1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

なぜ韓国現代文学に魅せられるのか――『〈弱さ〉から読み解く韓国現代文学』11月11日発売

PR TIMES / 2024年10月16日 12時15分

「K-BOOKフェスティバル 2024 in Japan」にも出店決定!



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18219/996/18219-996-6704e3b840a085136f535ab83ca9bb95-1262x825.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


2023年1月~3月にNHKラジオ第1「カルチャーラジオ 文学の時間」で放送された同名の講座の待望の書籍化! 『〈弱さ〉から読み解く韓国現代文学』がNHK出版より11月11日に発売になります。『82年生まれ、キム・ジヨン』に救われた人にも、読んだ後にざらりとした感情が残った人にも。物語のなかの〈弱さ〉が、生きるための道を照らします。
物語のなかの〈弱さ〉が、読む人の心に光を灯す
 どの作品も、〈弱さ〉を正面から描いているから――。
 著者が数々の作品の翻訳を手掛けるなかで、「なぜ韓国現代文学に魅せられるのか」を自らに問い、深く考えてたどり着いたのが、この答えでした。
 〈弱さ〉とは、自らの意志とは関係なく選択肢を奪われた状態のこと。その視点で、『82年生まれ、キム・ジヨン』をはじめとする多彩な13の作品を読み解きながら、そのメッセージを探り、魅力を掘り下げます。一つひとつの物語を丁寧にたどっていくと、この暴力的な現代社会を生きるための道が照らし出されるはずです。
 2023年1月~3月にNHKラジオ第1「カルチャーラジオ 文学の時間」で放送された同名の講座、待望の書籍化!
小説家・柚木麻子さん推薦!
韓国文学がここまで面白いのは、
社会と個人を同時に眼差しているからだった!
数々の名作を日本に届けてくれた著者による、
星空のようなガイドブック。

内容
第一章:試練の歴史と作家のまなざし――パク・ミンギュ『亡き王女のためのパヴァーヌ』
第二章:ある女性が〈ひとり〉になるまでの物語――チョ・ナムジュ『82年生まれ、キム・ジヨン』
第三章:性暴力を「信じてもらえない語り」で描く――カン・ファギル『別の人』
第四章:「普通」の限界、クィア文学が開けた風穴――パク・サンヨン『大都会の愛し方』
第五章:経済優先社会で行き場を失う労働者――孔枝泳『椅子取りゲーム』
第六章:植民地支配下、声を上げる女たちの系譜――パク・ソリョン『滞空女 屋根の上のモダンガール』
第七章:民主化運動、忘却に静かに抗う――キム・スム『Lの運動靴』
第八章:セウォル号事件・キャンドル革命と〈弱者〉――ファン・ジョンウン『ディディの傘』
第九章:「子どもが親を選べたら」少子化が生んだ想像力――イ・ヒヨン『ペイント』
第十章:社会の周縁から人間の本質を問う――キム・ヘジン『中央駅』
第十一章:あり得たかもしれない、ハッピーエンドの物語――チョン・セラン『シソンから、』
第十二章:高齢女性の殺し屋が問いかける〈弱さ〉――ク・ビョンモ『破果』
第十三章:弱くある自由を叫ぶ――チョ・ナムジュ『私たちが記したもの』
〈弱さ〉から始まる未来を想像する――あとがきにかえて
「K-BOOKフェスティバル 2024 in Japan」にもブースを出店
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18219/996/18219-996-fdb7c74313348377b82e574cbd6bbc02-2667x2500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
日本で唯一の韓国文学フェス

K-BOOK振興会と韓国国際交流財団が共催する「K-BOOKフェスティバル 2024 in Japan」にNHK出版がブース出店します。「K-BOOKフェスティバル 2024 in Japan」は、日本語で読める最新の韓国文学に直接触れられる場としては最大級の、日本で唯一のお祭りです。
■開催日程
11月23日(土)12:00~18:00
11月24日(日)11:00~18:00
11月23日(土)のフェス1日目終了後には、同会場にてBOOK MEETS NEXT連動企画「イ・ビョンニュル詩人トークイベント」(18:30~20:00)も開催
■会場:出版クラブビル(東京都千代田区神田神保町1-32)
    神保町駅(東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄新宿線・三田線)A5出口より徒歩2分
■今年のテーマ
「ひらく(활짝 펼쳐라!)ー本をひらき、心をひらき、ひろがる未来へー」

開催期間中、NHK出版からは以下のほか韓国に関連するタイトルを複数販売予定です。
『ドラマで読む韓国―なぜ主人公は復讐を遂げるのか』 定価:1,023円(税込)
『NHK出版 音声DL BOOK これからはじめる 韓国語入門』 定価:2,200円(税込)
『韓国ドラマ「御史とジョイ」公式ガイドブック』 定価:1,760円(税込)
『おかあさん観察図鑑』 定価:1,760円(税込)
著者紹介
小山内園子(おさない・そのこ)
韓日翻訳者、社会福祉士。NHK報道局ディレクターを経て、延世大学校などで韓国語を学ぶ。訳書にク・ビョンモ『破果』『破砕』(岩波書店)、チョ・ナムジュ『耳をすませば』(筑摩書房)、『私たちが記したもの』(すんみとの共訳、筑摩書房)、カン・ファギル『大仏ホテルの幽霊』(白水社)、イ・ミンギョン『私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない』『失われた賃金を求めて』(すんみとの共訳、タバブックス)などがある。
商品紹介
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18219/996/18219-996-3401d780a7ebe21839d82aa372594144-1535x2221.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

『〈弱さ〉から読み解く韓国現代文学』著者:小山内園子
出版社:NHK出版
定価:1,870円(税込)
発売日:2024年11月11日発売
判型:四六判並製
ページ数:240ページ
ISBN:978-4-14-081979-1
▼ご購入はこちら
Amazon→https://www.amazon.co.jp/dp/4140819790
楽天ブックス→https://books.rakuten.co.jp/rb/18019674/
NHK出版→https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000819792024.html※11月11日公開予定



企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください