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おかぴファーマシー、疾患特化型オンライン薬局「とどくすり for Special Care」の提供を開始

PR TIMES / 2024年11月27日 13時15分

専門薬剤師などによる相談受付やプライバシーに配慮した処方せん薬発送により、希少疾患をはじめとした専門的な疾患に特化した対応を実現第一弾はHIV感染症でサービスを開始

 TOPPANホールディングスのグループ会社である、おかぴファーマシーシステム株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:倉重 達一郎、以下 おかぴファーマシー)は、直営薬局「とどくすり薬局」(所在地:東京都台東区)にて、2024年11月27日より特定の疾患に特化し、薬の配送や相談などを行うオンライン薬局「とどくすり for Special Care」(以下、本サービス)の提供を開始します。第一弾の対応疾患としてHIV感染症に特化したサービスを開始します。
 本サービスでは、希少疾患をはじめとした専門的な疾患を抱える患者を対象として、おかぴファーマシーの提供する処方せん薬宅配サービス「とどくすり」によるプライバシーに配慮した服薬指導・処方せん薬発送や、専門疾患に特化した各種支援を提供します。また、専門疾患において必要な福祉手続きや医療機関との連携などの相談に対応します。
本サービスは、今後「とどくすり」提携薬局などへも拡大して提供していきます。おかぴファーマシーは、専門疾患の患者にとって、疾患に関わる様々な不安の解消を支援する環境の構築を目指します。



[画像: https://prtimes.jp/i/33034/1554/resize/d33034-1554-93924a503ab5ce4de8f8-0.jpg ]

■ 開発の背景
 希少疾患をはじめとした専門的な疾患の患者は、発病時の情報不足による不安や専門医療機関が都市部に偏在していることによる通院負担、周囲の理解不足や偏見による社会的孤立、治療以外に必要な医療福祉サービスや公共手続きに関する相談など、治療の開始・継続から日常生活の維持・継続に至るまで様々な課題に直面しています。おかぴファーマシーは、2020年より処方せん薬宅配サービス「とどくすり」を提供していますが、オンライン薬局の特性上、慢性疾患に加え、身体的・精神的負荷の大きい神経性疾患や呼吸器系疾患、皮膚疾患、感染症などの専門的な疾患を抱えた患者も多く利用しており、こうした患者への専門的な服薬指導・処方せん薬宅配にとどまらないサービス提供へのニーズが顕在化していました。
 これらの背景のもと、この度、おかぴファーマシーは、直営薬局「とどくすり薬局」にて、特定の疾患に特化し、薬の配送や相談などを行うオンライン薬局「とどくすり for Special Care」の提供を開始します。
 今回提供を開始する第一弾は、HIV感染症に特化するサービスとしました。HIV感染症は、感染者が社会的孤立を感じることにより、適切な医療やサポートを受けることが難しくなってしまう状況が生じやすく、さらに都市部と地方との間で支援の格差も認められるため、治療も含めた患者支援の観点で非常に課題の多い疾患です。おかぴファーマシーでは、HIV感染症の患者支援団体からもそうした実態を把握しており、本サービスの提供を通じて、HIV感染症をはじめとした専門的な疾患の患者の調剤・服薬支援のみならず、疾患に関わる不安の解消を支援する環境の構築を目指します。

■ 疾患特化型オンライン薬局「とどくすり for Special Care」の特長
・専門薬剤師などの監修による服薬指導・管理
 専門的な疾患については、関連する情報も多くなく、患者には、服薬に関しても自身の疾患に理解のある薬剤師からの服薬指導や相談を受けたいというニーズがあります。本サービスでは、患者の疾患に合わせた専門薬剤師からの教育を薬局内で継続的に実施し、薬局としての機能強化を図りながら患者への服薬指導・服薬管理を行います。専門薬剤師は、病棟や地域包括ケアシステムの医療チームの中で医師や看護師などとも連携し、専門領域の薬物療法のスペシャリストとしての知識や技能をもって患者の治療をサポートすることができる薬剤師資格です。HIV感染症に特化する第一弾ではHIV専門薬剤師の支援を得て提供します。

・個別事情に配慮した配送に対応
 外見だけでは分からない希少疾患においては、疾患に対する偏見や周囲の無理解があり、近所や職場には隠したい・服薬していることを知られたくない、中でもHIV感染症に関しては同居する家族にも知られたくないという患者が多い傾向にあります。本サービスでは、発送元を匿名化する対応や、服薬する患者以外の方がどのような薬か分からないように配慮するなど患者の個別事情に配慮した配送形態に対応します。また、厳格な温度管理が必要な輸送にも対応します。

・医療費助成制度など、指定薬局の手続きに関する相談受付
 希少疾患をはじめ長期療養を必要とする疾患は、その内容に応じて行政による医療費助成制度などの申請手続きや症状に応じた追加の福祉サービスの検討などが必要であり、これらを相談できるオンライン窓口を開設します。また患者自身の主治医に直接確認する内容でないものの、薬やサプリメントなどの飲み合わせなどを確認したいというような声に対応できるよう、オンラインで気軽に聞くことができる相談窓口も開設し、患者における生活全般の不安の解消を支援できる環境を構築します。

・処方せん薬宅配サービス「とどくすり」によるプライバシーに配慮した対応
 薬局店舗での処方では、他の患者もいる環境下での服薬指導が行われるため、周囲に知られたくない疾患を抱える患者にとっては、自身の疾患名や服薬の内容について他の人に聞かれてしまう、知っている人がいるのではないかというプライバシーに関する不安があります。「とどくすり」は、オンラインサービスのため、患者自身で服薬指導の場所選択が可能で、誰にも見られない環境下で患者のプライバシーに配慮した服薬指導を実現します。

HIV感染症特化サービス サイトURL:https://todokusuri.com/specialcare/hiv

■ 今後の目標
 おかぴファーマシーは、今後、直営薬局「とどくすり薬局」を皮切りとして、「とどくすり」提携薬局を中心に本サービスを拡大していきます。今後も、患者に寄り添い、患者の視点から薬局ができることを追求し、薬局としての価値向上へ向けた新たな取り組みを推進していきます。


* 「とどくすり」はおかぴファーマシーシステム株式会社の登録商標です。 
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。


以  上

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