BIGMAMAと緑黄色社会が京都で激突!注目アーティストによる2マンイベント、「LIVE HOLIC vol.25」開催!
PR TIMES / 2019年10月16日 21時5分
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音楽専門チャンネル「スペースシャワーTV」と、KDDIとぴあが提供するエンタテインメント・サービス「uP!!!」が主催するライブイベント「uP!!!SPECIAL LIVE HOLIC supported by SPACE SHOWER TV」。初顔合わせとなる先輩バンドと後輩バンドの2組が火花を散らすこの対バンイベントは、2014年7月の札幌を皮切りに、福岡、名古屋、岡山、東京、大阪、仙台、香川、新潟、広島、福島、金沢、静岡、横浜などでこれまで開催されてきた。
今回の【LIVE HOLIC vol.25】は、初となる京都MUSEで、BIGMAMAと緑黄色社会が初顔合わせのツーマンを披露。
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1組目に登場したのは緑黄色社会。1曲目「またね」がギターボーカルの長屋晴子の歌い出しから始まる。透き通った声に荒々しい演奏が合わさっていく。まさにライブハウスで聴いているという臨場感がある。続く「Alice」などはハンドマイクひとつで歌うが、そうする事で動きも増え、より長屋の存在感を感じる事が出来た。ギター小林壱誓とベース穴見真吾のソロも映える。最初の荒々しいフレッシュさから、手拍子も起きるリズミカルな楽曲まで幅広い。
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長屋は、自身のバンドを「“VS”というような性格のメンバーがいなくて穏便でアットホーム」と評する。すると穴見が自らを「バチバチ担当」と名乗ったり、しっかり自分たちのノリでイベントについて話すのも面白かった。ライブが開催されたこの日は月曜日だったが、“祝日だから今日は日曜日”という事にして歌われた「にちようび」。穏便アットホームながら、リズミカルで、その上この曲のようなアップテンポなビートで突き抜けていく力強さを感じる。
長屋はBIGMAMAを中学生の頃から聴いていて、彼らを目当てにフェスにも言っていた事を明かした。そして、後輩という気持ちだけでは駄目で、先輩後輩という関係じゃなくなるくらい、自分たちが大きくならなければという事を話したが、いや、もう、この宣言は全く穏便アットホームじゃないし、むちゃくちゃバチバチ感でしか無かった。新曲「Alright!!」を初披露し会場のボルテージを上げたあと、ラスト2曲「あのころ見た光」、「始まりの歌」で完全にフロアを巻き込み、出番を終えた。
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続いて、BIGMAMA。1曲目「SPECIALS」から観客たちが歌い出す。緑黄色社会のライブで盛り上がった後とは言え、1曲目から歌い出すのは流石に凄い。続く「ダイヤモンドリング」もそうだが、柿沼広也のギターがとにかく一瞬で惹きつける魅力がある。ロックとクラシックを融合させた楽曲がBIGMAMAのひとつの醍醐味だが、「Swan Song」では東出真緒のヴァイオリンが鳴り響く。まさに真骨頂のサウンド。最初からフルスロットルで飛ばし、観客の心を鷲掴みにしている。
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「mummy mummy」では、ボーカルの金井政人がハンドマイクで歌うが、より自由度を増し、伸び伸びとステージを動き回る。観客の帽子を取って、自分で被ったり、メンバーに被せていったりと心の底から楽しんでいるのがわかる。「No.9」では、緑黄色社会の長屋を呼び込み、一緒に歌う。「第九」をモチーフにした楽曲だが、お馴染みの「ラーラーラーラーラー」の箇所での観客との一体感は、これまた凄まじかった。テンションが上がった東出が長屋にハイタッチを求めに行く姿も何だかグッときた。
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最初からずっと盛り上がっていたイベントだが、終盤になるにつれてフロアが少しづつ熱狂でグチャグチャになってきた。「荒狂曲"シンセカイ"」では、よりフロアが盛り上がり、肩車された観客も目立ち始め、一気にステージに向かって押し寄せてくる。2階席から観ていたが、もう、その様は圧巻だった。ラストナンバーは、まさかの新曲「誰が為のレクイエム」。新曲でも、しっかりと盛り上げていく。当たり前の様にアンコールの拍手や歓声が鳴り止まなかったが、本編のみで終了。最後までアンコールを粘っていた観客たちも、実に満足そうに帰っていった。
このライブの模様は、11月15日(金)夜22時からスペースシャワーTVにて放送されるので、是非とも映像でも観て頂きたい。
(取材・文=鈴木淳史/撮影=渡邉一生、今村優波)
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