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キリンの新規事業、調剤薬局向け置き薬サービス「premedi」 10月より高田製薬との全国展開を開始

PR TIMES / 2024年9月27日 16時15分

~医療領域DXによる薬局での薬取り扱い品種の多様化へ対応~



 キリンホールディングス株式会社(社長COO 南方健志、以下キリン)は高田製薬株式会社(代表取締役社長 高田浩樹、以下高田製薬)を協業パートナーとして2023年11月よりエリアを限定し販売支援トライアルを開始した調剤薬局向け置き薬サービス「premedi(プリメディ)」を、2024年10月1日(火)より全国展開します。
 トライアル以降、ドラッグストア・調剤薬局の取り扱い増加により、サービスを導入いただいた薬局店舗数は開始当時の50店舗から、2024年8月時点で130店と2.6倍まで拡大しました。今後、見込まれる電子処方箋、オンライン診療、オンライン服薬指導サービス拡大による薬局の薬の取り扱い品種多様化への課題解決策としてpremediの需要を見込み、全国へ展開します。

 近年、医療領域ではサービスの効率化や患者がより良質な医療やケアを受けられることを目的とし、厚生労働省の主導で医療DXが進められています。2023年1月から電子処方箋が開始され、オンライン服薬指導やDXに対応したオンライン薬局もサービスを開始し注目が高まっています。こうしたサービスは、患者が場所に制約を受けず自由に薬局を選択できるようになり、厚生労働省が掲げる“かかりつけ薬剤師・薬局の推進”につながる一方、薬局側では処方箋を応需する医療機関数が増加し、近くの病院・クリニックの処方傾向に限定しない幅広い種類の薬を準備することが求められています。
 premediは、キリンのAI予測を活用することで薬局ごとの医薬品の利用確立を予測・配置し、少量ロットで管理が可能な置き薬サービスです。DXによる変革が進む薬局業界において本サービスを本格展開し、予測される取り扱い頻度の低い医薬品の適切な在庫管理と廃棄の最小限化を高田製薬とともにご提案し、薬局の課題解決を目指します。
高田製薬による本格展開内容
■主な活動
・高田製薬のMRが順次、premediを全国の薬局へご提案し、自社製品の情報提供活動とともに、薬局 
 における課題解決策を提案します。
 ・キリンがpremediで提供している薬局のAI処方分析を、高田製薬のMRからご案内し、薬局の在庫 
  課題解決を目指します。
 ・キリンと高田製薬の共催セミナー・展示会を継続的に企画します。今後の薬局業界の動向などにつ 
  いて共同で薬局へ情報提供いたします。
■エリア拡大
 ・2023年10月のトライアルエリアでは、東京、神奈川、千葉、愛知、福岡に限定していましたが、2024年10月以降、日本全国の薬局へサービスの提案を順次開始します。
各社からのコメント
■キリンホールディングス株式会社 ヘルスサイエンス事業部 部部長 西前純子
 premediはキリンが立ち上げた新規事業ですが、高田製薬社はpremediの拡大について常にキリンと同じ目線で考え、協業を力強く推進してくださっています。
 また、これまで協業を進める中で同社の製品の品質や患者様に対する思いを知るにつれ、品質本位・お客様本位を掲げるキリンとしても同社の姿勢に共感しており、事業を共に進めるパートナーとして心強く感じています。
今回の全国展開開始により、同社のMRからより多くの薬局様にpremediをご提案いただき、薬局様の課題解決がさらに加速することを期待しています。

■高田製薬株式会社 取締役上席執行役員 医薬事業本部事業本部長 三浦智広
 医療/社会に新たなソリューションの提供を目指すキリン社の新規事業は、顧客/患者様の価値創造を目指す高田製薬の活動の軸とまさにマッチしておりました。顧客、患者様双方に大きな利便性を提供できるpremediをご提案することができるようになったことで、弊社は製薬会社の役割を果たす機会を得ていると考えております。
 新規事業を通じてキリン社が考える医療/社会への貢献の想いを、高田製薬が日本全国に広げていくために全力で取り組んで参ります。


 キリンは「premedi」の展開拡大を通じ、あらゆる調剤薬局でもさまざまな薬がすぐに受け取れる状態を作ることで、調剤薬局や患者さんの課題解決、厚生労働省「患者のための薬局ビジョン」※1が掲げる“かかりつけ薬剤師・薬局の推進”、そして経済的価値を実現し、キリングループが掲げるCSV※2経営をさらに推進していきます。
※1 厚生労働省「患者のための薬局ビジョン」(平成27年10月23日(金)) 
https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11121000-Iyakushokuhinkyoku-Soumuka/vision_1.pdf
※2 Creating Shared Valueの略。お客様や社会と共有できる価値の創造

 キリングループは、自然と人を見つめるものづくりで、「食と健康」の新たなよろこびを広げ、こころ豊かな社会の実現に貢献します。

参 考 :「premedi(プリメディ)」に関するプレスリリース
2022年4月26日(火) https://www.kirinholdings.com/jp/newsroom/release/2022/0426_01.html
2023年11月22日(火) https://www.kirinholdings.com/jp/newsroom/release/2023/1122_01.html


「premedi」事業概要、高田製薬株式会社概要
■「premedi」事業概要
1.サービス名   「premedi(プリメディ)」  https://premedi.kirin.co.jp/
2. 提供元      キリンホールディングス株式会社
3.サービス内容
キリンのAI予測を使った薬局版・処方薬の置き薬調剤薬局ごとに、在庫を持っていない医薬品の中で、患者さんに必要とされる可能性が高い医薬品リストをAIが選定します。そのリストを活用し、調剤薬局で購入する医薬品を最終決定※3していただきます。
・選定した医薬品の保管棚をお貸し出しします。医薬品は医薬品販売パートナーから小ロットで購入いただけます。
・使用した分はオンラインで簡単に発注し、補充することができます。
・使用期限が近付いた医薬品は販売パートナーによる買い取りが可能※4なため、常に十分な期限のある医薬品を取り揃えることができます。調剤薬局は取り扱い頻度の低い医薬品の在庫リスクと欠品リスクを同時に減らすことができます。

※3 医療用医薬品のうち、都度定めるリストに含まれる医薬品から選定
※4 医薬品販売パートナーの買い取りは、別途定める条件を満たす医薬品に限る

[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73077/1064/73077-1064-7dcee070edbf2ad5edd20bc46c7481ca-1420x953.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【サービスイメージ図】
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/73077/1064/73077-1064-908b13e3370e774fcc0539e68b6416a5-1877x1236.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
※1 買い取りできるのは、別途定める条件を満たす医薬品に限ります。販売・買取価格は、販売・買取時の公定薬価を基準に、弊社が決定する価格となります。

【高田製薬株式会社 会社概要】
高田製薬株式会社は、小児科領域を強みとした付加価値ジェネリック医薬品をはじめとして、「独創的な製品を開発し、高品質の製品を適正に供給することにより、人々の健康に貢献する」ことを経営理念に掲げ、研究開発型の会社として主に医薬品の研究開発・製造・販売事業を展開しています。

■ 会社概要(2023 年9 月期)
会 社 名 :高田製薬株式会社
代 表 者 :代表取締役社長 高田 浩樹
所 在 地 :埼玉県さいたま市南区沼影一丁目11 番1 号
設 立   :1928 年11 月
資 本 金 :1,088 百万円
売 上 高 :25,800 百万円
従業員数 :801 人
ホームページ:https://www.takata-seiyaku.co.jp/
事業内容 :医薬品の製造・販売、清涼飲料水・健康食品の製造

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