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【横浜市民ギャラリーあざみ野】横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展を開催 貴重な資料を公開

PR TIMES / 2024年11月12日 12時45分

あざみ野フォト・アニュアル2025「眼の技法 色・空間・動きのイメージ」



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/14302/1190/14302-1190-22090d3a68bf6347fc690f5c8a524641-1440x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■人の視覚への探求と、写真・映像技術の進化の関係性に迫る
横浜市民ギャラリーあざみ野(横浜市青葉区)では、貴重なカメラや写真、文献など約12,000 件のコレクションを所蔵しています。これらは世界のカメラと写真の歴史が総合的に辿れるものとして高く評価されているものです。
本コレクションを所蔵していることを踏まえ、当館では年に1回、写真に関連する展覧会「あざみ野フォト・アニュアル」を開催しています。この展覧会では、現代の写真表現を紹介する「企画展」と「横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展」の2つの展覧会を同時にご覧いただけます。

コレクション展「眼の技法」では、人の視覚への探求から生まれたカラー写真や立体視、映像技術に関する資料をご紹介します。

人の眼がどのような原理に基づきものを見ているかは、古くから人々の関心の対象となってきました。特に写真が生まれた19世紀は、人の眼が色彩を感知するしくみや、立体や動きをどう認識しているかなど、視覚に関する様々な研究が進んだ時代です。
これらの研究は、1839年に写真術が発表されると、撮影装置やそこから生み出されるイメージ、鑑賞装置の開発に結びついていきます。映画やカラー写真術など、実用化されるまでに長い時間がかかったものもありますが、写真技術が発展するにつれ、色・空間・動きを再現する様々な技法に結実し、新たなものの見え方を獲得していきます。

本展では、収蔵品のカラー写真、立体視、映像技術に関連するカメラ・写真・観賞装置・その他関連資料を通じて、人の視覚と写真・映像技術の関係性とその展開を探ります。
カラー写真の展示では、世界で最初の実用的なカラーフィルム、コダクロームの開発者であるレオポルド・ゴドウスキーとレオポルド・マンネスに関する貴重な資料を公開します。

■主な出品資料
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/14302/1190/14302-1190-98659ef9d611e20937b076bb265d66e9-3900x2184.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
カメラ・オブスクラ/製作者不詳/1790年頃 /Camera Obscura / Unidentified manufacturer / ca.1790
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/14302/1190/14302-1190-df7be45ae204ca333c0a6f68a623689b-3900x3900.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
クロムスコープ/フレデリック・E・アイヴス/1895年/Kromskop/Frederic E. Ives/1895
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/14302/1190/14302-1190-59db8d84fc41169e2fa0fecb36f6488d-3900x3900.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
(女性像)/キルバーン/1850年代/ダゲレオタイプ、彩色、ステレオ写真 /(Portrait of a woman) / 1850s / Hand-colored daguerreotype, Stereograph
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/14302/1190/14302-1190-59d654d98fc4fbe07e7278403503afa9-2565x2700.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
シネコダック・モデル K(レオポルド・マンネス使用)/イーストマン・コダック・カンパニー/1930年/Cine Kodak Model K(Used by Leopoldo Mannes)/Eastman Kodak Company/1930年

■展覧会概要
展覧会名 あざみ野フォト・アニュアル2025 
     横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展 眼の技法 色・空間・動きのイメージ 
会  期 2025年1月25日(土)~ 2月23日(日・祝) 29日間 ※1月27日(月)休館
開場時間 10:00 ~ 18:00
料  金 入場無料
会  場 横浜市民ギャラリーあざみ野 展示室2
主  催 横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
協  力 城西国際大学メディア学部
H  P https://artazamino.jp/event/photoannual2025-collection
【同時開催】「川崎祐 わたしの知らない場所の名前」

■関連イベント
ワークショップ
「立体(ステレオ)写真を撮ってみよう」
人の眼が左右の視差で空間を認識する原理を利用し、少し異なった位置から撮影した2枚の写真を専用のヴュワーで立体的に見る「立体(ステレオ)写真」を撮影します。レクチャーと簡易ヴュワー制作の後、コンパクトカメラで様々な対象を撮影し、現実の空間がどのように立体写真に変換されるか試します。立体写真ならではの世界の見え方を楽しんでみませんか。

日 時|2月11日(火・祝)10:30~15:00(昼休有)
会 場|3階アトリエ
講 師|橋本典久(アーティスト)
対 象|中学生以上15名(要事前申込、先着順)
参加費|3,000円(材料費込)
持ち物|昼食、あれば撮影したい小物など(動物不可)
※12月1日(日)受付開始

講座
あざみ野カレッジ「幻燈とプロジェクションのイメージ」
幻燈は、暗い部屋でランプなどの光を光源に、ガラス板に描いた絵をレンズで拡大して投影するものです。ヨーロッパで古くは17世紀の書物に記述があり、教育や娯楽等に用いられました。19世紀に写真が発明されると写真を使用した幻燈用スライドが作られるようになり、その内容や用途は広がっていきます。本講座では、横浜市所蔵カメラ・写真コレクションを通じて、幻燈とプロジェクションのイメージの変遷をたどります。

日 時|2月8日(土)14:00~16:00
会 場|3階 アトリエ
講 師|日比谷安希子(コレクション担当学芸員)
定 員|40名程度(要事前申込、先着順)
参加無料

担当学芸員によるギャラリー・トーク
日 時|2月1日(土)15:00~15:45
会 場|展示室2
参加無料・申込不要
■横浜市所蔵カメラ・写真コレクションとは
横浜は日本における写真発祥の地の一つとして、近代日本の写真映像文化の発展に大きく貢献したと言われています。 横浜市ではこうした歴史を踏まえ、 アメリカのサーマン・F・ネイラー氏が 40 年にわたって世界各地から収集したカメラ、写真、写真関連アクセサリー、資料及び文献のコレクション約1万件を平成5・6年度に取得しました。横浜市民ギャラリーあざみ野は、映像文化都市づくりを進めるため、本コレクションを収蔵し、保存・活用事業を行っています。
横浜市民ギャラリーあざみ野(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
〒225-0012 横浜市青葉区あざみ野南1-17-3 アートフォーラムあざみ野 内
TEL 045-910-5656 FAX 045-910-5674
https://artazamino.jp/

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