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坂本龍一氏推薦! 立東舎書籍『戦争と芸術 美の恐怖と幻影』、3月24日発売 フジタからリヒターまで、芸術作品に表された戦争の姿を解剖する

PR TIMES / 2016年3月9日 12時18分



[画像1: http://prtimes.jp/i/5875/1113/resize/d5875-1113-820219-3.jpg ]



インプレスグループで音楽関連の出版事業を手掛ける株式会社リットーミュージック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:古森優)は、2016年3月24日、飯田高誉による『戦争と芸術 美の恐怖と幻影』を立東舎より発売します。

●坂本龍一氏 推薦コメント
これらの戦争画、あるいは戦争に関係する作品は見るものを深く考えさせる。
どうして人間はこれほどまでに闘いを好むのか?
戦争を描いた藤田嗣治の絵 は、単に戦意を高揚させるプロパガンダでしかなかったのか?
ぼくは常々、芸術とは死んだ者への哀惜の念から生まれると思っている。ネアンデルタール人が死者に花びらをそえたように。もう永久に帰ってこないものへの呼びかけであり、永遠に対する儚い希求なのだ。
永遠に対する憧れ、そしてそれを否定するかのような闘いへの欲求、人間のもつこのような両義性がまさに芸術を生むのだろう。

坂本龍一


京都造形芸術大学国際藝術研究センター所長として著者自身がキュレーターを務めた「戦争と芸術」展は、同大学アートスペースにて4回にわたって企画され、藤田嗣治、中村研一、横尾忠則、草間彌生、杉本博司、宮島達男、山口晃、Mr.(ミスター)、トマス・デマンド、ダレン・アーモンド、ポール・ヴィリリオなど、古今東西のアーティストの作品を展示し、大きな話題となりました。本書は、この「戦争と芸術」展のカタログを元に19アーティストの38作品を厳選して掲載、そこに表された戦争の姿を解明していきます。また、浅田彰、針生一郎、田原総一朗、Mr.(ミスター)、相澤淳(防衛省防衛研究所)らと著者の鼎談・対談も収録し、「戦争と芸術」を多角的に検証。太平洋戦争時の戦争画だけではなく、広い視野で「戦争と芸術」の間にある関係性を現代に接続して明らかにします。


《CONTENTS》
■第一章:戦争画
■第二章:終わらない戦後
■第三章:イメージにおける戦争
■「美の恐怖と幻影」戦争画十選
対談・鼎談:鼎談「封印された戦争画」針生一郎+浅田彰+飯田高誉
対談「戦争と芸術」田原総一朗+飯田高誉
鼎談「私たちにとって戦争のリアリティとは?」Mr.+相澤淳+飯田高誉
■付録:年表 世界・国内の出来事と戦争・核問題

■図版掲載作品
藤田嗣治《南昌新飛行場爆撃ノ図》《南昌飛行場の焼打》《サイパン島同胞臣節を全うす》《重爆》
中村研一《神風特別攻撃隊の海軍機の活躍》《マレー沖海戦》《北九州上空野辺軍曹機の体当たりB29二機を撃墜す》
草間彌生《戦争》《無名戦士の墓》《戦争の津波》
細江英公《写真絵巻—死の灰》《へそと原爆》
中西夏之《人間の地図》
杉本博司《旭日照波》《アインシュタインタワー》《ワールドトレードセンター》
横尾忠則《戦後》《神風恍惚切根之図》《1945年、夏》
宮島達男《アウシュビッツへのタイム・トレインNo.2》
ダレン・アーモンド《夜+霧》
太郎千恵蔵《隅田川 元雅に捧ぐ、あるいは WTC》
トマス・デマンド《Attempt》
山口晃〈日清日露戦役擬畫〉より《二十八サンチ砲》
大庭大介《究極の武器(モンスター)》
ヤノベケンジ《アトムスーツプロジェクト:大地のアンテナ》
名和晃平《PixCell-Toy-Machine Gun(SIG552)》《PixCell-Toy-Machine Gun(COMMAND)》
戦闘機プロジェクト《日常》《コンセプチュアルコーヒー》《MEMO》
Mr.《スターティングオーバー》《まだまだ若いチームです》《誰も死なない》《うさぎ組チームのサバイバルゲーム服、防具、靴、拳銃、拳銃鞄、小物》
AES+F《LAST RIOT 2, PANORAMA #4》
ゲルハルト・リヒター《September》《Dead》

《立東舎書籍》
戦争と芸術

□著者:飯田高誉
□定価:(本体2,500円+税)
□仕様:A5判/288ページ
□発売:2016年3月24日
□発行:立東舎(発売:リットーミュージック)
ISBN 978-4-8456-2775-2
書籍詳細 http://rittorsha.jp/items/15317411.html


[画像2: http://prtimes.jp/i/5875/1113/resize/d5875-1113-736826-2.jpg ]

飯田高誉/著者プロフィール
東京大学総合研究博物館小石川分館にて現代美術シリース゛を立ち上け゛、カルティエ現代美術財団(ハ゜リ)にて 杉本博司、横尾忠則展キュレーション。京都造形芸術大学国際藝術研究センター所長、慶應義塾大学ク゛ローハ゛ルセキュリティ講座「政治とアート」の講師、コムテ゛キ゛ャルソン[アートスヘ゜ース Six]アートテ゛ィレクターなと゛を務め、青森県立美術館美術統括監を経て、現在、インテ゛ィヘ゜ンテ゛ント・キュレーター 森美術館理事


【株式会社リットーミュージック】 http://www.rittor-music.co.jp/
□所在地:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング □設立:1978年4月10日 □資本金:1億円 □決算期:3月31日 □従業員数:93名(2014年3月31日現在) □代表取締役:古森優 □事業内容:音楽関連出版事業

【インプレスグループ】 http://www.impressholdings.com/
株式会社インプレスホールディングス(本社:東京都千代田区、代表取締役:関本彰大、証券コード:東証1部9479)を持株会社とするメディアグループ。「IT」「音楽」「デザイン」「山岳・自然」「モバイルサービス」を主要テーマに専門性の高いコンテンツ+サービスを提供するメディア事業を展開しています。

【本件に関するお問合せ先】
株式会社リットーミュージック 営業統轄部出版営業部 宣伝広報 市原
Tel: 03-6837-4728/ E-mail: pr@rittor-music.co.jp

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