キヤノンITSメディカルの特許「遠隔読影における読影依頼運用技術」が令和6年度関東地方発明表彰「発明奨励賞」を受賞
PR TIMES / 2024年12月6日 12時15分
キヤノンマーケティングジャパングループ(以下キヤノンMJグループ)のキヤノンITSメディカル株式会社(代表取締役社長:黒井 慶信、以下キヤノンIM)の特許「遠隔読影における読影依頼運用技術(特許第6561895号)」が、公益社団法人 発明協会が主催する「令和6年度関東地方発明表彰」において「発明奨励賞」を受賞しました。本発明は、キヤノンIMが提供する医療クラウドサービス“Medical Image Place”遠隔読影インフラサービスに活用されています。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/13943/1218/13943-1218-80740b555616959eedabea9762b0c2f0-1072x552.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
遠隔読影における読影依頼運用技術の概念図
「地方発明表彰」 は毎年、国内各地方において優れた発明、考案または意匠を生み出した技術者・研究開発者を顕彰しています。
本発明が活用される読影とは、CT(Computed Tomography) やMRI(Magnetic Resonance Imaging) などによって撮影された医用画像を専門医が解析し、所見などを記載したレポートを作成する業務です。読影には検査を行った医療機関で行う場合と、他の医療機関や読影専門事業者が読影の依頼を受けて行う、いわゆる遠隔読影の場合があります。
本発明は遠隔読影において、読影専門事業者などが読影依頼を受け付けた際に、複数の読影医の専門性や読影可能件数を考慮し、読影医ごとの振分適切度を算出することで自動的に担当する読影医を割り当てることができる技術です。専門性を発揮した高度かつ適切な量の読影を可能とし、読影の精度向上と読影関係者の働き方改革を支援します。
今後もキヤノンMJグループは、これまで培ってきた幅広い知見とさまざまな開発実績、先進の技術を生かした製品開発やソリューションを提供することで、社会問題や企業の経営課題の解決に貢献していきます。また、キヤノンIMは、医療クラウドサービス「Medical Image Place」をプラットフォームとした様々なサービスで、医療DXの推進と医療現場の働き方改革を支援します。
■「地方発明表彰」について
地方における発明の奨励・育成を図り、科学技術の向上と地域産業の振興に寄与することを目的に1921年(大正 10 年)に創設されました。全国を北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州の8地方に分け、各地方において優秀な発明、考案、または意匠を完成された方々、発明などの実施化に尽力された方々、発明などの指導・育成・奨励に貢献された方々の功績を称え顕彰するものです。
■公益社団法人発明協会の概要
協会名称:公益社団法人 発明協会
設立:1904年(明治37年)5月 「工業所有権保護協会」として創立
本部所在地:東京都港区虎ノ門2-9-1虎ノ門ヒルズ 江戸見坂テラス8階
URL:http://koueki.jiii.or.jp
■医療クラウドサービスMedical Image Placeについて
キヤノンMJグループは、2014年10月より、医用画像を活用するためのクラウド基盤「Medical Image Place」の提供を開始しました。
その第一弾として、読影事業者と医療機関をつなぐ 「遠隔読影インフラサービス」を開始。その後、中核病院と連携医療機関で医用画像を共有できる「地域連携サービス」や、モバイル端末を利用した「モバイル画像参照サービス」を市場にリリースしました。
近年では、医療システム構築のためのプラットフォームとなる「アプリケーションコネクトサービス」や、ペースメーカーの遠隔モニタリングを一元管理する「ペースメーカー統合管理サービス」をリリースし、医療現場の課題を解決するソリューションを各種クラウドサービスとして提供しています。
- 医療関係者および一般の方のお問い合わせ先
キヤノンITSメディカル株式会社第四ソリューション本部 03-3740-3412(直通)
- 医療クラウドサービスホームページ
https://canon.jp/business/solution/industry/medical/lineup/mipl
- ニュースリリースホームページ
https://corporate.canon.jp/newsrelease
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