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コーヒー2050年問題への対応に向けモカ豆の生産国エチオピアとの取り組みについて記者説明会を開催 コーヒーマシンから抽出後のコーヒー豆かすを再利用した脱臭ポットを11月よりファミリーマート店内に設置

PR TIMES / 2024年10月11日 14時30分

 株式会社ファミリーマート(本社:東京都港区、代表取締役社長:細見研介)は、継続して取り組んでいる5つのキーワードの1つである「食の安全・安心、地球にもやさしい」の一環として、2024年10月10日(木)に「FAMIMA CAFE」のコーヒー生産国エチオピアとの取り組みと、支援活動に関する説明会を実施いたしました。
 また、「FAMIMA CAFE」のコーヒーマシンからコーヒー抽出後に出るコーヒー豆かすを脱臭ポットに入れ、脱臭剤として再利用し、沖縄県を除く全国のファミリーマート約15,900店のトイレや事務所内に設置する取り組みを、11月18日(月)から実施いたします。



[画像1: https://prtimes.jp/i/46210/1474/resize/d46210-1474-e10ff713434a36ff8538-1.jpg ]

■『SCAJ2024(※1)』で駐日エチオピア大使と記者説明会を開催
 スペシャルティコーヒーイベント『SCAJ2024』出展の一環として、10月10日(木)エチオピア大使館よりダバ・デベレ・フンデ大使閣下を招き、記者説明会を開催いたしました。本説明会ではダバ大使閣下とファミリーマート商品本部長補佐の木下紀之が登壇し、10月22日(火)にリニューアル発売する「モカブレンド」の紹介のほか、当社とエチオピアとの取り組みや、エチオピアへの支援活動、コーヒー2050年問題などについて語りました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/46210/1474/resize/d46210-1474-f63bed1bb67bc8dcfa81-1.jpg ]

ダバ大使閣下は2050年問題について、「エチオピアではアビー・アハメド・アリ首相の主導により、相当数の植樹を行った。このような政府の取り組みは、生産量減少の対処に役立つと思っている。2050年には気候変動により世界のアラビカ種のコーヒー栽培適地が半減すると言われているが、エチオピアは栽培面積が増加している。
 しかし、有機性を維持するため、化学肥料等を使用していないことから、コーヒーの生産量は栽培面積の割に向上していない」と述べ、「コーヒー生産者を奨励するために適正な価格が必要だ」と訴えました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/46210/1474/resize/d46210-1474-ec9cc28bc4a14b859292-0.jpg ]

 また、ファミリーマートのエチオピアとの取り組みについて木下は、「当社社員が昨年エチオピアを訪問した際、学校のトイレが少なく、トイレに行くために家に帰ったり、学校に行きたくない学生もいるという現状を聞いたことから、『本当に求められているものを』という思いからトイレの設置に着手した」と述べ、「直近では学校へのトイレの設置のほか、教科書などの寄付の準備をしている。引き続き現地と対話しながら生産国支援を続けていく。」と述べました。
 
■コーヒーでつながるエチオピアとファミリーマート
 ファミマカフェで提供しているモカブレンドは、エチオピア イルガチェフェ産の豆を60%配合しています。生産国であるエチオピアでの持続可能なコーヒー豆生産を実現すべく、2024年4月初旬~6月初旬には伊藤忠商事株式会社とともに、エチオピアのこどもたちの教育環境改善のため「モカブレンド」「アイスモカブレンド」の購入1杯につき1円の寄付を実施いたしました。寄付金はトイレの設置、教科書などの贈呈に使用いたします。 
また、2024年9月には、自然関連財務情報開示タスクフォース(以下、TNFD:Taskforce on Nature-related Financial Disclosures)の開示提言に基づき、エチオピア産のコーヒー豆の栽培状況についてレポートにまとめました。なお、TNFD提言に基づいた情報開示は大手コンビニでは初の取り組みとなります。
https://www.family.co.jp/sustainability/topics/2024/s20240904.html

■コーヒーかすを活用した脱臭ポットを店内に設置!
[画像4: https://prtimes.jp/i/46210/1474/resize/d46210-1474-91cd1867bd3d7d230a77-3.jpg ]

 ファミリーマートの各店舗から出るコーヒー抽出後の豆かすは、年間計約4,180トンです。そのコーヒーの豆かすを脱臭ポットに充填し、脱臭剤として1個につき約360グラム、2日おきに交換した場合、年間約1,038トンを再利用いたします。コーヒーの豆かすにはミクロン単位の穴が無数に開いており、周囲の臭いを吸収しやすく、アンモニアガスや硫化水素ガスに対する効力が認められています。※2。
 今回設置するこの度の脱臭ポットは、当社のブルーグリーンプロジェクト※3の一環として製造し、今後も環境に配慮した取り組みを進めてまいります。


※1:SCAJ2024とは
一般社団法人 日本スペシャルティコーヒー協会(Specialty Coffee Association of Japan)が主催する、中南米、アフリカ、東南アジアなどの生産国・地域をはじめ、世界中の業界関係者とコーヒー関連のあらゆる商品が一堂に会するアジア屈指のスペシャルティコーヒーイベントです。

※2:一般財団法人カケンテストセンターでの試験結果による効力
検査報告書番号(TH-23-038494)

※3:ブルーグリーンプロジェクトとは
「地球環境に良いこと、役に立つことを少しずつでも出来ることから実行していこう。」をテーマに、環境に配慮された素材を使用した商品の開発や石油由来のプラスチックの削減に取り組むプロジェクトです。環境配慮素材を使用したカトラリーのほか、植物性由来の原材料を使用した商品を定期的に展開しております。


 ファミリーマートは、「あなたと、コンビに、ファミリーマート」のもと、地域に寄り添い、お客さま一人ひとりと家族のようにつながりながら、便利の先にある、なくてはならない場所を目指してまいります。

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