2024年夏休み旅行予約動向 今年のお盆は9連休 海外旅行の約4割がお子様連れの旅
PR TIMES / 2024年7月10日 11時45分
株式会社エイチ・アイ・エス(本社:東京都港区 以下、HIS)は、夏休み期間(2024年7月20日~8月31日)の予約状況から、旅行動向について下記の通りまとめました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/5110/1117/resize/d5110-1117-df6c23f9b0235487031e-0.jpg ]
【調査方法】
調査日:2024年6月26日
調査対象:HISにて対象出発日(2024年7月20日~8月31日)の旅行をお申込みの方
対象商品:HISのツアー、ダイナミックパッケージ、航空券(宿泊のみは除く)
※順位は調査日時点でのキャンセル数などを省いた予約人数から算出
[表: https://prtimes.jp/data/corp/5110/table/1117_1_63f6752dc3350637064c39b19ac25a21.jpg ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/5110/1117/resize/d5110-1117-c58fa65d5f6dad0bd87b-4.png ]
海外旅行における予約者数は前年同期比で97.5%と同水準で推移するものの、コロナ前の2019年同期比では52.3%となっております。2023年の同調査における予約者数は、前年同期比703.7%と急回復していたものの、2019年同期比では53.4%だったことから、昨年から今年にかけては横ばいで推移しております。日本人のパスポートの有効冊数は2019年が29,482,840冊(人口に対する保有率23.8%)であったのに対して、直近の2023年が20,645,745冊(人口に対する保有率17.0%)¹と減少が続いておりますが、HISでは引き続き海外旅行市場の活性化に努めたいと考えております。
上位10位以内の旅行先は、前年と比較すると旅行先の変動が大きく出ておりますが、コロナ前の2019年動向²と比較すると、順位の変化はあるものの旅行先にほぼ変化はありません。前年8位に入っていたパリは、スポーツの競技大会が7月末から8月中旬にかけて開催されることから、宿泊費が高騰し、且つ取りづらくなっているため15位まで順位を下げております。
物価の上昇や燃油サーチャージ高騰、円安など、海外旅行には向かい風が強い環境下ではありますが、11位:ロンドン、14位:ロサンゼルス、15位:パリ、16位:ローマ、18位:ミラノ、19位:バルセロナと、長距離路線の需要は高く、人気の低下までは繋がっておりません。
¹ 出典:外務省領事局旅券課「旅券統計」国内における一般旅券、総務省統計局「人口推計」より算出
² 2019年予約者数ランキング
1位:ホノルル、2位:ソウル、3位:グアム、4位:台北、5位:シンガポール、6位:バンコク、7位:バリ島、8位:香港、9位:セブ島、10位:ダナン
[画像3: https://prtimes.jp/i/5110/1117/resize/d5110-1117-bdf5fbad75b11168b595-2.png ]
前年から予約者数が大きく上昇した急上昇ランキングとしては、1位にカイロ(エジプト)がランクインしました。約9割がツアーでのご予約で、エジプト周遊をはじめ、今年はトルコやギリシャとの2ヶ国周遊ツアーの予約が増加しました。3位にはウランバートル(モンゴル)がランクインしました。ドラマの舞台としても注目され、ベストシーズンを迎えるモンゴルは、静岡、福岡、広島、名古屋からそれぞれ運航予定のチャーター便を利用したツアーを展開しており、各地域から直行便で行くことができるこの夏ならではの旅行先として需要が高まりました。観光や食事が付いたツアーであれば、現地でかかる費用が抑えられ、物価高などを気にせず旅行をお楽しみいただけます。
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今年は一般的に前後が週末に挟まれたお盆期間であるため、8月10日(土)から18日(日)まで9連休となります。この期間での需要が高く、山の日前後の出発に人気が集中しています。出国ピークは8月10日(土)、帰国ピークは連休後半の8月17日(土)となっております。海外旅行の平均単価は前年同期比107.9%の192,000円です。顧客層別でみると、お子様連れの旅が42.2%、カップル・ご夫婦の旅が18.5%と、家族旅行の割合が高くなっております。年代別としては、20代が18.3%、40代が16.5%、50代が16.0%と続きます。女性が61.7%と旅行意欲は男性より高い傾向がみられました。
[画像5: https://prtimes.jp/i/5110/1117/resize/d5110-1117-bdb7ae0f6dea4ad5f181-4.png ]
国内旅行における予約者数は前年同期比で86.5%となりました。全国旅行支援が昨年12月で終了し、一部が県独自で旅行支援策を実施しておりますが、国内旅行の急な需要拡大は一旦落ち着き、平時に戻っております。足元では、円安の後押しもありインバウンドが急増しており、有名観光地でのオーバーツーリズムや宿泊費の上昇など、課題になっております。
上位のランキングは前年とほぼ同様となりました。5位にランクインした鹿児島は、近年予約者数が増加しており、コロナ前2019年比でみても134.9%と好調です。屋久島、奄美群島の需要が高く、豊かに広がる大自然と青々とした海の景観が魅力的です。人気の出発日は7月28日(日)、7月21日(日)と、いずれも日曜日出発が人気です。週末利用ではあるものの、金曜日、土曜日出発よりお安い価格であることから選ばれやすい曜日となっております。平均単価は前年同期比104.7%の89,000円です。
HIS 夏休み・お盆特集 https://www.his-j.com/season/summer/
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