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TOPPANホールディングスとTOPPAN Next、政府系IDソリューション企業の市民ID事業部門を買収

PR TIMES / 2024年10月25日 11時45分

グローバル市場でのセキュリティID事業における早期事業拡大を目指し、AssaAbloy社傘下のHID CID部門の買収について合意

TOPPANホールディングス株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長CEO:麿 秀晴)と、グループ会社であるTOPPAN Next Pte. Ltd.(本社:シンガポール、CEO:Yeo Chee Tong)はこのたびスウェーデンのセキュリティソリューション企業大手であるAssaAbloy社と、同社の政府系IDソリューション事業を推進するHID CID(Citizen ID:市民ID)部門(以下、HID CID)の売買契約を締結しました。



TOPPANグループは本買収により、HID CIDが持つグローバル市場での強固な販売基盤や顧客基盤、およびソリューション企画開発力と、TOPPANグループが長年グローバル市場向けに展開してきたセキュリティ事業の技術力を融合。各国政府と直接接点を持ったコンサル力を強化し、セキュリティ商品開発力からデジタルID製品の提供までの幅広いソリューションと、両社の製造開発拠点を機能的かつ効率的に組み合わせ、グローバル市場の社会課題解決に寄与する総合的なIDソリューション事業体制の構築を目指します。


■背景
IDは、市民が本人である事を証明し、社会的なサービスを受けるための基盤となりますが、IDの整備においては各国の市場背景により様々な要因が絡んでおり、IDを軸とした社会サービスへのアクセスを含む「IDが利用される背景」を理解した上でのソリューション提供が求められています。さらに昨今ではデジタル化が加速しており、利便性の観点からも市場課題に即したデジタルソリューション提供も必要となっています。
TOPPANグループは1900年の創業以来、祖業であるセキュリティ印刷事業に始まる長年にわたるセキュア事業の実績により、現在では世界40カ国以上の政府系IDの実績を有しています。
一方、政府系IDソリューションを推進するHID CIDは20年以上に渡り、世界50か国以上に革新的な技術を提供し、垂直統合プラットフォームを通じて差別化を図ってきました。
本買収によりTOPPANグループは、グローバル市場における政府系IDソリューション企業としてより強固な体制を構築し、IDソリューション事業のポートフォリオを拡大します。


■今後の展開
TOPPANグループは、HID CIDの特に南米とアフリカにおける営業チャネルを活用し、TOPPANグループのセキュリティソリューションをグローバルに展開することにより、グローバルセキュア事業の拡大を推進します。


■ 「Erhoeht-X(R)(エルへートクロス)」について
[画像: https://prtimes.jp/i/33034/1537/resize/d33034-1537-c50f018414dfde07d689-0.jpg ]

「Erhoeht-X(R)(エルヘートクロス)」とは、TOPPANグループが全社をあげて、社会や企業のデジタル革新を支援するとともに、グループ全体のデジタル変革を推進するコンセプトです。
「エルヘート」は、TOPPANグループ創業の原点である当時の最先端印刷技術「エルヘート凸版法」から名付け、語源であるドイツ語の「Erhohen(エルホーヘン)」には「高める」という意味があります。
今まで培った印刷テクノロジーの更なる進化とともに、先進のデジタルテクノロジーと高度なオペレーションノウハウを掛け合わせ、データ活用を機軸としたハイブリッドなDX事業を展開し、社会の持続可能な未来に向けて貢献していきます。


* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。

以  上

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