生成AIを活用した進研ゼミの質問サービス「チャレンジAI学習コーチ」と幼児向け会話型サービスAI「しまじろう」が第42回IT賞を受賞
PR TIMES / 2024年12月10日 16時45分
株式会社ベネッセコーポレーション(本社:岡山県岡山市、代表取締役社長:小林 仁、以下:ベネッセ)が「進研ゼミ小学講座・中学講座」の会員向けに提供する「チャレンジAI学習コーチ」は、この度、公益社団法人企業情報化協会(以下:IT協会)が主催する第42回IT賞において、IT賞(顧客・事業機能領域)を受賞しました。また、ベネッセがソフトバンクロボティクス株式会社と共同開発をした幼児向け会話型サービス AI「しまじろう」が「IT奨励賞(顧客・事業機能領域)」を同時受賞したことをお知らせいたします。
IT賞は、“ITを高度に活用したビジネス革新”で成果をあげた企業等に授与するものです。「IT賞(顧客・事業機能領域)」を受賞した「チャレンジAI学習コーチ」は、小学4年~中学3年生の「進研ゼミ」会員を対象に、学習内容や学習方法について、いつでも、わかるまで質問できるオンラインサービスで、2024年3月から提供しています。「進研ゼミ」の55年の指導により培ってきた学習データの分析や蓄積してきた指導コンテンツに、生成AIを含む最新のAI技術を組み合わせて実現しました。生成AIを含めた最新のAI技術の教育分野で利用の取り組みとして、他社にも参考になるサービスとして評価されました。また、同時に「IT奨励賞(顧客・事業機能領域)」を受賞したAI「しまじろう」は、生成AIを搭載しパーソナライズ機能を備えることで、様々な遊びや英会話などを通じて、子ども一人ひとりの「言葉の豊かさ」を育める点が評価されました。
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【IT賞とは】
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/120/1317/120-1317-c217aa5a36dc23c25c04298348d106a0-657x404.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
IT 賞は、日本の産業界ならびに行政機関などの業務における事業創造、効果的ビジネスモデルの構築・促進、生産性向上等、“IT を高度に活用したビジネス革新”に顕著な努力を払い成果を挙げたと認めうる企業、団体、機関および個人に対して、公益社団法人企業情報化協会から授与されるものです。
ベネッセグループでは、2022年に「IT・DX部門の全社統合による事業推進体制の構築」がトランスフォーメーション部門、 「マジ神AIの開発」が顧客・事業機能領域でそれぞれ受賞しています。また2018年には、株式会社ベネッセスタイルケアが、介護現場での“気づき”を促し、新たなマネジメントスタイルへの転換を図るプラットフォーム「サービスナビゲーションシステム」の開発と導入・展開を評価され、「ITビジネス賞」を受賞しています。
詳しくはこちらをご覧ください。https://www.jiit.or.jp/im/award.html
IT賞(顧客・事業機能領域)受賞 「チャレンジAI学習コーチ」について
【「チャレンジAI学習コーチ」の概要】
「チャレンジAI学習コーチ」は、小学4年~中学3年生の「進研ゼミ」会員を対象に、学習内容や学習方法について、いつでも、わかるまで質問できるオンラインサービスです。「進研ゼミ」の55年の指導により培ってきた学習データの分析や蓄積してきた指導コンテンツに、生成AIを含む最新のAI技術を組み合わせて実現しました。2024年3月からサービスを提供しています。
教育における子どもたちの生成AIの活用における課題の一つとして、「答えを直接聞く」といった声が保護者の方からは聞かれます。「チャレンジ AI学習コーチ」は、問題の答えを直接教えるのではなく、子どもたちの疑問に寄り添い、AIキャラクターと対話をしながら、考え方や視点を広げるサポートをし、自ら答えにたどり着けるように開発しています。
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【「チャレンジAI学習コーチ」の特長】
1.AIとのやり取りで、わからないことを言語化するサポート
子どもたちにとって、何がわからないのかを言語化するのは実はとても難しく、「わからないことがわからない」「どう質問したらいいか、わからない」というケースも多々あります。これまでの指導ノウハウを活かし、わからないことの原因を予測し、単語レベルのつぶやきでも、AIとの会話によって、わからないことを掘り下げていき、適切な解説にたどり着くサポートをします。
2.「進研ゼミ」55年の指導ノウハウを活かした、効果的なわかりやすいコンテンツ
子どもたちから寄せられた疑問への回答や解説動画は、これまで蓄積してきた「進研ゼミ」オリジナルのコンテンツです。これまでの55年の指導実績により、蓄積された解答データや寄せられた質問から、子どもたちのつまずきやすいポイントを分析し、その解決のノウハウを磨いてきました。わかりやすく信頼性も担保されています。
3.褒めや励ましで子どもの学習意欲向上をサポート
子どもたちが質問をするハードルを下げるために、褒めや励ましをAIとの会話の中に取り入れ、 何度も聞きづらい、こんなことがわからなかったら恥ずかしいかもしれない、といった不安を子どもたちが抱えることなく、気がねなく質問する後押しをしていきます。
4.AIで解決できない場合は、アドバイザーが解決
AIとのやり取りで解決できない場合は、教科アドバイザーが回答するサービスへ連携し、わからない点を残さず解決に導きます。
【「チャレンジAI学習コーチ」提供の背景】
社会の変化に伴う子どもたちの学習動機や生活の多様化により、一人ひとりの目標や生活に合わせ、短時間で効果的に学習したいというニーズが高まっています。自宅での学習中に生まれた疑問を、子どもたちがすぐに質問できることによって、わからないことを自ら解決する習慣を育むとともに、時間を有効に使って未来の夢や目標に向けて毎日を充実させてほしいという思いから開発しました。
「進研ゼミ」では、これまでもAIによる一人ひとりに合わせた学習プランの提案や個別の苦手解消など、タブレット学習の特性を活かした教材の個別最適化に取り組んでまいりました。この度、「チャレンジ AI学習コーチ」の提供を機に、子どもたちの生活の変化に寄り添い、いつでも、どこでも、わかるまで学べるサービスへのより一層の進化を目指しています。
IT奨励賞(顧客・事業機能領域)受賞 AI「しまじろう」について
【AI「しまじろう」の概要】
AI「しまじろう」は、専用のスマートフォンアプリと、スマートフォンをホールドできる専用の「しまじろうぬいぐるみ」を組み合わせて使用します。しまじろうの声を再現したAI「しまじろう」とお子さまが自由に会話できる「おしゃべり」機能や、お子さま一人でも飽きずに取り組める「あそび」機能などを搭載しています。さらに、会話中のお子さまの感情や興味の動きについて、保護者の方に専用サイトでレポートします。
【AI「しまじろう」の特長】
1. しまじろうと自由に会話できる「おしゃべり」機能
「こどもちゃれんじ」で培った35年のノウハウを活かし、生成AIを独自にカスタマイズ。年少さんに合った会話テーマをしまじろうから投げかけるため、自然とお子さまの語彙を増やしていけます。
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2.お子さま一人で取り組める「あそび」機能
しまじろうと一緒にできるごっこ遊び・連想ゲームなどの「あそび」(20種以上)や一緒に歌える「うた」や「おはなし」 (40種以上)の読み聞かせまで、お子さまが一人でも継続的に遊べて、しまじろうと楽しめるコンテンツが充実。
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3.機能「英語」に対応
「おしゃべり」「あそび」「うた」「おはなし」は、日本語だけでなく英語にも対応。しまじろうと会話しながらたっぷり英語を聞くことができるので、年少さんのうちに伸ばしておきたい英語力の基礎が身につきます。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/120/1317/120-1317-a1e9f06e7d67fee3bb53e7ec46da600e-1714x770.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
4.しまじろうとの会話内容を保護者の方へレポート
しまじろうとの「おしゃべり」や「あそび」の中で見えた「興味」や「感情」をAIが分析し、専用サイトでレポートを表示します。お子さまの成長が見えることに加え、気づかなかった興味や好きを発見し、伸ばしてあげることをサポートできます。
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【AI「しまじろう」提供の背景】
直近の幼児と保護者を取り巻く環境変化として、共働き世帯は増加し、「忙しく子と十分に関わり切れない」という課題を抱えている保護者が増えています。一方で、“変化の激しい未来”を生きる子どもたちにとって、「コミュニケーション力」「主体性・発信力」「課題解決力」といった資質がこれまで以上に必要になると考えられています。
加えて、昨今のAI技術の進化、特にChatGPTに代表される「生成AI」の進化は飛躍的なものになっており、多くの企業・サービスでの実装が検討されています。ベネッセにおいても「自由研究」や「教科質問」において、生成AIを活用したサービスを提供してきました。
そうした顧客の変化や技術の進化を受け、ベネッセの「こどもちゃれんじ」が持つ幼児教育の知見やノウハウと、ロボット開発において豊かな実績があるソフトバンクロボティクスの「生成AIの活用知見」を活かし、両社による共同開発とサービスのモニター提供を決定しました。今回は研究開発という位置づけで、モニターを募集し無料で体験をいただき、お客さまの多くのご意見を参考にしながら、今後の本格導入に向け、ブラッシュアップを続けていきたいと考えています。今後の本格導入に向けての詳細は両社で検討中です。
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