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クリーンガス証書制度における「クリーンガス製造設備」の認定取得について     ~e-メタン製造設備として国内初の認定~

PR TIMES / 2024年7月1日 19時45分

 東京ガス株式会社(社長:笹山 晋一、以下「東京ガス」)は、2022年3月より運転している「東京ガス横浜テクノステーション メタネーション実証設備」(以下「本設備」)について、クリーンガス証書制度における「クリーンガス製造設備」の認定を取得しました。今年4月から運用が開始された本制度において、e-methane(以下、「e-メタン」)を製造する設備が「クリーンガス製造設備」の認定を取得するのは日本初になります。



 本設備では、横浜市と三菱重工グループ(*1)と共同で横浜市資源循環局鶴見工場の排ガスから分離・回収したCO2(*2)と、メガワット級水電解装置(*3)で製造するグリーン水素(H2)を主たる原料としてe-メタンを製造します。
 今年度中に、製造したe-メタンについてクリーンガス相当量の認証の取得を行うとともに、カーボンニュートラル実現に向け、e-メタンの環境価値移転に活用していきます。さらに、横浜市下水道河川局北部下水道センターで発生する消化ガスと再生水を活用したe-メタン製造も予定しています(*4)。

 東京ガスグループは、経営ビジョン「Compass2030」において「CO2 ネット・ゼロへの挑戦」を掲げています。本取り組みを通じ、e-メタンの普及を促進し、政府が掲げる「2050年カーボンニュートラル」に貢献していきます。
 
<認定概要>


[画像1: https://prtimes.jp/i/21766/1100/resize/d21766-1100-303de8643da012e21812-4.jpg ]


■クリーンガス証書制度 
 燃焼しても大気中のCO2が増えないとみなせる価値(環境価値)を持つe-メタンやバイオガスを対象に、クリーンガスとしての証書を発行する制度。クリーンガス証書評価委員会*4が製造設備の認定と、認定された設備により製造されたクリーンガス相当量の認証を通じて「クリーンガス証書」を発行することで、e-メタンやバイオガスの環境価値をエネルギー価値から分離し、移転可能となる。
(クリーンガス証書評価委員会HP:https://www.clean-gas-certificate.com/

<原料からe-methane製造とその活用までの流れ>


[画像2: https://prtimes.jp/i/21766/1100/resize/d21766-1100-7fd9cd2233693821939a-3.png ]


<環境価値移転のイメージ>


[画像3: https://prtimes.jp/i/21766/1100/resize/d21766-1100-038eb3e9d71548759c86-3.png ]


*1:三菱重工業/三菱重工環境・化学エンジニアリング
*2:ごみ焼却工場の排ガスからのCO2回収とメタネーションへの利用実証の開始(2023年7月28日発表)
  https://www.tokyo-gas.co.jp/news/press/20230728-03.html
*3:国内初、水素製造実証実験に向けた海外製メガワット級PEM型水電解装置の設置(2024年3月26日発表)
  https://www.tokyo-gas.co.jp/news/press/20240326-01.html
*4:横浜市と東京ガスがメタネーションの実証試験に向けた連携協定を締結(2022年1月18日発表)
  https://www.tokyo-gas.co.jp/news/press/20220118-01.html
*5:クリーンガスを製造する製造設備の認定、および認定済み製造設備により製造されたクリーンガス相当量の認証を行う機関
*6:東京ガスグループにおけるオフサイトコーポレートPPA小売供給事業の実施について(2023年5月30日)
  https://www.tokyo-gas.co.jp/news/press/20230530-02.html

以上

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