さくらみこ1st Live “flower fantasista!”のオフィシャルレポート公開!@有明アリーナ
PR TIMES / 2024年10月31日 9時15分
現在ZAIKO&SPWNにてアーカイブ視聴チケット販売中!(期限まで何度でも見放題!)
2024年10月26日、女性VTuberグループ「ホロライブ」所属のさくらみこが、1st Live “flower fantasista!”を有明アリーナで開催した。ホロライブの0期生である彼女は活動7年目に突入しており、VTuber業界でも古参に入る存在だ。ホロライブ全体のフェスイベントなど動員ライブのステージ経験は豊富だが、ソロライブは初めての機会であり、35P(ファンネーム)たちにとっては積年の思いが成就した形となる。
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9月には、1stアルバム「flower rhapsody」をリリースしたさくらみこ。今回はこのアルバムをひっさげ、ライブのために制作されたドレス衣装の披露かなど、盛りだくさんの内容となった。
会場ではホロライブ恒例の客席カメラに現地の35Pが思い思いのアピールを行い、配信勢も、コメントで桜の絵文字を連打するなど開演に向けて盛り上げていく。
オープニングムービーは、デビュー時の動画を思わせる粋な演出。35からスタートしたカウントダウンに、ピンク色に染まった35Pライトが花を添える。割れんばかりの歓声の中、エモーショナルなイントロでスタートしたのは本人も作詞に参加した「アワーツリー」。「にゃっはろー!みこのソロライブ、みんな、いくぞー!」という力強い挨拶とともに、さくらみこが現れた。華奢な体で振り付けを踊るたび、ピンクの髪が華麗に舞う。その様子は堂々かつしなやかで、可憐さと優美さを併せ持っていた。
M1「アワーツリー」
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「最後まで見逃すなよー!盛り上がっていくぞー!」と飛び跳ねると、アップチューン「にゃっはろーわーるど!!!」になだれこむ。雰囲気はジェットコースターのように一転し、ライブにぴったりの選曲にペンライトも加速していく。配信のコメントから生まれた「み俺誇」「み俺恥」のコーレスをふんだんに盛り込んだ楽曲で会場は最高潮に盛り上がり、さくらみこはエアギターまで披露した。
激しいナンバーを歌い終えたさくらみこは、渾身の「にゃっはろー!」で35Pに挨拶し、「35P!みこと一緒に、有明来たぞー!」と喜びを分かち合った。そして突然会場の上方を指さしたかと思えば「吊るしのみんなー!」と、天井から吊るされている(というネタの)配信視聴者にも挨拶。また「35Pのみんなもたくさん咲き誇って、最高の景色を観ましょう!みこのことを見つけてくれたぜーーーんぶの人に、みーんなに、この最高のライブを届けようね!」と呼びかけ、ファンと一緒にライブを作り上げようとする彼女らしさが現れているMCだった。
続く「DAI DAI DAI ファンタジスタ」は、ボカロP・じんが提供したもの。「人と比較しちゃう自分」というやや重めなテーマをつづりながらも、おもちゃ箱のような明るい曲調で、握った手と腰を左右に振る「大大大大……」の振り付けがとってもキュートだった。
M3「DAI DAI DAI ファンタジスタ」
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今回、セットリストはライブ向けのコーレス曲が多かったが、なかでも35Pの声に熱がこもっていたのが「きゅんきゅんみこきゅんきゅん(ハート)」だ。曲の序盤で、華やかな桜のドレスにロングヘア&ティアラのソロライブ衣装に早着替え。胸にハートを作る仕草やあざとい表情の「って言えって言われましたーっ!」には致死量の可愛さがつまっており、最後には「みんなー!大好きだよ~!」と特大ファンサを贈った。
その後のMCでは「え、かわいい?かわいいかなあ~!」とご満悦な表情を見せるなど、会場とのリアルのやり取りを楽しみつつ、改めて今回の新衣装を紹介。「7年前の『自分らしさがわかんない』って言ってたみこから考えると、本当にでっかくなったというか。まさかここまで来れるとはあの頃は思っていなかったけど、みんなのおかげですね!」と感慨深く語る場面も。日本の35Pはもちろん海外から駆け付けた35P、韓国や台湾のライブビューイング勢、吊るし席の面々、同時視聴中のホロライブメンバーに改めて挨拶した後には、吊るし席向けのファンサとして攻撃力抜群の投げキッスをプレゼントした。
「さくらんぼメッセージ」は、ナナホシ管弦楽団が手掛けたキャッチーなフィンガーダンスが印象的なヒロインソングだ。さくらみこは時折頬を赤らめたりウインクをしたりと、目まぐるしい気持ちの変化を表情でも表現。「1135」はライブ前にMVが公開された曲で、いきなりコーレスから始まるが35Pはさすがの瞬発力で応酬。「ポンコツ!ポンコツ!」のコーレスには「今ライブ中なんだけど!?」と本気のツッコミが飛んだ。
M6「1135」
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間髪入れずに、そのまま「Sakura Day's」へ。ナレーション風の歌詞にはところどころライブアレンジが施され、懐かしいネットミームを思わせるユニークな振り付けも楽しい。この曲は、後に発売決定が告知されたオリジナルノベルゲーム第2弾「にゃっはろーわーるど」の主題歌でもある。
ここで、スクリーンには侵入者を知らせる警報が。突然のホラー演出によって客席後方から登場したのは、さくらみこの分身である、みこだにぇーだ。ステージではさくらみこが「イケ贄」を歌う中、みこだにぇーは35Pと戯れながら会場を練り歩く。曲調も相まってお祭りのような雰囲気の中、みこだにぇーは無事ステージに到着した。この後のMCでは二人の貴重な掛け合いや、みこだにぇーが披露した機敏なステップに思わず会場も沸いた。
M8「イケ贄」
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「みこが日頃配信では出さないけど思ってる、秘めた心をこめた歌です。普段は笑顔を届けるぞって頑張っていて、暗い愚痴とかもあんまり言わないようにしていますが、みこもみんなと一緒で人間なんです。バーチャルだけど心もある。だから傷つくような言葉とかも、こういう立場だから少なくない。でもみこは『配信で出さない』とモットーとして思っているから、曲として伝えることにしました。みこのことを大好きなみんなもそうだし、そうではない人にも向けた曲です」
……と、丁寧な曲紹介をしたうえで始まったのは「ライクとヘイト」。前述のような複雑な思いを込めた歌詞だが、そこに遊び心のあるリズム運びとコミカルなサウンドをまぜた曲調、そしてハート型の風船で浮かぶブランコというかわいらしいステージ演出を合わせたのは、「それでも、悲しい気持ちにさせたくはない」というさくらみこの心遣いのようにも感じた。
ブランコを見送ると、「あーゆーれでぃ」へ。ボカロP・かいりきベアの持ち味を存分に生かしたアップテンポな中毒ソングだが、さくらみこの手の動きに合わせて光のエフェクトが放たれる演出で視覚的にも楽しい。
M10「あーゆーれでぃ」
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彗星のごとく青い光が舞い降りたかと思えば星街すいせいが登場し、miCometの共演に会場は大熱狂。TAKU INOUE・DECO*27が手掛けたコラボソング「シュガーラッシュ」を展開し、ビジネスフレンドと言い合う二人も、今夜ばかりは唯一無二のユニゾンを届けた。
さくらみこが「ビジネスパートナーのすいちゃんです」と紹介すると、星街すいせいもお決まりの口上で元気に挨拶する。さらにみこが「すいちゃんは~?」と振ると、一部の35Pが「今日も小さーい!」と返すなど、恒例のいじりで歓迎。時折敬語も混ざる絶妙な距離感のトークでは、さくらみこが自身の1stソロライブに合わせて、星街すいせいにも1stソロライブの衣装をリクエストしたエピソードが明かされた。
星街すいせいの衣装の腰布に合わせるように、さくらみこの衣装にも桜柄のカーテンのようなリボンヴェールが伸び、始まったのは「Stellar Stellar」。星街すいせいの代表曲で、『hololive shuffle medley』で見せたデュエットパフォーマンスが、目の前で再現された形だ。ステージ後方では桜型のスクリーンに流星が降り注ぎ、2人の歌姫の歌声と世界観が美しく融合していた。
M12「Stellar Stellar」
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感動覚めやらぬまま、星街すいせいが退場。ステージの暗転に衣装の装飾が光れば、ハンドマイクを持ったさくらみこは「Re:flection」をパフォーマンスする。さくらみこのオリジナル曲は、ほとんどが35Pに向けた、35Pのために歌われる曲だ。何度伝えても伝えきれないとばかりに、セットリストが進むにつれて歌唱の熱量も増している。
まばゆい光とともに衣装がホワイトベースに切り替わると、かねてより憧れていたいきものがかり/HIROBAの水野良樹に提供を受けた「SUNAO」へ。ポンコツエピソードに事欠かないさくらみこだが、そうしたお笑い的面白さだけでなく、ひたむきに35Pを思い続ける素直さも彼女の魅力だ。楽曲に合わせて様々な表情をみせるみこの歌声に、観客は心を奪われ続けていた。
M14「SUNAO」
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本編最後のMCでは、さくらみこが35Pに向けて書いた、桜色の手紙を読み上げた。涙まじりに読まれたその内容は抜粋するのがもったいないほど、これまでの試行錯誤と葛藤、35Pやスタッフへの感謝、そして温かな愛にあふれていた。
涙をぬぐうと、笑わせようとした35Pに「ポンコツ!?ふざけんなー!」と怒ってみせるなど、いつも通りの調子も戻ってきた様子。流れ始めた「flower rhapsody」のイントロが、本編のラストを彩る。
「さくらみこ」とは、自分らしさを見つけて、受け入れて、前に進んでいく物語なのだと思う。咲き誇る彼女の隣には、きっとあの頃のさくらみこも立っていたことだろう。少しだけ震える声で「でもわたし、わたしでよかったよ」と歌う彼女はあまりに頼もしく、ピンク一色のペンライトは花筏のように揺れ、最大の感動に包まれたまま本編は幕を下ろした。
M15「flower rhapsody」
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アンコールに応えるようにスクリーンに流れたのは、今日の会場物販から公演中にかけての映像だ。ついさっきまで見ていた光景がもう映像化されていることに驚いたのもつかの間、ステージ奥からさくらみこが登場すると、最初のオリジナル曲「マイネームイズエリート☆」が始まる。自身初のオリジナル曲で、アンコールとは思えないほど元気いっぱいのさくらみこは、ハイテンポで忙しない振り付けも難なくパフォーマンス。後半には「ここからはスーパーアンコールタイム!」とコーレスを要求した。
EN1「マイネームイズエリート☆」
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「みこのソロライブはまだまだ終わりませんよ!もっともっと大団円……ですよね!もっともっと欲張ってもいいよね?最後までついてこれますか!?」と会場の気持ちをぶち上げると、スタンドマイクとライブグッズのタスキ風タオルが登場。ギターサウンドにのって「アンコール2曲目はみこの大好きな曲です!」「まだまだ声出していけるよな!?」とさらに煽り、サンボマスターの「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」をカバー。背中を押されるようなさくらみこの歌にのって、35Pはタオルを回してひとつになっていく。「今日まで諦めたくなることいっぱいあったけど、今この時間のために、これからのためにあったんだなってみこは思います!みんなもそうだよな!?いつもありがとう!これからのために歌うぞ!」という熱すぎるコメントや、ほぼ叫ぶような魂の歌には、貫禄すら漂っていた。
最後の一曲はきっと……。そんな35Pの期待に応えるピアノの旋律で、「サクラカゼ」が始まる。会場には桜吹雪が舞い、花びらの一枚一枚が照明を受けてキラキラと輝く。夢心地のような景色が広がる中、落ちサビで再びピンクドレスに変わると、「ありがとう!」の声を合図に銀テープが発射。さくらみこはやりきった表情で「次の目標はセカンドライブだー!これからもついてきてねー!」と高らかに宣言すると、いつもの挨拶で、念願だったソロライブの幕を下ろした。
EN3「サクラカゼ」
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自分らしさってなんだろう。そう悩んできた歩みは年輪となり、桜の大樹を花開かせた。「推していてよかった」なんて気持ちなら、もう数えきれないほどもらっている。数々の楽曲が満開に咲き誇るステージで輝くさくらみこは、この日、世界で一番アイドルだった。
「つかみ取ったぞ、みんなと一緒に!!」――ライブの最後に彼女が叫んだ言葉が、今も心に残っている。
取材・文/ヒガキユウカ
写真/高田 真希子
配信チケット・アーカイブ視聴
▼配信チケット(SPWN、ZAIKO):¥6,500(税込)
■受付期間
※視聴チケットは 2024年11月26日(火)20:00まで購入可能。
※公演終了後、公開準備ができ次第アーカイブ視聴可能となり、2024年11月26日(火)23:59まで何度でもご視聴いただけます。
※2024年11月26日(火)23:59を過ぎると、アーカイブ視聴中でも視聴できなくなります。
SPWNチケット購入
【日本】https://spwn.jp/events/evt_24102601-jpmiko1stlive
【海外】https://spwn.jp/events/evt_24102602-engmiko1stlive
ZAIKOチケット購入
日本・海外共通 https://hololive-production.zaiko.io/item/365423
さくらみこ1st Live “flower fantasista!”グッズ
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ご好評につき、本公演のグッズ二次販売受付を開始しております。
■販売期間
2024年11月18日(月)18︙00まで
販売期間の期間や注意事項・詳細は、公式HPの販売ページなどをご確認ください。
グッズ購入(日本) : https://shop.hololivepro.com/search?q=sakuramiko_1stlive
グッズ購入(海外) : https://shop.hololivepro.com/en/search?q=sakuramiko_1stlive
会社概要
■ホロライブプロダクションについて
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「ホロライブプロダクション」は、世界最大級のバーチャルタレント事務所です。
運営している女性VTuberグループ「ホロライブ」、男性VTuberグループ「ホロスターズ」はYouTube総登録者数が8,000万人を超え、ライブ配信、音楽、イベントを通じて世界中のファンと交流しています。
・ホロライブプロダクション公式サイト:https://hololivepro.com/
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■ホロライブについて
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「ホロライブ」は、ホロライブプロダクション傘下の女性VTuberグループです。YouTubeを中心としたライブ配信のほか、ゲーム大会の企画運営プロデュースやBillboard JAPAN Hot 100にランクインするアーティストまで、それぞれの個性を生かした活躍の場をバーチャルだけでなくリアルの領域まで広げています。
・ホロライブ公式サイト:https://hololive.hololivepro.com/
・ホロライブ公式YouTube:https://www.youtube.com/@hololive/
■カバー株式会社について
[画像18: https://prtimes.jp/i/30268/1110/resize/d30268-1110-404f0424c9908cfb56da-15.png ]
カバー株式会社は、インターネットを活用したIPビジネスを手がけ、世界屈指のVTuberIPと熱量の高いファンコミュニティを擁する次世代のITエンターテインメント企業です。 「つくろう。世界が愛するカルチャーを。」をミッションに掲げ、VTuber事業を始めとした日本発のグローバルに広がる二次元エンターテイメントを展開しているほか、新たなコミュニケーション手段としてのプラットフォームやメタバースの開発など、コンテンツ×テクノロジーを駆使し、世界が愛するバーチャルカルチャーを生み出すことを目指しています。
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