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新直木賞作家・一穂ミチさん大推薦でついに文庫化! 石田千『あめりかむら』(新潮文庫)が本日7月29日、発売開始!

PR TIMES / 2024年7月29日 12時45分

「夢中で読み、これは自分の人生に必要な一冊だ、と感じた」
新直木賞作家・一穂ミチさんが激賞する石田千『あめりかむら』。2011年に芥川賞候補となった表題作を含む5編の小説集が新潮文庫より刊行されました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/47877/1569/resize/d47877-1569-bc1d490a31601458e2d3-1.jpg ]

誰もが身に覚えのある感情を巧みなストーリーテリングによって描き出した『ツミデミック』(光文社刊)で直木賞を受賞された一穂ミチさん。
いま最も注目の作家である一穂さんが「読み返すたびに泣いてしまう」と激賞する『あめりかむら』(石田千・著)が、10年以上の時を経て、本日新潮文庫より刊行されました。

「あめりかむら」と本書で表記される「アメリカ村」とは、知る人ぞ知る大阪市中央区西心斎橋付近、御津公園を中心としたエリアの通称で、多くの古着屋や衣料店、レコード店などが並ぶ若者の文化が発信される街です。
この街が巧みに効いてくる表題作「あめりかむら」では、病を抱えた主人公・道子が、再発の不安を振り切るように関西への旅に出ます。大阪の街で体の異変に襲われ、死が目の前にちらついたとき、彼女はある青年のことを強く思い出すのです。
いやらしいほどに「勝ち組」の人生を歩み、誰からも煙たがられた男。親友などでは断じてなく、わかり合えないとすら思って袂を分かった彼はしかし、自ら命を絶ってしまっていた――。

完全ではない体と心を抱えながら生きていく美しさ、曰く言いがたい繊細な感情を柔らかな言葉で掬い上げて小説に昇華させる高い筆力に心が揺さぶられることでしょう。
新潮文庫『あめりかむら』では、表題作を含む5編の短編に、一穂さんによる熱のこもった解説も新たに収録。

いま読むにふさわしい一冊になりました。


【著者紹介】
石田千(いしだ・せん)
1968(昭和43)年福島県生れ。2001(平成13)年「大踏切書店のこと」で古本小説大賞を受賞。2011年発表の「あめりかむら」が芥川賞候補、同「きなりの雲」が芥川賞候補、野間文芸新人賞候補、2015年発表の「家へ」が芥川賞候補、野間文芸新人賞候補となる。著書に『月と菓子パン』『あめりかむら』『箸もてば』『窓辺のこと』他多数。

[画像2: https://prtimes.jp/i/47877/1569/resize/d47877-1569-725adf472105eb99b378-0.jpg ]

【書籍データ】
【タイトル】あめりかむら
【著者名】石田千
【発売日】7月29日
【造本】新潮文庫
【定価】605円(税込)
【ISBN】978-4-10-131852-3
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/book/131852/

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