山形県大蔵村におけるデジタル地域通貨の利用拡大に向けた取り組み
PR TIMES / 2024年10月5日 0時40分
村営バス大蔵村共通ポイント「くらポ」を用いたキャッシュレス決済を導入
山形県大蔵村(村長: 加藤正美、以下 「大蔵村」)、東日本電信電話株式会社山形支店(支店長: 小澤一仁、以下 「NTT 東日本」)、株式会社 NTTネクシア(社長: 山本健一、以下 「NTTネクシア」)、株式会社エヌ・ティ・ティ・カードソリューション(社長: 赤星賢太、以下 「NTTカードソリューション」)、株式会社コンピューター・ビジネス(社長: 阿久津秀人、以下 「コンピューター・ビジネス」)の5者は、2024年3月に利用開始された大蔵村共通ポイント「くらポ」(以下「くらポ」)の更なる利用拡大と村民等の利便性向上に向けて、2024年10月1日より村営バス(肘折ゆけむりライン(肘折温泉-新庄線)、以下「肘折ゆけむりライン」)の乗車運賃を「くらポ」を用いて支払うキャッシュレス決済を開始しました。
本事業を通じて村民ならびに村外の来訪者に対して「くらポ」の利用促進を図るとともに、大蔵村のデジタルトランスフォーメーションを後押しし、スマート且つ安心安全に過ごせる「持続可能なまちづくり」に貢献してまいります。
1. 取り組みの背景・目的
「肘折ゆけむりライン」は、村民にとって生活圏である隣接市と大蔵村を結ぶ重要な路線として長年重宝されているだけではなく、隣接市民や大蔵村を訪れる観光客といった村外の利用者にとっても、必要不可欠な交通手段として利用され続けてきました。しかし、乗車運賃の支払いが現金や回数券といったアナログ手段に限定されており、利用者の利便性向上に向けた「支払方法のデジタル化」が喫緊の課題でした。
一方NTT東日本グループは、ICTを活用した地域社会の課題解決に取り組んでおり、大蔵村とは2023年9月に発表した「第2期大蔵村まち・ひと・しごと創生戦略」の実現に向けたDX推進協定を締結しており、2024年3月にはデジタル地域通貨として大蔵村共通ポイント「くらポ」の運用を開始しています。
この度、「くらポ」利用促進の一環としてバス運賃キャッシュレス決済システムを導入することで、村内外の利用者および交通事業者の利便性向上が期待できます。更にキャッシュレス化により、暗黙知とされていた利用者属性(年代、居住地 等)や乗降データを可視化、分析できるようになることで、これまで以上に利用者ニーズに寄り添った「安心安全なサービス」提供が可能となります。
また、村営バスでのキャッシュレス決済導入にあたり利用開始イベントを開催いたします。
【肘折ゆけむりライン キャッシュレス決済利用開始イベント】
・日 時 : 2024年10月1日(火)10:00~10:30
・場 所 : 大蔵村 中央公民館 駐車場
・参 加 : 大蔵村 加藤正美村長、村職員、村民 等 (約30名)
・内 容 : 村営バス事業キックオフ宣言、事業者挨拶、第一号利用者による乗車デモンストレーション
2. 村営バス キャッシュレス決済導入の概要
・利用開始日 2024年10月1日(火)
・利用可能路線 大蔵村村営バス 肘折ゆけむりライン(肘折温泉-新庄線)
・提供サービス GPS機能、バスの位置情報、GTFSデータを用いた乗車運賃の自動決済
「くらポ」連携によるデジタル乗車券の購入(クレジットカード決済)
・購入サイト https://yukemuripass.jp/
<全体像(乗車方法)>
[画像: https://prtimes.jp/i/98811/1041/resize/d98811-1041-3739b8e563ccfe2ad80d-1.png ]
3. 各社の役割
1. 大蔵村
本事業の全体マネジメント
交通事業者やバス利用者からの問い合わせ対応
2. NTT東日本
地域窓口として ICT に関する情報提供・運営支援
NTT 東日本グループのソリューションを活用した地域課題解決への支援
3. NTT ネクシア
本事業に係る全体設計・運用フローの構築
大蔵村との全体事業に係る情報連携および普及拡大に向けた運用支援
4. NTTカードソリューション
バス運賃キャッシュレス決済システムと「おまかせeマネー※」間のAPI連携
※NTT カードソリューションが提供する地域通貨プラットフォームサービスです。
5. コンピューター・ビジネス
バス利用者スマートフォンの位置情報、GTFS-JP(標準的なバス情報フォーマット)を用いたバス運賃キャッシュレス決済システムの構築・運用
4. 今後の展開
バス運賃決済システム導入による「くらポ」の更なる利用推進、村内外の利用者および交通事業者の利便性向上の実現はもちろんのこと、大蔵村とNTT東日本をはじめとしたNTT東日本グループ、コンピューター・ビジネスは、村民の皆様がいつまでもスマートかつ安心安全に暮らすことができる「サステナブルな地域」の実現を目ざして、地域通貨の発展、およびその他分野のデジタルトランスフォーメーションも連携して推進していきます。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
山形県大蔵村、村営バスで大蔵村共通ポイント「くらポ」を用いたキャッシュレス決済を導入
ポイ探ニュース / 2024年10月3日 0時31分
-
山形県大蔵村、NTT東日本らとデジタル地域通貨「くらポ」利用拡大に向けた取り組み
マイナビニュース / 2024年10月2日 12時53分
-
10月1日から電車・バス運賃値上げの「伊予鉄グループ」キャッシュレス割引をスタート
南海放送NEWS / 2024年10月1日 17時10分
-
ついにできた!?「夢の充電方法」で走るバス、万博で運行へ 将来は高速道路への実装も視野
乗りものニュース / 2024年9月27日 14時12分
-
東北の自治体初!仙台市観光シティループバス「るーぷる仙台」でクレジットカードやデビットカード等のタッチ決済による乗車サービスの実証実験を開始します
PR TIMES / 2024年9月17日 18時15分
ランキング
-
1ダヴ「ルッキズムに異議」が皆の怒りを招いた根因 「啓発キャンペーン」がなぜ批判されてしまったのか
東洋経済オンライン / 2024年10月10日 16時20分
-
2サイゼリヤの進化か、改悪か? メニュー削減と2000店舗拡大の裏にある戦略
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年10月9日 5時15分
-
3「セブン&アイ・ホールディングス」 「セブン-イレブン・コーポレーション」に社名変更へ
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年10月10日 15時32分
-
4なぜか日本人の98%がやっていない…熟練金融記者が教える「毎月23万円」の年金を「42万円」に倍増させる方法
プレジデントオンライン / 2024年10月10日 7時15分
-
5「紅麹サプリ」で大阪市が「食中毒」と判断決定 回収した製品は「一部をのぞいて、年内に廃棄命令出したい」
MBSニュース / 2024年10月10日 17時50分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください