「米国で急進するマイクログリッドと日本の針路」と題して、クリーンエネルギー研究所 代表 阪口 幸雄氏によるライブセミナーを2021年8月11日(水)に開催!!
PR TIMES / 2021年7月9日 17時15分
新社会システム総合研究所(東京都港区 代表取締役 小田中久敏 以下SSK)は、2021年8月11日(水)に下記セミナーを開催します。
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[テーマ]
【米国エネルギー革命2050シリーズ第12回】
米国で急進するマイクログリッドと日本の針路
~「コマーシャルマイクログリッド」と「広域マイクログリッド」~
[セミナー詳細]
https://www.ssk21.co.jp/S0000103.php?gpage=21327
[講 師]
クリーンエネルギー研究所 代表 阪口 幸雄 氏
[日 時]
2021年8月11日(水) 午前9時30分~午後0時
[開催主旨]
米国では1月20日にバイデン政権が誕生し、新政権の目玉政策
であるクリーンエネルギーへの転換が始まった。これに伴い、
2035年までの発電セクターにおける脱炭素化と、2050年の
パリ協定遵守に向かって全セクターでの化石燃料使用の停止が
本格化する。
バイデン政権のプランに関わらず、米国の電力業界は、集中型
システムから分散型・双方向型のシステムへとシフトしつつ
あるが、インフラの老朽化、大規模自然災害の頻発、再生可能
エネルギー発電の増加等が原因で、停電が起きやすくなっている。
同時に、新しい技術、再生可能エネルギー統合にかかる価格の
低下、規制の変化によって、エネルギー(電力)を作り、送り、
配り、貯め、管理・共有し、使う選択肢と自由度が増えてきている。
これらの変革の最中にある米国の電力業界において、
「エネルギーの地産地消」、「ビジネス中断リスクの低減」、
「地域レジリエンシー強化」、「分散電源統合」、
「社会インフラ再構築」に関わるソリューションの一つが
「マイクログリッド」である。停電が起きた場合に電力グリッド
から「分離」でき、サバイブできる機能が、マイクログリッドと
他の分散型ソリューションの大きな違いであり原動力となっている。
そのほか、エネルギーコストの安定、温室効果ガス排出量の削減、
電力会社(配電事業者)から見て切り離しが容易といった
メリットも大きい。
マイクログリッドと言っても、「単一需要家向けのコマーシャル
マイクログリッド」と「広域自律型マイクログリッド」に
分かれるが、本セミナーでは、両方の特徴を詳しくみていく。
また、マイクログリッドコントロールシステムの進化、標準規格
の制定、HIL(Hardware-In-the-Loop)を用いたテスト手法の進化、
法規改正機運(カリフォルニア州のSB1339)、相変わらず多い
自然災害と停電、等が後押しとなり、今後10年で両者が車輪の
両輪のように進むと考えられる。また、技術革新や増える災害が
後押ししているだけではなく、経済性の向上が大きな要因になっている。
近年日本でも「広域マイクログリッド」が話題になることが多いが、
先行する米国での例を参考に、どこにビジネスチャンスがあるのか、
「第三者所有モデル」や「電力会社所有モデル」は成り立つのか
等を多方面から解析し、日本はどう取り組むべきかを考える。
1.「マイクログリッド」とは何か
(1)様々な定義
(2)頻発する自然災害がマイクログリッド化を推進
(3)州政府や電力会社の関与が大事
(4)法制の課題と整備
(カリフォルニア州のSB1339で「Over-the-wall規制」の改革)
(5)第三者やCCA(Community Choice Aggregation)や
電力会社所有モデル
(6)化石燃料ベースと再エネベース
2.「コマーシャルマイクログリッド」
(1)件数では圧倒的に多い
(2)経済性とレジリエンシーが大事
(3)デベロッパー3社で70%以上を占める
3.「広域マイクログリッド」
(1)フィーダー線をまたがり複数需要家をカバー
(2)送電線リスクが高い遠隔地へのNon-Wired-Alternativeを実現
(3)集合住宅でのレジリエンシーと経済性を実現
(4)大規模な都市再開発の一環
(5)スマートシティ実現への第一歩
4.マイクログリッドコントローラ
(1)三階層のコントローラの詳細と役割
(2)ディスパッチとトランジション
(3)進化・複雑化するコントローラの機能
5.マイクログリッド向けインバーター
(1)グリッドフォーミングインバータ
(2)グリッドフォローイングインバータ
(3)複数インバーターのドループ制御
6.マイクログリッドの標準化規格
(1)コントローラの規格 (2)コントローラの検査規格
(3)DCマイクログリッド規格 (4)米軍のマイクログリッド規格
7.マイクログリッドの検査に用いられるHILテスト
(1)HIL(Hardware in the Loop)テストとは何か
(2)コントローラのテスト(C-HIL) (3)電力系のテスト(P-HIL)
(4)実例
8.マイクログリッドの具体例
(1)広域マイクログリッド
: ブロンズビル(イリノイ州)・レッドウッド空港(カリフォルニア州)
(2)コマーシャルマイクログリッド
: ビール工場(ハワイ)・シングルマザー向けシェルター(ハワイ)
9.マイクログリッドの経済性
10.日本のビジネスチャンスを考える
11.質疑応答
※プログラムは最新状況に応じて変更する場合があります
【第11回】 7月28日開催
バイデン政権が目指すクリーンエネルギーへの大転換
https://www.ssk21.co.jp/S0000103.php?gpage=21326
[画像: https://prtimes.jp/i/32407/1396/resize/d32407-1396-bfbd5b29ed47fdc2ec1b-0.png ]
【お問い合わせ先】
新社会システム総合研究所
東京都港区西新橋2-6-2 ザイマックス西新橋ビル4F
Email: info@ssk21.co.jp
TEL: 03-5532-8850
FAX: 03-5532-8851
URL: https://www.ssk21.co.jp
【新社会システム総合研究所(SSK)について】
新社会システム総合研究所(SSK)は、1996年12月6日に設立、
創業以来20年以上 法人向けビジネスセミナーを年間約500回企画開催する
情報提供サービスを主な事業としております。
SSKセミナーは、多様化するビジネス環境下で、ハイレベルな経営戦略情報、マーケティング情報、
テクノロジー情報等をスピーディーに提供し、事業機会の創出に貢献することを目的としております。
また、セミナー事業を軸に多様なビジネスを展開しており、
セミナー企画運営代行サービス・講師派遣、BtoB広告・受託調査・市場調査レポート販売・セミナーDVD販売等
お客様の事業の成功・拡大に必要な情報、サービスを提供しております。
SSKは常に最先端の情報を発信し、お客様の戦略パートナーであり続けます。
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