシステムとなり、本サービスではWindows 10を指す。

■今後の展開
 2021年度は、Windows Virtual Desktopで提供される機能のみで仮想デスクトップ環境を提供するサードパーティソリューションを加えない「Windows Virtual Desktop」や、Microsoft Azure用に最適化された「Citrix Virtual Apps and Desktops Standard for Azure」を利用した、低価格帯のラインナップを追加する予定です。また、利用者の勤怠可視化やセキュリティ強化、仮想アプリ配信、DRなど各種オプション機能についても継続して開発を進めていきます。
 インテックは、これからも進化し続けるクラウドサービスに追随し、新しい技術をより手軽にお客様にご利用いただけるサービスを提供できるように取り組んでまいります。

■提供価格
<提供価格(税抜き)>
初期料金:100,000円(税別)~
月額料金:1台あたり、3,980円(税別)~
     運用サポート費用 25,000円(税別)~
     ※別途管理サーバリソース料金が必要となります。

サービスの詳細はこちら
https://www.einswave.jp/service/daas/mng_virtual_desktop/

■エンドースメント(日本マイクロソフト株式会社)
 日本マイクロソフトは、この度のインテック様における「マネージド型仮想デスクトップサービス」のWindows Virtual Desktop対応、ならびにインテック様自社への先行導入を心より歓迎いたします。
 インテック様の豊富なクラウドサービス運用実績に加え、独自のネットワークやインテグレーションサービスとマイクロソフトのテクノロジーが融合し、Windows Virtual Desktopをより身近に、手軽に活用いただくことにより、お客様のリモートワーク環境がさらに安心・安全なものになることが可能になると期待しております。
 日本マイクロソフトは今後もインテック様との強力な連携を通じて、お客様のワークスタイル変革、ならびにデジタルトランスフォーメーションの推進に貢献してまいります。

日本マイクロソフト株式会社
パートナー事業本部 副事業本部長 業務執行役員
サービスパートナービジネス統括本部 統括本部長 近藤 禎夫

■エンドースメント(シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社)
 このたびインテック様の「マネージド型仮想デスクトップサービス」のWindows Virtual Desktop対応に合わせたサービスメニューの追加を心より歓迎いたします。
 既にインテック様は、Windows Virtual Desktop + Citrix Cloud を3,000 台規模で自社に展開され、豊富なクラウドインテグレーション・運用実績を活かして、本サービスの拡充を実現されることになります。
 今後も、インテック様と弊社で強固なパートナーシップを図り、Microsoft Azure 用に最適化された「Citrix Virtual Apps and Desktops Standard for Azure」を利用した低価格帯のラインナップや、「Citrix Virtual Apps」を利用したアプリ配信サービスも追加予定です。
 DaaS市場が成長している中、インテック様、マイクロソフト様と共に、今回発表されたサービスを通じて、お客様の安全で快適な働く環境の確立に取り組み、柔軟なテレワーク環境構築の実現、顧客企業のデジタルトランスフォーメーションに貢献して参ります。

シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社
代表取締役社長
尾羽沢 功

※ Microsoft、Azure、Microsoft 365は、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※ Microsoft 365は、Microsoft Corporationが提供するサービスの名称です。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

インテックについて(https://www.intec.co.jp/
 お客様の経営戦略に沿った情報化戦略の立案からシステムの企画、開発、アウトソーシング、サービス提供、運用保守まで、IT分野において幅広く事業を展開しています。インテックは、1964年の創業以来培ってきた技術力をもとに、AI、RPA等のデジタル技術の活用や、新たな市場の創造にも積極的に挑戦しています。常にオープンな姿勢で、人、企業、社会を技術でつなぎ、自らも変革しながら「豊かなデジタル社会の一翼を担う」企業としてお客様に新しい価値を提供してまいります。

TISインテックグループについて
 TISインテックグループはグループ社員約2万人が一体となって、強みを活かし、国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客様のビジネスを支えるITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして、未来の景色に鮮やかな彩りをつけていきます。

【サービスに関するお問い合わせ】
株式会社インテック ネットワーク&アウトソーシング事業本部 事業推進部 担当:神保、千田
TEL:045-451-2398
E-Mail:net_info@intec.co.jp

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