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2023年CWA(英国推理作家協会)ゴールド・ダガー(最優秀長篇賞)受賞!歴史の暗部を抉る米南部ゴシック・ミステリーの怪作『サヴァナの王国』が、7月29日に発売。

PR TIMES / 2024年7月29日 11時0分

株式会社新潮社は、2023年CWA(英国推理作家協会)ゴールド・ダガー(最優秀長篇賞)に輝いた、ジョージ・ドーズ・グリーンの長篇小説『サヴァナの王国』(新潮文庫)を7月29日に刊行いたします。超寡作の曲者作家による待望の第4作、歴史の大きな闇に挑んだ本書は、本年度海外ミステリー最大の話題作と言えるでしょう。



[画像: https://prtimes.jp/i/47877/1573/resize/d47877-1573-5145dee563b9a4a19b3c-0.jpg ]

1994年に長篇ミステリー『ケイヴマン』でデビューしたジョージ・ドーズ・グリーンは、翌年、同作でMWA(アメリカ探偵作家クラブ)最優秀新人賞を受賞。映画化もされ、続く第2作『陪審員』も、デミ・ムーア主演で映画化されて話題をさらいました。その後、2009年に『The Ravens』を発表するも、本作『サヴァナの王国』を発表した2022年までの28年刊でたった4作しか書いていない、超寡作作家ということになります。それだけに、米南部を舞台にしたこのゴシック・ミステリーは、歴史の暗部に挑んだ、濃密でスケールの大きな野心作となりました。

【書籍内容】
ジョージア州サヴァナの春の夜、常連客の集まるバーを出たホームレスの青年が殺害され、考古学者である連れの黒人女性が拉致された。青年の遺体が発見されたのは全焼した空き家で、所有者の土地開発業者グスマンが殺人と保険金目当ての放火の罪で逮捕。グスマンは、探偵事務所も営みサヴァナ社交界を牛耳る老婦人モルガナに真相解明を依頼することになる。彼女は次男のランサムと孫娘にあたるバーのアルバイト女性ジャクに調査を命じるが、やがて明らかになっていったのは、思いもよらない「歴史の大きな闇」だった――。

【著者紹介】
ジョージ・ドーズ・グリーン
1954年、米アイダホ州生まれ、ジョージア州育ち。’94年に長篇『ケイヴマン』でデビュー、同書が翌年MWA最優秀処女長篇賞を受賞し、2001年に映画化。1995年、第二長篇『陪審員』もまた、翌’96年に映画化。2009年に第三作Ravensを発表。1997年、ニューヨークを拠点に非営利ストーリーテリング組織「モス(Moth)」を創設。2022年発表の『サヴァナの王国』で、’23年CWAゴールド・ダガーを受賞。

棚橋志行(たなはし・しこう)
三重県出身。東京外国語大学英米語学科卒業。スワンソン『時計仕掛けの恋人』、マラディ『デンマークに死す』、ステック『燎原の死線』、ケイシー『深海世界 海底1万メートルの帝国』など、訳書多数。

【書籍データ】
【タイトル】 サヴァナの王国
【著者名】 ジョージ・ドーズ・グリーン/棚橋志行訳
【発売日】 2024年7月29日
【定価】 1,210円(税込)
【造本】 新潮文庫
【ISBN】 978-4-10-240621-2
【URL】 https://www.shinchosha.co.jp/book/240621/

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