【銀座 蔦屋書店】日本画家、宮崎 優の個展「四季のいろどり」を12月28日(土)より開催。日本の美と、女性のしなやかさを秘めた美しさを、繊細な線と柔らかな色彩で表現。
PR TIMES / 2024年12月26日 18時15分
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《風花》727×530mm/絹本着彩/2024
銀座 蔦屋書店(東京都 中央区 GINZA SIX6F)では、日本画家、宮崎 優 個展「四季のいろどり」を2024年12月28日(土)~2025年1月17日(金)の期間、店内アートウォールにて開催します。
※1月1日(水・祝)は全館休業日です。
特集ページ|https://store.tsite.jp/ginza/event/art/44791-1712291225.html
概要
大阪府出身の宮崎優は、細やかな筆致で季節とともに移ろう女性の心を描き出す日本画家です。高校の美術科を卒業し、かつて漫画家をめざしたという宮崎は、その後独学で日本画の技法を学ぶようになりました。春夏秋冬の自然をもつ日本の美と女性のしなやかな強さを表現する作品は、一見するとただ美しいようでいて、いずれも着物の生地、染、織、文様や、そこにまとう空気の揺らぎまで描写しようとするこだわりを感じさせます。在日コリアン2世として日本で育ち、幼少期に家族と離れて育った宮崎にとって日本の着物の女性を描くのは、自らのアイデンティティの模索によるものでもありました。女性の髪や肌のなめらかさ、柔らかな仕草と、対照的に内に秘める激しい情念。そうしたものをすべて含めた美しさとその物語を作品の中に込めています。本展では、新作4点を含む作品5点を展示します。
アーティストステートメント
私は幼い頃から、毎日少女の絵を描いていました。毎日描くことで、絵の中の少女に会いに行くような感覚でした。今思うと、自分に寄り添ってくれる存在を求めていたのかもしれません。
在日コリアン2世として日本に生まれ育ち、幼児期に家族と離れて育ったためか、自身のことも「女性」についてもよくわからず、確固たるアイデンティティがないまま生きていました。ですが様々な人々、特に女性との出会いが自身の鏡となってくれて、多くのことを学ぶと同時に、女性の美しさをあらためて知ることができました。 髪や肌の質感などの身体的な美しさや、女性のもつ柔らかな雰囲気、繊細でありながらも強かでしなやかな生き方、日常の何気ない仕草の中に秘められたもの、その心に宿る光と闇。 “光も闇もあるようにある”と受け入れ、光にも闇にも寄り添える女性を、私は美しいと思うのです。そして着物は、女性を美しくみせてくれる素晴らしい民族衣装だと思っています。 織や染で表現される季節の草花や風物・吉祥紋様の美しさ、日本の生活習慣から生まれた着物のカタチから、日本の伝統美や文化の素晴らしさが伝わってきます。
私は画家になる以前、10年以上に渡り、日本の友人と共に韓国伝統芸能であるプンムル(風物・農楽)の演奏活動をしていました。その中で、文化は国・民族・人種・思想信条を越えて、共に楽しみ継承し、発展させていくことができる、かけがえのないものであることを学び経験しました。その経験から日本文化の素晴らしさにも惹かれ、現在の制作へと繋がっています。在日コリアン2世として生きて肌で感じてきたもの、今まで出会った女性たちから見せてもらったもの、日本文化の美しさに触れて感じたもの、それらたくさんのいただきものが絵に宿り、筆を動かす力となっています。絵を通じて日本文化を楽しんで頂くと同時に、絵の中の女性の心模様などを自由に想像して頂けると幸いです。
宮崎 優
プロフィール
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58854/1018/58854-1018-9316dd8c4b14534f224452fb181078c6-3900x3900.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
宮崎 優 (MIYAZAKI Yu)
1973年 大阪府生まれ。大阪府立港南高等学校美術科卒業
〈個展〉
2011年 「軌跡」 アートスペース亜蛮人・大阪
2012年 ギャラリー歩歩琳堂・神戸
2018年 「兆し」 ギャラリーアートもりもと・銀座
2019年 「四季彩」 ギャラリー北岡技芳堂・名古屋
2020年 「ここから見える世界」 ギャラリーアートもりもと・銀座
2021年 「十二月の歌」 北岡技芳堂・名古屋
2022年 画集刊行記念展「つむがれゆく縁」 SASAI FINE ARTS・銀座
2023年 「一期一会」 北岡技芳堂・名古屋
2024年 「まなざしの先」 SASAI FINE ARTS・銀座
〈グループ展 他〉
2017年 『美人画づくし』出版記念展 (ギャラリーアートもりもと・銀座、丸善日本橋店)
2017年 心象美人画4人展(ギャラリー北岡技芳堂・名古屋)
2018年 「第9回アダチUKIYOE大賞」大賞受賞
2018年 二人展「ひととせ」(ギャラリー北岡技芳堂・名古屋)
2018年 「百美人画展」(渋谷BUNKAMURAギャラリー)
2019年 『美人画づくし 弐』出版記念展(ギャラリーアートもりもと・銀座)
2019年 ephemeral~少女たちの領域~(みうらじろうギャラリー・東京) ~’23(隔年で参加)
2019年 Summer Show(ギャラリーアートもりもと・銀座)
2019年 心象人物画展(ギャラリー北岡技芳堂・名古屋)
2019年 「Seed 山種美術館 日本画アワード2019-未来をになう日本画新世代-」入選
2019年 鸞翔鳳集展 (ギャラリーMUMON・銀座)
2020年 「美人画づくし展-令和-」(横浜高島屋)
2020年 第8回郷さくら美術館「桜花賞展」奨励賞受賞
2021年 美人画ルネサンス(阪急うめだ本店・大阪)
2022年 画業50周年 一瞬間の”煌めき”中島潔 令和の心を女性に描く(佐賀県立美術館)
2023年 上野@アーティストになろう2023(上野松坂屋)
2023年 MITSUKOSHIセレクション アートの現在地(日本橋三越本店)
2023年 桜と四季の花々展(豊川市桜ヶ丘ミュージアム・愛知)
2023年 さくら展(さくら市ミュージアム・栃木)
2023年 「花のうてなに座る」石川幸奈・福田季生・宮崎優三人展(SASAI FINE ARTS・銀座)
2023年 宮崎優 新作オリジナル木版画完成披露展(SASAI FINE ARTS・銀座)
2023年 現代美人画 エキゾチック・ウーマン(郷さくら美術館)
2023年 『美人画づくし和装篇』刊行記念展 東美アートフェア(東京美術俱楽部)
作品販売について
本展の作品については、下記の期間、銀座 蔦屋書店の店頭にてエントリーいただき、当選されたお客様がご購入いただけます。(版画作品はのぞく)
申込受付期間|2024年12月28日(土)10:00~2025年1月12日(日)21:00
展示詳細
宮崎優 個展「四季のいろどり」
期間|2024年12月28日(土)~2025年 1月17日(金)
※1月1日(水・祝)は全館休業日です。
会場|銀座 蔦屋書店 アートウォール
主催|銀座 蔦屋書店
協力|SASAI FINE ARTS
お問い合わせ|info.ginza@ccc.co.jp
特集ページ|https://store.tsite.jp/ginza/event/art/44791-1712291225.html
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/58854/1018/58854-1018-968352decc8ec0b122aa18a6b136b515-650x433.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]銀座 蔦屋書店
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