五輪金メダリスト、村田諒太も注目!~S・バンダム級頂上決戦 西岡VSドネア~ 世紀の一戦をWOWOWで生中継

PR TIMES / 2012年10月10日 14時34分



序盤のドネアには要注意 勝負は中盤か

 日本のアマチュア・ボクサーとして東京大会の桜井孝雄氏以来、実に48年ぶりにオリンピックで金メダルを獲得した村田諒太(東洋大学職員)は、アマ、プロの壁を越えたボクシング・マニアとしての一面も持っている。
先生から茶髪を注意され「何かやりたいことはないのか」と聞かれ、「ボクシング」と答えてから13年。奈良の不良少年は競技者として、そしてマニアとして一途にボクシングと向かい合ってきた。海外のトップボクサーたちの試合を毎週1回、定期的に放送しているWOWOW「エキサイトマッチ」は、14歳のときから欠かさず見ているほどだ。寮生活だった時期には、録画したものを親から送ってもらって見たというから筋金入りだ。
「一番好きなボクサーはフェリックス・トリニダード(プエルトリコ=元世界3階級制覇王者)。モーリス・ブロッカーからタイトルを取った試合も見ましたよ。レイ・ロバト戦やフェルナンド・バルガス戦なんかもすごかったじゃないですか。最近ではミゲール・コット(プエルトリコ=元世界3階級制覇王者)も好きです。左ジャブを軸にして崩していくところなど参考になりますね」
 選手の構えをジェスチャー入りで説明するなど、話しているうちにどんどんテンションは上がっていく。5年や10年のファン歴ではついて行くことができないはずだ。「僕はマニアですからね。自信ありますよ」と白い歯を見せて笑う。
 9月16日には、アマとプロの違いはあるものの同じミドル級の頂上決戦、フリオ・セサール・チャベス・ジュニア(メキシコ)対セルヒオ・マルチネス(アルゼンチン)のゲスト解説を務めた。「中学のときから見ている番組ですからね。その番組に自分が出ているというシチュエーションを考えたら少し緊張しました」と白い歯を見せる。
 アマチュアの最高峰にいる者として、プロのトップであるマルチネスの存在は気になって当然だろう。
「いやぁ、自分が戦うとしたらどうするかと考えて見るんですが、勝てるイメージが湧かないんですよ(笑)。アマの3ラウンドならイメージが湧くけれど。相打ち覚悟で行くしかないでしょうね」
 オリンピック直後の8月下旬には国体の近畿ブロック予選に出場したが、それを最後に「しばらくは休みたい」と休養宣言して現在に至る。相変わらずメディアへの露出は多いが、アマチュア・ボクシングの振興と普及のためには自分が広告塔になることも辞さない構えだ。「僕を知ってもらうことで少しでもアマチュア・ボクシングに関心を抱いていただければ嬉しいですね」と村田は自らの役割を口にする。自分が携わる競技を究めるため、スポーツ科学やスポーツ心理学にも強い興味を抱いている。アメリカかイギリスへの留学も視野にあるという。
 そんな村田に、今後の注目カードを尋ねると間髪入れずに「やっぱり西岡さんとドネアの試合でしょう」という答が返ってきた。10月13日(日本時間14日)、米国カリフォルニア州カーソンのホームデポ・センターで行われるスーパー・バンタム級頂上決戦、西岡利晃(帝拳)対ノニト・ドネア(フィリピン)。
「西岡さんは36歳にして成長しているんだからすごいですよ。しかも強い相手を選んで戦っている。僕の考えや思いと一致するところが多いんですよ。だから皆が応援するんじゃないですかね。でも、ドネアも大好きなんですよ。コア・トレーニングの映像を見て参考にしたこともあるし。あの身体能力はすごいですよ」
 はたして、金メダリストの予想は?
「西岡さんの左もすごいけれど、ドネアの左もすごい。勝負は4ラウンド以降、中盤かな。ドネアが倒れるところも見たくないし、でも西岡さんに勝ってほしいし……まいったなぁ。ふたりとも軽量級とは思えないスピードと迫力を持っているので、スリリングな試合になるでしょうね。どちらかに決めろと言われるなら、西岡さんの6ラウンドか7ラウンドのTKO勝ちを推します」

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