HIS年末年始 海外旅行予約動向 今年は絶好の日並び9連休で予約者数は前年比125.3%
PR TIMES / 2024年11月14日 11時0分
株式会社エイチ・アイ・エス(本社:東京都港区 以下、HIS)は、今年の年末年始(2024年12月27日~2025年1月5日出発)の海外旅行予約状況から、旅行動向について下記のとおりにまとめました。
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【調査方法】
調査日:2024年11月5日
調査対象:HISにて対象出発日(2024年12月27日~2025年1月5日)の海外旅行をお申込みの方
対象商品:HISのツアー、ダイナミックパッケージ、航空券(宿泊のみは除く)
調査日時点でのキャンセル数を省いた予約人数より算出
市場環境
旅行市場は活況な訪日旅行をフックに、首都圏・大都市圏のみならず地方空港への路線拡大が進み、地域差はあるものの国際線の定期便数はコロナ前まで回復しています。観光産業は日本経済を牽引する重要な産業に成長している一方で、オーバーツーリズムやマナー問題への対応など持続可能な観光に向けた対策が求められています。日本人の海外旅行においては、円安・物価高などに加え、イスラエル・パレスチナ武力衝突による緊迫状態の長期化など不安定な国際情勢を背景に、緩やかな回復が続く状況です。
円相場は、情勢の変化に併せ1USドル=140円~160円台まで値動きするなど、振れ幅が大きい状態が続いております。
年末年始日並びの様子
今年の年末年始は、一般的に年末年始休暇である12月29日~1月3日に加え、前後が土日であることから、土日祝日のみで9連休が成り立つ日並びの良い年です。
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[表: https://prtimes.jp/data/corp/5110/table/1153_1_930f1f363621394fce32b5a2e712fb03.jpg ]
アジア方面が顕著に人気
海外旅行予約者数全体では前年比125.3%と好調に推移しています。上位にランクインした方面は全て前年を上回る予約者数となっておりますが、特にバンコク(前年比127.5%)、シンガポール(同129.3%)、セブ島(同136.8%)、ダナン(同174.8%)は高い伸びで今年の東南アジア人気が伺えます。背景には、LCCによる選びやすい価格帯の設定や期間限定のチャーター就航などが考えられます。3位のホノルルを除き上位はアジアが占めております。近年、アジア圏の様々な国が海外からの旅行者受け入れを積極的に捉え、整備・開発が行われたことで、観光、ショッピング、グルメ、リゾートなど、海外旅行に求める体験したいものがそれぞれの都市でも楽しめるようになり、更に安全性や距離の近さなど負担の少ない地域という点からも選ばれる傾向にあると推測します。一方で、地域別でみますと、北米が前年比142.7%、ヨーロッパが同146.5%、中近東が同182.6%と他地域より大きな伸びをみせており、日並びの良さが長距離路線地域の追い風になったことが伺えます。
平均単価は前年比121.0%の241,500円となっております。航空運賃が連休に併せ上昇したことにより全体的に値上がり傾向となりました。一方、バンコクが前年比103.8%、グアムが同101.3%など、前年並みで推移している方面もございました。
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前年より大幅に予約者数が増加した方面としては、1位にベトナムのビーチリゾート、ダナンがランクインしました。ベトナム航空の成田路線における期間限定の機材の大型化や地方空港発着でのチャーター就航など、座席供給数の増加により行きやすい環境になったことが影響していると考えられます。2位には香港がランクインしました。今年、HISではハーバーで花火と照明で新年を祝う「ニューイヤー・カウントダウン・セレブレーション」を特別エリアから鑑賞できるツアーを販売し好調に推移しております。3位にはオーストラリアのケアンズがランクインしました。ケアンズはコロナ前比でも151.4%と大きく伸びており、顧客層としては、お子様連れが57.8%と一番多く、時差も少ないことから家族旅行に人気となっております。4位にはインドネシアのバリ島がランクインしました。経済成長により以前より物価は上がったものの、大きく変動はしていないため、現地でかかる費用を抑えることができるのも魅力です。5位には予約者数ランキングでも7位に入ったフィリピンのセブ島がランクインしました。ケアンズ同様、お子様連れが62.9%と多く、直行便で約4時間半のフライト時間、4日間の短い日程から楽しめるということもあり、小さなお子様連れの方に人気です。
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平均旅行日数は6.1日間と、前年6.3日間より短くなりました。一番多い旅行日程は5日間で20.7%を占めましたが、コロナ前からは4.2ポイント減少しております。替わりに、3日間が10.6%とコロナ前から3.9ポイント上昇しており、海外旅行者における韓国や台湾のシェアが高くなったことにより、平均旅行日程が短くなったと考えられます。一方、8日間が前年より2.9ポイント、9日間が1.2ポイントそれぞれ増加しており、今年ならではの連休の影響も見受けられました。
出国ピークは2024年12月28日、帰国ピークは2025年1月3日となっております。
HIS年末年始特集 https://www.his-j.com/season/newyear/
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