2024年「今年の一皿(R)」は「うなぎ」 2024年「今年の一皿(R)」記者発表会 事後レポート
PR TIMES / 2024年12月3日 18時45分
■「今年の一皿(R)」公式サイト http://gri.gnavi.co.jp/dishoftheyear/
株式会社ぐるなび(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:杉原章郎 以下、ぐるなび)は、今年の日本の世相を反映し象徴する食を発表する2024年「今年の一⽫(R)」記者発表会を開催しました。 2024年「今年の一皿(R)」として、完全養殖の実用化に向けた研究開発の進歩をはじめとし、希少資源を後世に遺すための動きが活発化した「うなぎ」を発表しました。
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▲フォトセッションの様子。左から滝、田中氏、高城氏、松井氏、野老氏
発表会では、うなぎ愛好家として、うなぎ屋さんの応援を行うサイト「うなぎ大好きドットコム」の代表を務める高城 久氏に登壇いただき、株式会社ぐるなび 取締役会長・創業者 「今年の一皿」実行委員会委員長 滝久雄より、記念品を贈呈しました。高城氏は、「全国のうなぎに携わるみなさん、うなぎを愛するみなさんを代表して受け取りました。誠にありがとうございます。」とご挨拶されました。
また、記念品の「野老勾玉三巴紋瑠璃七段階皿 有田焼2024(ところまがたま みつどもえもん るり ななだんかいざら ありたやきにせんにじゅうよん)」は、本年も美術・建築・デザインの境界領域で活躍されている野老朝雄(ところ・あさお)氏がデザイン。作品に込めた想いを野老氏は、「うなぎは日本的な食材・料理。日本における重要な紋図の要素として和柄である三巴紋や勾玉というモチーフを刻みました。偉大な料理文化に携わることができて幸せに思います。」とお話されました。
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▲記念品を受け取る高城氏
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▲記念品について説明する野老氏
◆「うなぎ」の今年ならではの広がりや今後の展望についてトークセッションを実施
トークセッションには、 高城 久氏、近畿大学 水産研究所 特任教授 田中 秀樹氏、株式会社うなぎ家 代表取締役社長 松井 智子氏に登壇いただき、「うなぎ」についてそれぞれお話をいただきました。「うなぎ」について、今年ならではの特徴や広がり、今後の展望を、それぞれお話をいただきました。
高城氏は、「縄文時代からうなぎは食べられており、日本人にとって馴染み深い伝統的な食べ物。そんなうなぎが田中さん・松井さんの尽力もあり、新たなフェーズに進むことができた。」と語りました。
また、田中氏は、「うなぎの完全養殖を実現するために長い年月がかかった。うなぎの食文化を絶やさないための努力を後世のためにも続けていきたい。」と説明しました。
松井氏は、「うなぎ職人の高齢化や人材不足が問題になっており、主婦層をターゲットにした育成プログラムを実施している。うなぎの食文化を守るためにも尽力したい。」と話しました。
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▲左から、高城氏、田中氏、松井氏
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◆「今年の一皿(R)」とは
優れた日本の食文化を、人々の記憶にとどめ、より豊かな食の未来の進化、発展につなげるために、その年の世相を反映し象徴する食を「今年の一皿」として毎年発表しています。ぐるなびは「食でつなぐ。人を満たす。」という存在意義(PURPOSE)のもと、「今年の一⽫」の発表を通して、日本の優れた食文化を国内外へ発信するとともに、そのさらなる発展へ貢献できることを願っています。
◆2024年「今年の一皿(R)」開催概要
主催:株式会社ぐるなび「今年の一皿(R)」実行委員会
後援:農林水産省、文化庁、観光庁、日本政府観光局(JNTO)
◆「今年の一皿(R)」ロゴについて
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