【動画・コメントあり】平野啓一郎の名作「ある男」感動のミュージカルへ。2025年8月、世界初演開幕!【脚本・演出:瀬戸山美咲/出演:浦井健治、小池徹平 ほか】
PR TIMES / 2024年12月20日 10時15分
人間の存在の根源と、この世界の真実を描き、読売文学賞を受賞した長編小説・平野啓一郎/著「ある男」の世界初オリジナルミュージカル化が決定!ティザー映像とともに、記念すべき世界初演を彩る豪華なキャスト&クリエイター陣が発表された。2025年8月に東京・東京建物 Brillia HALLにて上演後、広島・愛知・福岡・大阪にて上演予定。チケットは2025年春発売予定。
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浦井健治ver.
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小池徹平ver.
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/28143/1022/28143-1022-67c2f0975a8a40f7460b27c0aeba0dca-2564x1755.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
上段)浦井健治、小池徹平、濱田めぐみ、ソニン/下段)上原理生、上川一哉、知念里奈、鹿賀丈史
愛した記憶、隠された真実。
平野啓一郎の名作が音楽と共に心を揺さぶるミュージカルに。
彼が教えてくれた ”本当の私” とは―
人間の存在の根源と、この世界の真実を描き、読売文学賞を受賞した長編小説、平野啓一郎/著「ある男」(2018年9月、文藝春秋刊/英訳版“A MAN” も、2020年6月に世界に向けて発売)。
自分は何者か、肩書、人種、国籍など、色々なものを剥ぎ取り本質を見つめた時、残るものは何か。
“ある男”が死んだ時、その男は本当は何者だったのか。
アイデンティティはどこにあるのかと問わざるを得なくなる。
個人を個人として規定するものは、内面なのか、社会的な立場や評価、戸籍などの記録か、血筋なのか。
“普通”の幸せを求め続けた男。
“普通”の幸せを生きているフリをしながら、自分とは何か、もがきながら生きる男。
この物語は、懸命に生きる現代の人々の心に何かを問う時間となる。
ティザー映像
▼2ショットver.
[動画1: https://www.youtube.com/watch?v=-lnUZzUAvsA ]
▼浦井健治ver.
[動画2: https://www.youtube.com/watch?v=cv62DxjOti8 ]
▼小池徹平ver.
[動画3: https://www.youtube.com/watch?v=XvRUaWV985o ]
著者プロフィール/クリエイターコメント&プロフィール
<著者プロフィール>
■小説家:平野啓一郎
1975年、愛知県蒲郡市生まれ、福岡県北九州市出身。京都大学法学部卒。在学中の1999年に文芸誌『新潮』に投稿した小説『日蝕』で第120回芥川賞を受賞した。以後、一作毎に変化する多彩なスタイルで、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている。
主な著書に、小説『葬送』、『高瀬川』、『決壊』、『ドーン』、『空白を満たしなさい』、『透明な迷宮』、『マチネの終わりに』、『ある男』、『本心』等、エッセイに『本の読み方 スロー・リーディングの実践』、『小説の読み方』、『私とは何か 「個人」から「分人」へ』、『考える葦』、『「カッコいい」とは何か』、『死刑について』、『三島由紀夫論』等がある。2024年、短篇集としては10年ぶりの発表となる最新作『富士山』を刊行。
<クリエイターコメント&プロフィール>
■音楽:ジェイソン・ハウランド
この度、日本の皆さまに、新しいミュージカル作品『A Man』をお届けできることを大変楽しみにしています。この物語の核心にあるストーリーには、外面的なミステリーと内面的な葛藤を同時に解き明かしていくという、非常に心を動かされる魅力があります。そして、この物語は音楽のために生まれたような豊かな要素を持っています。
希望、愛、喪失、切望、痛み、そしてユーモア--まさに人間のあらゆる感情を描いた歌が詰まっています!作曲家にとって夢のような才能あふれる素晴らしいキャストの皆さんとともに、この物語がどのように展開していくのか、観客の皆さまにご覧いただける日が待ちきれません。この作品がどのように響くか、一緒に体験できることを心から楽しみにしています!
【プロフィール】
作曲家(トニー賞ノミネート)であり、プロデューサー(グラミー賞受賞、トニー賞ノミネート)、編曲家(エミー賞受賞、トニー賞ノミネート)およびオーケストレーター。
ブロードウェイでの作曲作品として『若草物語』、『パラダイス・スクエア』(トニー賞ノミネート)、音楽監修・指揮・編曲作品として『ビューティフル―キャロル・キング・ミュージカル―』(グラミー賞受賞)、『ハンドルズ・メサイア・ロックス』(エミー賞受賞)、『SHUCKED』作曲家(トニー賞ノミネート)、『アリス・イン・ワンダーランド』、『ジキル&ハイド』、『レ・ミゼラブル』、『南北戦争』、『スカーレット・ピンパーネル』、『タブー』、『スパイダーマン』などがあり、今シーズン話題のブロードウェイミュージカル『ザ・グレート・ギャツビー』では作曲およびオーケストレーター/編曲。また、日本では、『デスノート THE MUSICAL』(編曲・オーケストレーション)、『生きる』、『東京ラブストーリー』(作曲・オーケストレーション・編曲)に携わり、2025年11月にはソウルで上演予定の『キャプテン・ネモ』の作曲を手掛けている。
■脚本・演出:瀬戸山美咲
ミステリーでもあり、人間の心の奥底を見つめる優れたヒューマンドラマである平野啓一郎さんの原作をミュージカルにします。生きづらさを抱える人たちにそっと寄り添えるような作品にしたいと思います。お客さまの心の奥に届くよう、ジェイソン・ハウランドさんと高橋知伽江さん、そしてこれ以上ない素晴らしいキャストのみなさんとともに、この「心の旅」を繊細に積み上げてまいります。ミュージカル『ある男』、どうぞご期待ください。
【プロフィール】
劇作家・演出家・ミナモザ主宰。『彼らの敵』(作・演出)で第23回読売演劇大賞優秀作品賞受賞。『THE NETHER』ほかの成果で第70回芸術選奨文部科学大臣賞新人賞、現代能楽集X『幸福論』~能「道場寺」「隅田川」より(長田育恵と共作・演出)で第28回読売演劇大賞選考委員特別賞ならびに優秀演出家賞を受賞。23年、『スラムドッグ$ミリオネア』『ザ・ビューティフル・ゲーム』(ともに上演台本・演出)で第48回菊田一夫演劇賞受賞。近作に『う蝕』(演出)、『ある都市の死』(上演台本・演出)、『楢山節考』(上演台本・演出)など。25年3・4月には、ミュージカル『ボニー&クライド』(上演台本・演出)の上演が控える。
■歌詞:高橋知伽江
目の肥えた大人も楽しめる粋な舞台誕生の予感に胸を躍らせています。現代社会が抱える問題がいくつも描かれ、その陰影の中に永遠に輝く真実が見えてくるという繊細なストーリーです。『生きる』でご一緒したジェイソン・ハウランド氏の音楽は今回もまた自由自在で魅力的。脚本と演出担当の瀬戸山美咲さんは、複雑な原作をていねいに読み解いてくださるので、私も歌詞担当として一生懸命に伴走していきます。熱意と才能あふれるスタッフ・キャストの皆様と共に、深い感動をお届けできる日が楽しみです。
【プロフィール】
東京外国語大学ロシア語学科卒業。劇団四季を経て、1997年よりフリーランスで演劇台本の執筆、翻訳、訳詞を手掛け、なかでも『手紙』『生きる』『COLOR』などオリジナルミュージカルの創作に力を入れる。映画「アナと雪の女王」訳詞も代表作の一つ。2021年開幕の同作ミュージカルでは日本語台本・訳詞を担当している。2013年より17年まで、水戸芸術館演劇部門芸術監督。11年第4回小田島雄志・翻訳戯曲賞、16年劇団四季『アラジン』の訳詞により第23回読売演劇大賞優秀スタッフ賞を受賞している。劇団四季オリジナルミュージカル『バケモノの子』『ゴースト&レディ』(脚本・歌詞)も手掛ける。
キャストコメント
■浦井健治(城戸章良 役)
ある男。この素晴らしい小説を、まさかミュージカルに!?しかもキャスト陣の凄い顔ぶれに興奮しています!
ジェイソンさんとは、『デスノート THE MUSICAL』からお世話になっていて、ただただ信頼しかありません。物語に寄り添い、余白までも豊かに膨らんでいく楽曲。そして、台詞の後ろに流れる音達も、豊かで、多彩で、音で「思想」までも表現し、我々をその世界に誘って下さる。音の中に役を演じる上での「道標」もある。ジェイソンさんとオリジナルミュージカルを立ち上げる創作現場で組めること、心から幸せに思います。
最高の座組で挑みます!!
■小池徹平(ある男・X 役)
今回、『デスノート THE MUSICAL』以来の共演となる浦井健治さんをはじめとした素敵なキャスト、スタッフの皆さんと共に、新しい作品に携われる事にとても気持ちが高揚しております。皆さんに楽しんでもらえる作品になる様に、全力で励んで参ります。ミュージカル『ある男』ご期待下さい。
■濱田めぐみ(後藤美涼 役)
新しい世界の幕開き。どんな舞台に仕上がるのか今から興味深々です。それぞれの生き様、考え方、捉え方。生々しくリアルにかつ不思議で、それでいて身近で共感出来る様な舞台。ドラマチックな展開で、皆様と一緒にラストまでの旅を楽しみたいと思います。これからゼロから立ち上げるオリジナル作品。全力で挑みたいと思います。
■ソニン(谷口里枝 役)
この作品に参加する事は、私の人生にとって意味のあるものになると思うので、どのような景色が見えるのだろうと胸を膨らませています。
キャストのほとんどの方が、何度も共演経験ある気心知れた方々なので心強く、切磋琢磨しながら良い作品に作り上げていく事、また、演出家の瀬戸山さんとの初のお仕事も、2度目ましての作曲家ジェイソンとの再会も、とても楽しみにしています。
■上原理生(谷口恭一 役)
お話をいただいて原作を読むことから始めたのですが、人が名前や戸籍、その素性を全部脱ぎ去った時に残る「培ってきた時間」や「愛情」は本物なのか、「人」とは何を基準に存在するものなのかを考えさせられました。平野啓一郎さんの緻密で濃密なヒューマンミステリーがどんな舞台作品になるのか、そしてこのオリジナルミュージカルをゼロからどんなふうに作り上げていくのか今から楽しみでなりません。ご期待ください。
■上川一哉(谷口大祐 役)
カンパニーの一人としてこの作品に携われる事に、心から感謝いたします。海外でも人気の高い小説がどのような形でミュージカルとして誕生するのか、今から期待と興奮でいっぱいです。この作品には、今を生きる我々に問いかけるメッセージがたくさん描かれていると思いますので、その一つ一つをお客様に丁寧にお届けできるよう、全身全霊で務めさせていただきます。
■知念里奈(城戸香織 役)
日本で新しく生まれるオリジナルミュージカルに参加できることを嬉しく思っています。
原作が面白くて映画も拝見していたので、この物語がミュージカルになったときにどんな魔法がかかるのか、私自身とても楽しみです。
素敵な作品になるように、カンパニーの皆さんと一緒にベストを尽くします。
どうぞご期待ください。
■鹿賀丈史(小見浦憲男/小菅 役)
新作のオリジナルミュージカルに出演できることを非常に嬉しく思っています。特に今回は2役、2人の人物を演じるということです。それも2人は真逆な性格の持ち主で、それぞれ歌うナンバーも当然違ってくるわけで、非常に楽しみにしております。かなり面白い作品になると思いますので、皆様もどうぞご期待していただきたいと思います。
1つ付け加えますと、相変わらず1番年上の役でございます。(笑)
あらすじ
「仮に、Xさんと呼ぶことにします」
弁護士の城戸章良は、「ある男」についての奇妙な相談を受ける。
宮崎に住む谷口里枝は、愛する夫を仕事中に起きた不慮の事故で失ってしまう。
しかし、夫の兄から知らされたのは、遺影に写る愛した人が全くの別人だということだった。
戸籍で示されるはずの個人の証明。人は何をもって「個人」として存在するのか。
真実を追う中で城戸もまた自身の葛藤と向き合うこととなる。
自分の価値とは何なのか―。自分の生きる道は、自分で選ぶことができるのか―
ある男が生きた人生を通して見えてくる、自分の存在と意義。
我々は、この世界の真実に触れる。
公演詳細
ミュージカル『ある男』
<東京公演>
期間:2025年8月
会場:東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)
チケット:2025年春発売予定
<ツアー公演>
広島、愛知、福岡、大阪公演あり
<キャスト>
浦井健治、小池徹平 / 濱田めぐみ、ソニン
上原理生、上川一哉 ・ 知念里奈 / 鹿賀丈史
碓井菜央、宮河愛一郎 / 青山瑠里、上條 駿、工藤広夢、小島亜莉沙、咲良、俵和也、増山航平、安福毅
<スタッフ>
原作:平野啓一郎「ある男」(文春文庫/コルク)
音楽:ジェイソン・ハウランド
脚本・演出:瀬戸山美咲
歌詞:高橋知伽江
振付:松田尚子
美術:石原敬
照明:高見和義
音響:山本浩一
衣裳:十川ヒロコ
ヘアメイク:大宝みゆき
音楽監督補:村井一帆
演出助手:伊達紀行
歌唱指導:YUKA
稽古ピアノ:中條純子
舞台監督:加藤高
Art direction・Design:Koji Wagatsuma(YAR)/Yua Matsumoto(YAR)
Photographer:Tomoharu Kotsuji
主催・企画制作:ホリプロ
公式HP=https://horipro-stage.jp/stage/aman2025/
公式Instagram=https://www.instagram.com/amanmusical_official/
#ある男ミュージカル
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