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バングラデシュに逃れたロヒンギャ難民へ、ユニセフの緊急支援物資到着【プレスリリース】

PR TIMES / 2017年9月25日 16時23分

安全な水、衛生用品など100トン



[画像: https://prtimes.jp/i/5176/1016/resize/d5176-1016-981258-0.jpg ]

【2017年9月24日 ダッカ(バングラデシュ)発】

ユニセフ(国連児童基金)が、何十万人ものロヒンギャ難民の子どもやその家族のために手配した緊急支援物資がバングラデシュの首都ダッカに到着しました。

コペンハーゲンから到着した貨物輸送機には、浄水剤、家庭向け衛生キット、衛生用品、防水シートや子どものためのリクリエーション・キットなどの100トンの支援物資が積まれていました。

これらの支援物資は、この数週間に隣国ミャンマーから逃れてきた42万9,000人のロヒンギャ難民のうち、緊急に支援を必要としている推定25万人の子どもたちに提供されます。難民はバングラデシュ南部で悲惨な状況下で暮らしています。

「子どもたちと家族が飲料用・生活用の安全な水を得られるようにすることは、彼らを下痢症などの水に起因する病気への感染から守るために必要不可欠です」とユニセフ・バングラデシュ事務所代表エドゥアルド・ベイグベデル(Edouard Beigbeder)は述べました。「現在ロヒンギャ難民たちが暮らすキャンプや仮設住居の劣悪な環境では、特に雨量が多いこの時期、これらの病気への感染は非常に現実的な脅威なのです」

今回到着した支援物資に加え、通学バッグ、仮設テント、幼稚園キット、家庭用衛生・尊厳回復キット、防水シートおよび栄養関連物資などの支援物資がバングラデシュに向けて輸送されています。

到着した支援物資はトラックに積まれ、コックス・バザール市の南部へと向かいます。この地域では、バングラデシュに逃れてきた、いまだに増え続ける大勢のロヒンギャ難民が非常に厳しい状況で暮らしており、国際社会が規模を拡大して支援活動を展開しています。

ユニセフは、今後3カ月間、バングラデシュ南部におけるロヒンギャ難民への緊急支援活動に必要な追加資金として730万米ドルを要請していますが、難民の増加が続けばさらなる資金が必要となります。

* * *

危機下にあるロヒンギャ難民の子どもたちと家族に、人道支援を届けるユニセフの活動を支えるため、日本ユニセフ協会は『ロヒンギャ難民緊急募金』を受け付けています。

<ロヒンギャ難民 緊急募金>
郵便局(ゆうちょ銀行)募金口座 振替口座:00190-5-31000
口座名義:公益財団法人 日本ユニセフ協会
*通信欄に「ロヒンギャ」と明記願います。 *送金手数料は免除されます。
※公式ホームページでは、インターネットからの募金を受け付けています。 http://www.unicef.or.jp/kinkyu/rohingya/

* * *

■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子どもたちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する34の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国34の国と地域にあるユニセフ国内委員会のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)

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