「チャンスがあればKOを狙う」V2戦を前に山中が公開スパーリング・・・WBC世界バンタム級タイトルマッチ「山中慎介vsトマス・ロハス」を11月3日(土・祝)、WOWOWにて生中継(無料放送)

PR TIMES / 2012年10月30日 9時21分



 「東北復興支援チャリティーイベント」として11月3日(土・祝)、宮城県仙台市のゼビオアリーナで行われるバンタム級とフライ級のダブル世界タイトルマッチ。大一番を5日後に控えた29日、バンタム級タイトル2度目の防衛戦に臨む山中慎介(30=帝拳)と、2階級制覇を狙う挑戦者トマス・ロハス(32=メキシコ)が都内の帝拳ジムでそれぞれマスコミに練習を公開した。好調が伝えられる山中は「チャンスがあれば」と前置きしたうえで、「左の破壊力が増したので、中盤ぐらいで倒したい」とKO宣言ともとれるコメントを発した。
なお、フライ級タイトルマッチに出場する五十嵐俊幸(帝拳)と、挑戦者のネストール・ナルバエス(亜)は明日30日、公開練習に臨む。

 世界チャンピオンになって約1年。この間、結婚に続き10月上旬には第一子も誕生、自身も区切りの30歳を迎えるなど山中は大きな変化が続いている。いまはそれら一つひとつが戦いに向けた大きなモチベーションにもなっている。コンディション調整も順調で、「減量は計量までの4日間で軽く調整する程度」(山中)という。
 挑戦者のロハスとは左同士の戦いになるが、
「(ロハスは)アッパー系やフック系のパンチを思い切り打ってくるタイプ。やりづらいイメージはあるが、自分のボクシングをすれば負ける相手ではない」と揺るがぬ自信を口にした。
 午後1時から行われた公開練習ではジムの後輩と2ラウンドのスパーリングを披露。同じサウスポーの相手を右ジャブでコントロールしながら、機を見て軽く左を上下に打ち分けるなどタイミングや感触を確認するに留めた。それでも左のボディストレートがクリーンヒットする場面もあった。パートナーを務めたフェザー級の佐々木洵樹は「山中さんの左は顔面、ボディのどちらにパンチが飛んでくるのか軌道が読めないんです」とお手上げといった様子だった。
 山中が練習を切り上げた直後の3時、入れ替わりにロハスがジムに到着した。30人を超す報道陣の数に機嫌を良くしたのか表情は終始緩みがちだった。練習はシャドーボクシング、ミット打ちなど軽めの内容だったが、こちらも自信満々といった様子だった。過去2度の来日時はS・フライ級の世界戦だったが、河野公平(ワタナベ)、名城信男(六島)に判定勝ちを収めている。そのことも自信の裏付けになっているのだろう。
「コンディションは100パーセント。難しい試合になることは覚悟しているが、必ず勝って2階級制覇を成し遂げる。山中のことは映像を見て研究してきた。左のパンチが強く、ディフェンスも良く足をつかって動く選手だが、こちらはカウンターを合わせていくつもり」と作戦の一端まで披露した。
 山中の一撃必倒の左が炸裂するのか、それとも熟練ロハスの変則ブローが番狂わせを起こすのか。注目の大一番まで5日に迫った。

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