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堅牢な信号処理と優れた速度を備え、FA機器に最適なRS-485トランシーバを発表

PR TIMES / 2024年4月5日 17時15分



[画像: https://prtimes.jp/i/1337/1378/resize/d1337-1378-8205146374e11e747a76-0.jpg ]


多種多様な電子機器に半導体を提供する世界的半導体メーカーのSTマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、40Mbit/sの速度、PROFIBUS準拠の出力、過渡保護、ホットスワップ保護を備えたRS-485トランシーバ「ST4E1240」を発表しました。

ST4E1240は、STの新しいトランシーバ・ファミリ初の製品で、高性能が求められる最新の産業アプリケーションに堅牢かつ信頼性の高いRS-485信号を提供します。また、RS-485規格をはるかに上回るデータ速度をサポートし、バス上に64以上のトランシーバが接続された長い配線上でのマルチ・ポイント接続が可能です。同製品は、プログラマブル・ロジック・コントローラ(PLC)やロボット、通信インフラ、スマート・ビルの制御機器、サーボ・ドライブ、光ネットワーク・デバイス、電力網インフラ、スマート・メータなどのデータ収集システム、バックプレーン・バスなどの先進アプリケーションに最適です。

ST4E1240に内蔵された保護機能は、最大±12kVの接触放電までIEC 61000-4-2に適合しており、外部ESD(静電破壊)保護なしで使用可能です。また、IEC 61000-4-4に適合した最大±4kVのクラスA高速過渡保護機能によって、データの完全性とバスの安定性を保証します。ホットスワップ回路は、デバイスのオン時やプラグイン時に、バス上に不慮の状態が現れないように防ぎ、最大100pFの寄生容量を放電できます。また、フェイル・セーフ機能も内蔵しているため、バスがオープンか短絡、またはアイドル状態を検出すると、出力をハイに駆動して不確定状態を防止します。250mA短絡保護やサーマル・シャットダウンなども備えています。

ST4E1240は、すべてのTIA/EIA-485(RS-485)規格に適合します。また、一般的なPROFIBUSフィールド・バス規格に準拠するために、5V供給時に2.1Vを超える出力電圧差を保証します。外部イネーブル・ピンで制御するシャットダウン・モードも備えており、静止電流を3.5µA未満に削減するため、低消費電力が求められるアプリケーションに最適です。

ST4E1240 RS-485トランシーバは、10年間の長期供給保証プログラムの対象製品です。現在量産中で、SO-8パッケージ(4.9mm x 3.91mm)で提供されます。単価は、1000個購入時に約0.81ドルです。また、STのeStore( https://estore.st.com/en/products/interfaces-and-transceivers/rs-422-rs-423-rs-485/st4e1240.html?icmp=tt38167_gl_pron_mar2024 )から無償サンプルを入手可能です。

詳細については、ウェブサイト( https://www.st.com/ja/interfaces-and-transceivers/st4e1240.html )をご覧ください。

STマイクロエレクトロニクスについて
STは、50,000名以上の従業員を擁し、包括的なサプライ・チェーンと最先端の製造設備を有する世界的な総合半導体メーカーです。約20万社を超えるお客様や数千社のパートナー企業と協力しながら、お客様のビジネス創出や持続可能な社会をサポートする半導体ソリューションの開発ならびにエコシステムの構築に取り組んでいます。STのテクノロジーは、スマート・モビリティ、電力エネルギー管理の効率化、クラウド接続型自律デバイスの普及を可能にします。STは、2027年までのカーボン・ニュートラル(スコープ1、2、および3の一部)の実現を目標にしています。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト(http://www.st.com)をご覧ください。

◆ お客様お問い合わせ先
STマイクロエレクトロニクス(株)
アナログ・MEMS・センサ製品グループ
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
TEL : 03-5783-8250

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