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アグレックス、個人情報の検出・マスキングを実現する匿名加工支援ソリューション「フリーテキストマスキング」を提供開始

PR TIMES / 2021年9月9日 15時45分

改正個人情報保護法に向けて、企業のデータ利活用推進を支援

TISインテックグループの株式会社アグレックス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:畝森達朗、以下 アグレックス)は、文章内に含まれる個人情報や機微情報を検出し、それらをマスキングされた文字列に変換する匿名加工支援ソリューション「フリーテキストマスキング」の提供を開始することを発表します。



「フリーテキストマスキング」は、応対履歴や音声認識テキスト、アンケートの自由記述欄などの個人情報を含む可能性がある文章(以下、フリーテキスト)から、氏名や住所、電話番号やクレジットカード番号、メールアドレスなどの個人情報を機械的に判定し、それらをマスキングすることで個人が特定できないように情報を加工する匿名加工支援ソリューションです。

アグレックスが販売するデータクレンジング・名寄せツール「Precisely Trillium※1」や各種マスター製品を利用したデータクレンジングのノウハウを集約し、独自のアルゴリズムを組み合わせることで、本ソリューションは、高い精度での個人情報の匿名化を実現します。

これまで人的作業となっていたフリーテキスト内の個人情報の検出・マスキングを機械的に行うことで、加工作業にかかる負担を軽減するとともに、データ利活用時の情報漏洩リスクを低減します。

また、改正個人情報保護法で定められている「匿名加工情報※2」「仮名加工情報※3」として取り扱うことで、一定ルール下で本人の同意なく第三者への提供や情報の目的外利用などが可能※4になることから、データを活用した企業の新たなビジネス創出の実現を後押しします。

アグレックスは、本ソリューションにより、精度の高い匿名加工を行うことで、情報漏洩リスク低減による安全なデータの取り扱いを実現し、企業のデータ利活用を支援します。

※1 Precisely Trillium:米国 Precisely が提供する導入実績 No.1 のデータクレンジング・名寄せツールです。世界で約2,000社、日本国内においてはアグレックスが1999年から販売し、約250社にご利用いただいています。アグレックス独自の住所・姓名・法人名キーワードの各種辞書を用いた高精度なデータクレンジング機能により、名寄せの際に問題となるデータ表記の違いを効果的に解消します。また、目的に応じた柔軟な名寄せ機能により高精度な顧客情報整備を短時間で実現します。
※2 匿名加工情報:個人情報を、特定の個人を識別することができないように加工し、当該個人情報を復元できないようにした情報
※3 仮名加工情報:個人情報を、他の情報と照合しない限り特定の個人を識別することができないように加工して得られる情報(2022年4月施行予定)
※4 匿名加工情報、仮名加工情報として取り扱うためには、データの加工処理だけでなく安全管理措置や公表対応などが必要です。また本ソリューションは変換精度100%を保証するものではありません。

■変換イメージ

[画像: https://prtimes.jp/i/11650/1019/resize/d11650-1019-9f0f8501744a11b7abfb-0.png ]


■「フリーテキストマスキング」の特長
◆データクレンジングのノウハウを集約することで高い精度で個人情報を検出
アグレックスでは、全国住所マスター「ADDRESS」をはじめ、姓名辞書などの各種マスター製品を提供しており、それらの辞書データを扱ったデータクレンジングのノウハウを本ソリューションに集約しています。アグレックスのノウハウを活用した独自のアルゴリズムに加え、お客様独自のデータを拡張辞書として追加登録することにより、高い精度での個人情報の検出が可能です。

◆セキュアな環境でマスキング処理が可能
本ソリューションは、ローカル内で処理を実行するため、セキュアなオフライン環境でマスキングができます。クラウドシステムへのデータアップロード前や、業務委託時のデータ連携前に使用することでより安全にデータを取り扱うことが可能です。

■活用例
◆企業内外の分析機関へのデータ提供
例えば、コンタクトセンターに寄せられるお客様からのご意見・ご要望・クレームに内在する個人情報や、その他各種会員情報などを本ソリューションでマスキングしたうえで、分析部門への連携やクラウド分析ツールへのアップロード、外部分析機関へ業務委託し、お客様の声(VOC:Voice Of Customer)やお客様情報を安心安全に製品・サービス向上や新サービス開発などに活用することができます。

◆リモートワーク環境でのデータ活用
社外Wi-Fi接続による情報漏洩やVPNからの情報流出、PC紛失などセキュリティインシデントが潜むリモートワークにおいて、あらかじめ本ソリューションで個人情報をマスキングしておくことで個人情報漏洩リスクを低減します。

■価格
<サブスクリプションサービス ライセンス定価>
月額:10万円~
※料金は使用端末に応じた価格体系となります。
※詳細な料金に関しては、下記サービス問い合わせ先にご連絡ください。

■背景
2017年5月施行の改正個人情報保護法により導入された「匿名加工情報」の概念に加え、2022年4月施行予定の改正個人情報保護法では「仮名加工情報」が新たに導入され、個人を特定できないように加工した情報については、通常の個人情報と比較して事業者の規律が緩和されることとなり、企業のデータ利活用の促進が期待されています。
また、本ソリューションの開発にあたり、お客様へのデータ活用に関するヒアリングを行ったところ、個人情報保護法では加工することなく利用可能とされる同社内の他部門への連携時や業務委託時においても、個人情報の匿名加工を行っており、自由記述欄(フリーテキストエリア)に内在する個人情報は、人手によるマスキングを実施している企業が多く存在することがわかりました。
アグレックスは、企業の加工処理にかかる負担やコストを抑えて、安全かつ容易にデータを取り扱うことができる本ソリューションを提供し、お客様のデータ利活用による企業成長を支援します。

株式会社アグレックスについて(https://www.agrex.co.jp/
アグレックスは、BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)、SS(ソフトウェアソリューション)、SI(システムインテグレーション)を柱とする総合情報サービス企業です。1965 年の創業以来、半世紀にわたり、大量のデータを抱える企業の煩雑な業務処理を一手に引き受ける独自のアウトソーシングビジネスを中心に事業を展開し、その後システム開発・運用へとその領域を拡大してきました。アグレックスは、業務処理と IT のノウハウを総合化・融合化し、お客様に最適なソリューションを提供し続けます。

TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ社員約2万人が一体となって、強みを活かし、国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客様のビジネスを支えるITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして、未来の景色に鮮やかな彩りをつけていきます。

※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

【本件に関するお問合わせ先】
◆本サービスに関するお問い合わせ先
株式会社アグレックス
営業本部 営業統括部 ソリューション営業部  ビルグーン
TEL:042-371-5945 E-mail:system_contact@m.agrex.co.jp

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