中村勘九郎が平成中村座に帰ってきた!六代目中村勘九郎の襲名披露狂言をWOWOWライブで2週に渡って放送

PR TIMES / 2012年4月23日 9時25分

東京・浅草に江戸の芝居小屋を再現した平成中村座のロングラン公演。毎月趣向を凝らした公演の中でも、大きな話題となった六代目中村勘九郎の襲名披露狂言をWOWOWライブで2週に渡って放送する。


平成中村座は当代中村勘三郎が“勘九郎”を名乗っていた時代に、かねてからの夢をカタチにした劇場だ。中村屋一門の長男として着実に芸を磨き上げてきた新しい中村勘九郎の誕生と豪華な共演陣で劇場は連日大賑わいとなった。

まず4月28日(土)夜9時からの土曜ステージでは、六代目勘九郎と市川海老蔵が共演した襲名狂言『御所五郎蔵(ごしょのごろぞう)』を放送する。
舞台は江戸。かつて浅間家に仕える家臣だった御所五郎蔵(六代目勘九郎)は腰元の皐月(中村扇雀)と恋仲になったが、皐月に横恋慕する土右衛門(市川海老蔵)の密告により浅間家を追われて町人となった。その土右衛門も訳あって放逐され、皐月を追って江戸にやってきた。物語前半の見どころは桜満開の吉原を背景に、互いに子分を連れた五郎蔵と土右衛門が劇場の両花道から登場し勢揃いする場面。左右対称の構図、色彩の美しさ、さらに河竹黙阿弥特有の七五調のリズムに乗った渡り台詞の応酬が目と耳を楽しませる。
物語後半は屋敷を追われてもなお主のため金策を請け負う五郎蔵のため、妻の皐月が金を手に入れるため嘘の愛想尽かしをする歌舞伎の典型的な“縁切り”の場面。皐月に裏切られたと怒り絶望する五郎蔵。その後の彼の運命は、さらなる悲劇へと転落していく。

「テレビで観る歌舞伎は俳優の表情を細かいところまで観ることができたり、色彩も劇場とはまた違った華やかさで面白いと思います。放送を観て歌舞伎の面白さを知っていただき、多くの方が劇場に足を運んで生の臨場感を体験してくださったら嬉しいです」(六代目勘九郎)。

続いて5月5日(土)夜9時からは、勘九郎の祖父に当たる十七世勘三郎、父の当代勘三郎の襲名披露狂言としても上演され代々受け継がれてきた『一條大蔵譚(いちじょうおおくらものがたり)』を放送。物語の舞台は平安末期、平治の乱で源義朝が殺害され源氏は没落。義朝の愛妾だった常盤御前(中村扇雀)は敵の清盛に預けられた後、公家の大蔵卿(六代目中村勘九郎)の妻となった。この大蔵卿は世間でも阿呆として有名で、能狂言に明け暮れる日々を送っている。その館に源氏再興を志す義朝の忠臣・吉岡鬼次郎(片岡仁左衛門)とその妻・お京(中村七之助)が現れ常盤の本心を問いただすと、大蔵卿が意外な正体を現す―。
六代目勘九郎演じる大蔵卿は、自分の本心や才能を包み隠すため「阿呆」を演じているという役どころ。前半での阿呆ぶりと、後半の本心を明かす場面での演じ分けが見どころだ。今回は源氏家臣の鬼次郎を片岡仁左衛門が演じ、襲名狂言ならではの見逃せない豪華共演となった。放送では豪華俳優陣が並ぶ「襲名披露口上」もお送りする。
 「いつも芸を教えてくださる先輩方、そして後輩たちが華やかな公演をつくり上げてくださることに心から感謝しています」と語る六代目勘九郎はまた「父が勘九郎を名乗っていた時代に作った平成中村座の舞台に“勘九郎”の名で立つのは大きな喜びでもあり、責任感を感じる。お客様が喜んでくださるようにしっかりと演じたい」という真摯な想いで演じ続けた。

【放送情報】
「中村勘九郎が平成中村座に帰ってきた! 
 中村勘九郎 市川海老蔵『御所五郎蔵』」
2012年4月28日(土)夜9時より  WOWOWライブ

「中村勘九郎が平成中村座に帰ってきた!
六代目勘九郎襲名披露公演『一條大蔵譚』」
2012年5月5日(土)夜9時より  WOWOWライブ


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