「洗髪は2カ月に1回」「週に二日は食事を飲み込む」独自の健康法がネットで話題!! ―― 五木寛之最新エッセイ『養生のヒント』3月27日刊行
PR TIMES / 2015年3月24日 15時44分
中経出版ブランドカンパニー
株式会社KADOKAWA 中経出版ブランドカンパニー(東京都千代田区)は、作家・五木寛之氏の新刊『養生のヒント』を2015年3月27日頃に刊行いたします。これまで氏が語り続けてきた健康に関するエッセイの集大成となる一冊です。
[画像: http://prtimes.jp/i/7006/1384/resize/d7006-1384-906364-0.jpg ]
文豪が教えてくれた風呂の習慣
直木賞作家の五木寛之さんは、作家活動のほかに独自の健康法でも知られています。
とくに注目されているのは「髪を洗うのは2カ月に1回」という洗髪の習慣。
五木さんがそうした習慣を始めたのは若いころに世界中を旅したことがもととなっていますが、実はもう一つ、ある日本を代表する文豪からのアドバイスがきっかけだったのだそうです。
その文豪とは、遠藤周作さん。
若かりし頃の五木さんに、遠藤さんはこう語ります。
「私は実験したんだ。このあいだ鰻を十匹ほど買って洗面器に入れて、鰻の身体のヌルヌルをガーゼできれいに拭いてやったら、みんな死んだ。人間にとっても大事なものは体の表面にあるから、それをとってしまってはいけないよ」
以来五木さんは体を洗いすぎることに注意するようになったそうです。
本書は、こうしたエピソードなどが盛りだくさんの、健康にまつわる最新エッセイ集です。
生老病死の「苦」を「楽」に切り替えるヒントが満載!
養生は人生の“質”を決める――。
健康を失えば、一挙に下流へ転落しかねない。
そんな超高齢大国日本で生き抜くための
心と体を整える珠玉の最新エッセイ!
生きる歓びとしての「養生」を考える
私が今日までこうして働きながら歳を重ねてくることができたのは、
九十九パーセントの幸運と、一パーセントの養生のおかげだろうと思います。
その一パーセントについて、ずっと何十年間も語り続けてきました。
単なる健康法としての養生ではなく、生きる歓びとして養生を考えてきたのです。
私の養生の方法には、かなり非常識なものが多くあります。現代の医学や、
新しい東洋医学の方法とまったく相い反するものもあるでしょう。
しかし、こんなふうにして、なんとか今日まで生きてきました。
私は自分の実感という非論理的なものに、どこまでもこだわりたいと思っているのです。
(本文より)
本書の主な項目
第一章 生
生きることはストレスである
「ため息」も感情の一種
自らの「生」は自分で責任をもつ
鬱とはエネルギー・生命力である
野蛮な力の消えた日本 ほか
第二章 養生
吸うことより吐くことが大事
その人の歩きかたはその人の世界観である
男性にもある更年期
養生は中途半端で良い加減がいい
仏教の重要な要素が養生 ほか
第三章 病
がん問題はボーダーレス
病気は天敵なのか?
よく死ぬための医療も必要
仏教にある治療的役割
患者と医師の間の深い溝 ほか
第四章 老
長寿というマーケットへの疑問
ボケも老眼も魂の成熟の一つ
人生に必要なものだけを残す
頂上がちょうど半分
老いを諦めて見えてくる深み ほか
第五章 死
寝る前と起きる前に死を考える
乾いた心が死を軽んじる
死のキャリアとして生きる
余命は統計的な数字にすぎない
脳死は死なのか ほか
著者紹介:五木寛之(いつき ひろゆき)
1932年福岡県生まれ。生後まもなく朝鮮にわたり戦後引き揚げ。早稲田大学文学部ロシア文学科中退。66年「さらばモスクワ愚連隊」で第6回小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞、76年『青春の門』筑豊篇ほかで第10回吉川英治文学賞を受賞。また英文版『TARIKI』が2001年度「BOOK OF THE YEAR」(スピリチュアル部門)に選ばれた。02年に第50回菊池寛賞、10年に第61回NHK放送文化賞、長編小説『親鸞』で第64回毎日出版文化賞特別賞を受賞。現在、泉鏡花文学賞、吉川英治文学賞、その他の選考委員をつとめる。独自の批評、評論活動でも知られ、第一エッセイ集『風に吹かれて』は総計460万部のロングセラーとなっている。代表作に『戒厳令の夜』『朱鷺の墓』『大河の一滴』『生きるヒント』『養生の実技』など多数。
【商品情報】
著 者: 五木 寛之(いつき ひろゆき)
定 価: 本体1300円+税
ページ数: 240ページ
判 型: 四六判上製
初版発行: 2015/3
[表: http://prtimes.jp/data/corp/7006/table/1384_1.jpg ]
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