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東京 i CDCにおける変異株スクリーニングの状況について

PR TIMES / 2021年1月23日 10時45分

~新型コロナウイルスに関する東京都からのお知らせ~

 東京 i CDCでは、都内での変異株の発生状況を把握するため、昨年12月に「新型コロナウイルスのゲノム解析に関する検討チーム」を立ち上げ、東京都健康安全研究センターで都内における遺伝子変異の有無のスクリーニングを進めています。
 このたび、変異株スクリーニングを行った検体について、国立感染症研究所での確定検査の結果、変異株が1例確認されたのでお知らせします。
 なお、報道機関各位におかれましては、ご本人やご家族などが特定されないよう、個人情報保護にご配慮下さい。



1 変異株スクリーニングのスキーム
 ○ 都内で採取された検体の一部が各保健所より健康安全研究センターに持ち込まれる。
 ○ 同センターの新型コロナウイルス検査(PCR検査等)により陽性となった検体について、リアルタイムPCR法により変異株のスクリーニングを行う。
 ○ スクリーニングの結果、「変異株疑い」となった場合、国立感染症研究所に検体を送付し、確定検査を行う。
[画像: https://prtimes.jp/i/52467/1361/resize/d52467-1361-544706-0.png ]


2 変異株の発生状況
(1)健康安全研究センターにおけるスクリーニング数
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/52467/table/1361_1.jpg ]



(2)発生例
 1例
 ※参考
 <患者情報>

[表2: https://prtimes.jp/data/corp/52467/table/1361_2.jpg ]



3 今後の対応
  現在のところ、都内で変異株が市中に広がっていることは確認されていませんが、都としては、保健所と連携して疫学調査を進めるとともに、今後広がってくる可能性も視野に入れ、引き続き国と連携してスクリーニングを行い、感染拡大防止対策に努めてまいります。

(参考)
「新型コロナウイルスのゲノム解析に関する検討チーム」(1月22日時点)
河岡 義裕 東京大学医科学研究所 感染症国際研究センター センター長
賀来 満夫 東北医科薬科大学 医学部 感染症学教室 特任教授
      東北大学名誉教授
長谷川 秀樹 国立感染症研究所 インフルエンザウイルス研究センター センター長
石井 良和 東邦大学 医学部 微生物・感染症学講座 教授
中村 茂樹 東京医科大学 微生物学分野 主任教授
大曲 貴夫 国立国際医療研究センター 国際感染症センター長
小原 道法  東京都医学総合研究所 感染制御プロジェクト 特任研究員
吉村 和久 東京都健康安全研究センター 所長
貞升 健志 東京都健康安全研究センター 微生物部 部長
(順不同・敬称略)

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