「京都物流センター」を稼働開始しました(ニュースレター)
PR TIMES / 2020年8月3日 18時45分
■延床面積を4倍に拡大し、保管・作業能力を増強
大和ハウスグループの大和物流株式会社(本社:大阪市西区、社長:木下 健治)は、2020年8月1日、京都市南区上鳥羽において物流施設「京都物流センター」を稼働開始しましたので、お知らせします。
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1.開発の背景
近年、関西圏では、新名神高速道路をはじめとした高速道路網の整備により広域アクセスが容易になったことで、内陸部における大型物流施設の立地が見られます。当社は、2002年10月、「京都物流センター」(以下「本センター」)を開発し、主に建材や電気機器のメーカーさま向けに保管・輸配送サービスを提供してまいりましたが、京滋エリアの事業基盤をさらに強化するため、本センターの土地の所有者である阪急電鉄株式会社(業務代行者:阪急阪神不動産株式会社)と協議のうえ、2019年10月から、同社が施主として本センターの建て替え工事を開始しました。
そしてこのたび、延床面積を従前の約4倍に拡大して在庫保管能力や荷役作業能力を増強した本センターを竣工し、本格稼働を開始しました。
2.本センターの特長
(1)関西広域への配送に優れた立地
本センターは、名神高速道路「京都南インターチェンジ」から約1.4km、第二京阪道路「上鳥羽インターチェンジ」から約600mに位置し、京都府内をはじめ関西圏広域へのアクセスに優れた立地です。分散された物流拠点の集約など、今後の物流需要の増加を見込み、建て替え工事で建物を高層化し、延床面積を従前の約4倍の14,482.53平方メートル (約4,380.97坪)に拡張しました。
(2)物流リソースの連携による安定的な施設運営
本センターは、近畿日本鉄道京都線「上鳥羽口駅」から約400m と、雇用確保の面においても良好な職住近接の環境が整っています。また、本センターから約10km南に位置する当社が運営する物流施設「久御山物流センター」(京都府久世郡久御山町)と効率的に車両や人員を連携することで、安定的な施設運営を可能にします。
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(3)効率的な入出荷業務を実現する施設仕様
本センターは、10mの庇を活用した広い荷捌きスペースを整備することで、天候に左右されることなく、入出荷業務を行うことができます。また、庇に設置されている荷重2.8tの天井クレーンにより、建材や産業機器などの重量物の取扱いにも対応し、4層の倉庫内には、貨物用エレベーターと垂直搬送機が各2基ずつ導入されているため、効率的に貨物を搬送することが可能です。
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(4)環境配慮型物流センター
本センターは全館にLED照明を導入し、省エネを実現する環境配慮型の物流センターとして運営します。
3.今後の運用
本センターは、交通面での利便性と施設仕様を活かし、関西エリアに拠点を置くメーカーさまや流通業者さま向けに、効率的な保管・輸配送拠点として運営します。
なお、本センターは、阪急電鉄株式会社が土地・建物を所有し、当社が一括借上の上、運営します。
4. 施設概要
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[表2: https://prtimes.jp/data/corp/2296/table/1394_2.jpg ]
●大和物流について
当社は1959 年に大和ハウス工業株式会社の物流子会社として設立し、今年で創立61 年を迎えます。建築・建材物流をコア事業とした総合物流事業のほか、お客さまのニーズに合わせた物流施設開発を全国で進め、現在、自社で管理・運営する物流施設は、92ヵ所・総延床面積約27万坪(2020年6月末時点)に上ります。また、日本国内のみならず、グローバルへの展開も積極的に進めています。
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