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【星のや沖縄】国の重要無形文化財・喜如嘉(きじょか)の芭蕉布の美しさと品格に触れる「涼風を装う芭蕉布サロン」開催

PR TIMES / 2024年12月17日 15時45分

~女性たちによって伝承される美しき工芸品。技と想いに触れる工房見学とトンボの羽のような唯一無二な着心地を体感する特別プログラム~



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各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。海に抱かれる沖縄ラグジュアリーの最高峰「星のや沖縄」では、2025年3月1日から6月30日の期間、国の重要無形文化財・喜如嘉(きじょか)の芭蕉布の美しさと品格に触れる「涼風を装う芭蕉布サロン」を開催します。芭蕉布は沖縄を代表する織物で、琉球王朝時代には徳川家や清王朝への献上品にも用いられていました。当プログラムでは、女性たちによって次世代へ伝承される大宜味村・喜如嘉の芭蕉布の工房を訪れ、畑づくりから一貫して手仕事で行われる技と想いに触れます。また、星のや沖縄では、芭蕉布とゆかりのある琉球古典舞踊を鑑賞するほか、今では美術品とも称される喜如嘉の芭蕉布の着心地を体験。「トンボの羽」とも形容される芭蕉布を涼やかな風と共にまとい、作り手の確かな技を感じながら、琉球王朝時代からの歴史に想いを馳せる、特別なひとときを過ごします。

背景
芭蕉布は600年前の琉球王朝時代より、琉球王府の王族から庶民まで幅広く使われてきた伝統的な織物です。琉球王朝時代には徳川家や清王朝にも献上された歴史があり、中国からの使者「冊封使」が大きな芭蕉葉の陰で涼み、機織りの音に耳を傾けていたという歌にも詠まれています(*1)。当プログラムでは、琉球王朝時代から続く素晴らしい工芸品を知って欲しい、喜如嘉の女性たちが守る技術と情熱に触れて欲しいと開発しました。
*1 参考文献:「徐葆光 奉使琉球詩 船中集」、文化庁月報(1995.10.28)

喜如嘉の芭蕉布とは
芭蕉布は、亜熱帯を中心に分布する植物・糸芭蕉の天然繊維を原料とした沖縄を代表する織物です。沖縄では自生している芭蕉ですが、沖縄県北部・大宜味(おおぎみ)村の喜如嘉という地域で作られる芭蕉布は、より良質な糸を採るために3年をかけて芭蕉を育て、糸取りから仕上げまで一貫して行われています。民藝運動の主唱者・柳宗悦の著書「芭蕉布物語」では「今時こんな美しい布はめったにないのです。いつ見てもこの布ばかりは本物です」と称賛され1974年には、「喜如嘉の芭蕉布保存会」が国の重要無形文化財に指定されました。代表の平良敏子氏(1921-2022)は、2000年重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定され、喜如嘉の女性たちと手掛けた素晴らしい技とその情熱は、次世代に伝承されています。


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星のや沖縄の庭を歩き芭蕉布のいろはを学ぶ「芭蕉布インビテーション」
海岸に沿うように1km渡って広がる、星のや沖縄の庭には亜熱帯地域特有の植物が繁り、糸芭蕉や実芭蕉も育っています。到着後に行う「芭蕉布インビテーション」ではスタッフと共に庭を歩き、芭蕉の特性や植物を活かす沖縄の人々の暮らしについて学びます。海からの心地よい風を感じながら、翌日の工房見学に期待を膨らませます。


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畑仕事から織りまで全工程を行う工房で、伝承される技と想いに触れる
翌日は、沖縄県北部の大宜味村にある「芭蕉布会館」へ向かい広大な畑を見学します。工房では「芭蕉布作りは畑仕事から」と言われ、良質な糸を採取するために3年かけて原木を栽培しています。畑見学の後には、繊維を取り出す「苧引き(うーびき)」や「絣結び」「織り」など全ての工程を行う工房を訪れます(*2)。春の芭蕉は茎が柔らかく糸を績むのに適しており、また、乾燥すると切れやすい芭蕉布の糸にとって湿度の高い5・6月は、糸を織る作業に適したシーズンです。全ての工程を一貫して現地で行い手作業に徹せられる丁寧な仕事を通して、琉球王朝時代からの歴史や国の重要無形文化財に指定された技と想いを知ります。
*2 見学できる工程は、その日の作業内容によって異なります。
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糸芭蕉の畑
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繊維と繊維を繋いで糸にする「糸を績む」作業の様子


美術品とも称される「芭蕉布」をまとう、この上ないひととき
芭蕉布は、風通しのよいさらりとした生地です。薄く張りがある布は「トンボの羽」とも形容されています。 琉球王朝時代には王府内でも夏の装いとして用いられていましたが、今では県内でも手に取ることが少なく、中でも重要無形文化財に指定された喜如嘉の芭蕉布は、美術品としてギャラリーで鑑賞する貴重な物となりました。本プログラムでは、特別に喜如嘉の芭蕉布保存会の協力を得て「ンチャナシ」と呼ばれる軽やかな羽織をまとい、芭蕉布ならではの着心地を体験します。


[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33064/1062/33064-1062-767e726fe0488b15f5db46376bd1ca3c-1276x851.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]



踊り手がまとう優美な芭蕉布で、琉球王朝時代に想いを馳せる
星のや沖縄の道場で、団扇を持ち舞う古典舞踊「作田(つぃくてん)」を鑑賞します。踊り手は特別展で展示されるほど貴重な芭蕉布の衣装をまとい、海を背景に優雅な舞を披露します。風をうける芭蕉布、そして美しい舞と三線の音色に酔いしれながら、琉球王朝時代に想いを馳せます。


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滞在スケジュール 例
<1日目>
15:00 チェックイン
16:30 芭蕉布インビテーション、庭散策とティータイム
<2日目>
7:00 星のや沖縄 出発
9:00 大宜味村・喜如嘉の芭蕉布会館へ畑や工房を見学
11:00 出発
14:00 星のや沖縄 戻り
16:00 芭蕉布の着心地を体感(ンチャナシを羽織り庭を散策)
18:00 道場にて、琉球舞踊をプライベート鑑賞

「涼風を装う芭蕉布サロン」概要
期間 :2025年3月1日~6月30日
料金 :1名 265,000円(税・サービス料込)*宿泊料別
含まれるもの:芭蕉布インビテーション、芭蕉布会館の見学、琉球古典舞踊の鑑賞、ンチャナシ試着体験
定員 :6名迄(2名から実施)
予約 :公式サイト( https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/hoshinoyaokinawa/ )にて2週間前まで受付

■星のや沖縄
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33064/1062/33064-1062-2fa99110578d5ba592a9327683f24388-3000x2000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

海と共に暮らす、琉球文化を昇華させた「グスクの居館」。沖縄の史跡から発想を得た「グスクウォール」と自然海岸に囲まれた敷地に、色彩豊かな畑と庭、海に臨む客室や沖縄文化を体験する道場が広がる、沖縄の贅沢を集めた海岸線に沿うリゾートです。



所在地 :〒904-0327 沖縄県中頭郡読谷村字儀間474
電話  :050-3134-8091(星のや総合予約)
客室数 :100室・チェックイン:15:00/チェックアウト:12:00
料金  :1泊 170,000円~(1室あたり、税・サービス料込、食事別)*通常予約は2泊より
アクセス:那覇空港から車で約1時間(空港リムジンバスあり<有料>)
開業日 :2020年7月1日
URL   :https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/hoshinoyaokinawa

■星のや
「その瞬間の特等席へ。」をコンセプトに、各施設が独創的なテーマで、圧倒的非日常を提供する「星のや」。国内外に展開する各施設では、その地の風土、歴史、文化をおもてなしに繊細に織り込み、出合った季節にしか味わえない最高の瞬間を体験していただくことで、訪れた人を日々の時間の流れから解き放つ。
URL:https://hoshinoresorts.com/ja/brands/hoshinoya/
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=pOIGZ9VyxgU ]

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