STM32Cubeマイコン開発エコシステムを活用したIoT機器の開発加速に向けMicrosoft(R)社と協力

PR TIMES / 2021年1月8日 18時45分

・Microsoft Azure RTOSとSTM32マイコンを組み合わせた組込みシステム開発
・セキュリティおよび安全性認証済みRTOSの無償利用とソース・コードの修正が可能
・STM32Cube開発エコシステムからAzure RTOSをシームレスに利用可能




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多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、スマートな生活家電用コントローラをはじめとするIoT機器開発の簡略化ならびに加速化に向け、Microsoft社と協力することを発表しました。

今回の協力により、STM32マイクロコントローラ(マイコン)を使用した開発にMicrosoft Azure RTOS(リアルタイムOS)を活用し、すぐに使用できるアプリケーション管理用サービスを提供することが可能になります。さまざまな開発ツール / ソフトウェアで開発を一貫してサポートするSTM32Cube開発エコシステムに、Microsoft Azure RTOSがシームレスに統合されることで、試作開発から量産まで、STM32に展開されたすべてのイメージ・ファイル向けに、ライセンスを無償で使用することができます。

STのマイクロコントローラ事業部ジェネラル・マネージャ Ricardo De Sa Earpは、次のようにコメントしています。「STM32Cube開発エコシステムとAzure RTOSの組み合わせにより、さまざまな開発を強力にサポートすることができます。STとMicrosoft社は、さまざまな機能やセキュリティを備え、高性能かつ信頼性に優れた革新的なIoT機器の開発加速および簡略化を実現します。」

Microsoft社のAzure IoT担当コーポレート・バイス・プレジデント Sam George氏は、次のようにコメントしています。「汎用マイコン市場の世界的リーダーであるSTは、Azure RTOSをスマートなIoT機器開発における主要プラットフォームとして確立するという当社のミッションにおいて、きわめて重要なパートナーです。STM32Cube開発エコシステムがAzure RTOSに対応し、Azure IoTプラットフォームにシームレスに統合されることで、IoT機器とクラウドの接続を簡略化する、より便利なソリューションが実現します。」

技術情報

STM32Cube™は、無償の開発ツール、ソフトウェア、およびソフトウェア拡張パッケージを提供する包括的な開発エコシステムです。最適なマイコンの選択や初期化コードの生成、コーディング、プログラミング、テスト、スケーリング、および設計の移植など、幅広く開発をサポートします。さまざまなSTM32マイコンと組み合わせて活用されるSTM32Cube開発エコシステムには、市場において多くの実績があります。STM32マイコンには、現在、1000品種以上の製品がラインアップされており、さまざまな性能、内蔵機能、およびパッケージ・オプションが用意されています。

また、STM32Cube開発エコシステムでは、幅広い組込みソフトウェア・ライブラリが提供されています。STおよびパートナー企業が提供する100種類以上のソフトウェア・パッケージに加え、Azure RTOSへの対応により、最終アプリケーションの開発加速に貢献します。

STとMicrosoft社の協力により、ユーザはAzure RTOSのさまざまなサービスを活用して、小型のIoT機器開発を行うことができます。Azure RTOSでは、メモリ容量が小さく組込みアプリケーションに最適なRTOS「Azure RTOS ThreadX」や、FileX FATファイル・システム、TCP/IPネットワーク・スタックの「NetX」および「NetX Duo」、USBX USBスタックなどが提供されています。

高度に統合されたAzure RTOSおよび産業用ミドルウェア・コンポーネントは、IPレイヤ・セキュリティ(IPsec)やソケット・レイヤ・セキュリティ(TLSおよびDTLS)プロトコルへの対応など、付加価値の高い機能を備えています。また、TLS/DTLSおよびFIPS 140-2認証取得済みのソフトウェア暗号化ライブラリ向けに、Common Criteria (CC) EAL4+認証も取得予定です。さらに、IEC 61508 SIL4、IEC 62304 Class C、ISO 26262 ASIL-Dなど、安全性の認証取得にも対応しています。

Microsoft社は、Azure RTOSのコンポーネントと製品全体にわたり、一貫したデザインと操作性を持った使いやすいユーザ・インタフェースを提供しています。また、マイコン・ベンダとの契約の一環としてGitHubでソース・コードを公開し、組込み開発の柔軟性向上に貢献しています。

詳細およびSTM32Cubeのツール / ソフトウェアのダウンロードについては、ウェブサイトをご覧ください。
https://www.st.com/content/st_com/ja/stm32cube-ecosystem.html?icmp=tt19077_gl_pron_dec2020
Microsoft Azure RTOSは、STM32Cube開発エコシステムのツールから利用可能です。

STM32は、STMicroelectronics International NVもしくはEUおよび / またはその他の地域における関連会社の登録商標および / または未登録商標です。STM32は米国特許商標庁に登録されています。

STマイクロエレクトロニクスについて
STは、約46,000名の従業員を擁し、包括的なサプライ・チェーンと最先端の製造設備を有する世界的な独立系総合半導体メーカーです。約10万社のお客様や数千社のパートナー企業と協力しながら、お客様のビジネス創出や持続可能な社会をサポートする半導体ソリューションの開発ならびにエコシステムの構築に取り組んでいます。STのテクノロジーは、スマート・モビリティ、電力エネルギー管理の効率化、IoT・5G通信の普及を可能にします。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st.com )をご覧ください。

◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
マイクロコントローラ & デジタル製品グループ
TEL : 03-5783-8240 FAX : 03-5783-8216

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