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(共同リリース)JALと日本グリーン電力開発、規格外ココナッツを活用した国産SAFの商用化に向けた覚書を締結

PR TIMES / 2024年11月22日 18時45分



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2024年11月22日
日本航空株式会社
日本グリーン電力開発株式会社

 日本航空株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:鳥取 三津子、以下「JAL」)は、日本グリーン電力開発株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:君塚 元、以下「日本グリーン電力開発」)と、2024年11月20日に覚書を締結しました。
 国産SAFの推進に取り組む両社は、食用に適さないココナッツ(以下、規格外ココナッツ)を原料として日本国内で持続可能な航空燃料(SAF)を製造する事業の商用化を目指します。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/30684/1137/30684-1137-65c5a5a2085fa0ccb721faaaf98faa16-1063x526.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 ココナッツは全世界で年間7000万~1億トンが生産され、そのうち約30%が未成熟や発芽などの理由で食用に適さない規格外とされています。
 日本グリーン電力開発は、これを有効活用すべく2018年よりインドネシアで調達した規格外ココナッツを新たな原料としてSAFの製造に取り組んでいます。2022年からは、SAF導入促進のための官民協議会におけるパイロット事業者の一社として、ICAOのCORSIA認証取得の手続きを進め、2024年3月には規格外ココナッツがSAFの原料として新規登録されました。規格外ココナッツを原料とするSAFは、2030年頃までに実用化が見込まれており、NEDO助成事業に採択されるとともに、アジア各国と、経済成長とエネルギー安全保障を確保しつつ脱炭素化を進める取り組みであるAZEC(アジア・ゼロエミッション共同体)協力案件の一つにもなっています。
 JALは、SAF利用のリーディングエアラインとなるべく、「2030年に全燃料搭載量の10%をSAFに置き換える」という目標を掲げ、国内外のステークホルダーと連携してSAFの商用化に取り組んでいます。
 JALと日本グリーン電力開発は、多様な国産SAFのサプライチェーン構築に取り組み、規格外ココナッツを原料とする国産SAFの商用化を目指します。これからも持続可能な未来の実現に向けて、環境負荷の低減に貢献してまいります。

<参考>
JALのSAFの取り組みについて
https://www.jal.com/ja/sustainability/environment/climate-action/saf/
日本グリーン電力開発の規格外ココナッツSAF事業の取り組みについて(NEDO助成事業)
https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101778.html

以上

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